coda21 2005年1月観たい度映画@映画の森てんこ森
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この「幸の観たい度映画」ページでは、現時点で日本では公開前の映画を
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※不正確な情報があればご容赦ください。
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2005年1月度

ラブソング・フォー・ボビー・ロング (原題) (2004)
A LOVE SONG FOR BOBBY LONG

上映時間 119分
製作国 アメリカ
公開情報 調査中
米国初公開年月 2004/12/29 (NY, LA)
日本初公開年月 調査中
ジャンル ドラマ

アナコンダ2 (2004)
ANACONDAS: THE HUNT FOR THE BLOOD ORCHID

上映時間 97分
製作国 アメリカ
公開情報 ソニーピクチャーズ
初公開年月 2005/03/ 予定
ジャンル アドヴェンチャー/ホラー/スリラー

リチャード・ニクソン暗殺を企てた男 (2004)
THE ASSASSINATION OF RICHARD NIXON

上映時間 95分
製作国 アメリカ/メキシコ
公開情報 ワイズポリシー/アートポート
初公開年月 2005/夏 予定
ジャンル ドラマ

ウォレスとグルミット/大いなる野菜畑の陰謀 (2005)
THE WALLACE & GROMIT MOVIE: CURSE OF THE WERERABBIT

上映時間 調査中
製作国 イギリス
公開情報 アスミック・エース
初公開年月 2005/ 予定
ジャンル アニメ/アドヴェンチャー/コメディ

ディアー・ウエンディー (仮題) (2005)
DEAR WENDY

上映時間 101分
製作国 デンマーク
公開情報 ワイズポリシー
初公開年月 2005/春 予定
ジャンル ドラマ

キング・コング (2005)
KING KONG

上映時間 調査中
製作国 ニュージーランド/アメリカ
公開情報 UIP
初公開年月 2005/12/
ジャンル アドベンチャー/ファンタジー/アクション/ドラマ

フェーンチャン ぼくの恋人 (2003)
FAN CHAN / MY GIRL

上映時間 111分
製作国 タイ
公開情報 ワイズポリシー
初公開年月 2005/03/ 予定
ジャンル ドラマ/ロマンス/コメディ/ファミリー

ベルリン、僕らの革命 (2004)
DIE FETTEN JAHRE SIND VORBEI
THE EDUKATORS

上映時間 127分
製作国 ドイツ/オーストリア
公開情報 コムストック + キネティック
初公開年月 2005/03/ 予定
ジャンル コメディ/犯罪/ドラマ/ロマンス

ヴェラ・ドレイク (2004)
VERA DRAKE

上映時間 125分
製作国 イギリス/フランス/ニュージーランド
公開情報 東京テアトル
初公開年月 2005/ 予定
ジャンル ドラマ

ビーイング・ジュリア (原題) (2004)
BEING JULIA

上映時間 105分
製作国 カナダ/アメリカ/ハンガリー/イギリス
公開情報 SPEの可能性
初公開年月 調査中
ジャンル ドラマ/コメディ

サイドウェイ (2004)
SIDEWAYS

上映時間 123分
製作国 アメリカ/ハンガリー
公開情報 調査中
初公開年月 調査中
ジャンル アドベンチャー/コメディ/ドラマ

ザ・インタープリター (2005)
THE INTERPRETER

上映時間 調査中
製作国 イギリス
公開情報 UIP
初公開年月 2005/ 予定
ジャンル ドラマ/スリラー

ミート・ザ・フォッカーズ (原題) (2004)
MEET THE FOCKERS

上映時間 114分
製作国 アメリカ
公開情報 アスミック・エース
初公開年月 2005/
ジャンル コメディ

ホテル・ルワンダ (原題) (2004)
HOTEL RWANDA

上映時間 110分
製作国 カナダ/イギリス/イタリア/南アフリカ
公開情報 調査中
初公開年月 調査中
ジャンル ドラマ/戦争

失われた龍の系譜〜トレース・オブ・ア・ドラゴン (2003)
TRACES OF A DRAGON: JACKIE CHAN & HIS LOST FAMILY

上映時間 96分
製作国 香港
公開情報 マクザム
初公開年月 2005/03/ 予定
ジャンル ドキュメンタリー

ミリオン・ダラー・ベイビー (原題) (2004)
MILLION DOLLAR BABY

上映時間 調査中
製作国 アメリカ
公開情報 調査中
初公開年月 調査中
ジャンル ドラマ/ロマンス

宇宙戦争 (2005)
WAR OF THE WORLDS

上映時間 調査中
製作国 アメリカ
公開情報 UIP
初公開年月 2005/夏
ジャンル SF/ドラマ/スリラー

ライフ・アクアティック (2004)
THE LIFE AQUATIC WITH STEVE ZISSOU

上映時間 調査中
製作国 アメリカ
公開情報 ブエナビスタ
初公開年月 2005上半期
ジャンル コメディ/アドヴェンチャー/ファンタジー

マスク2 (2005)
SON OF THE MASK

上映時間 調査中
製作国 アメリカ
公開情報 ギャガ=ヒューマックス
初公開年月 2005/04/16 予定
ジャンル コメディ/アドヴェンチャー/アクション

ミーン・ガールズ (2004)
MEAN GIRLS

上映時間 1:37
製作国 アメリカ
公開情報 UIP
初公開年月 2005/03/ 予定
ジャンル コメディ

香港国際警察/NEW POLICE STORY (2004)
NEW POLICE STORY
新警察故事

上映時間 2:04
製作国 香港
公開情報 東宝東和
初公開年月 2005/03/05
ジャンル アクション/ドラマ

サスペクト・ゼロ (2004)
SUSPECT ZERO

上映時間 99分
製作国 アメリカ
公開情報 SPE
初公開年月 2005/02/11
ジャンル スリラー/犯罪/ホラー/ドラマ

ミスター・アンド・ミセス・スミス (原題) (2005)
MR. AND MRS. SMITH

上映時間 調査中
製作国 アメリカ
公開情報 調査中
初公開年月 調査中
ジャンル アクション/アドヴェンチャー/スリラー/ロマンス

ダブリン上等! (2003)
INTERMISSION

上映時間 102分
製作国 アイルランド/イギリス
公開情報 アット エンタテインメント
初公開年月 2005/02/ 予定
ジャンル 犯罪/ドラマ/コメディ

ホステージ (2005)
HOSTAGE

上映時間 調査中
製作国 アメリカ
公開情報 調査中
米国初公開年月 2005/01/21 予定
日本初公開年月 調査中
ジャンル アクション/犯罪/ドラマ/スリラー

奥さまは魔女 (2005)
BEWITCHED

上映時間 調査中
製作国 アメリカ
公開情報 調査中
初公開年月 調査中
ジャンル コメディ/ファンタジー
2005年1月度の解説とポスター
2005年1月30日(日)
ラブソング・フォー・ボビー・ロング (原題) (2004) A LOVE SONG FOR BOBBY LONG
ラブソング・フォー・ボビー・ロング (原題)
ラブソング・フォー・ボビー・ロング (原題)
(2004) A LOVE SONG FOR BOBBY LONG

ポスターはhttp://www.up4u.net/mov/より引
 日本公開情報は現時点では未定の映画『 ラブソング・フォー・ボビー・ロング (原題) (2004) A LOVE SONG FOR BOBBY LONG 』は、日本公開が未定なのでこれまで取り上げていなかったのだが、ヒロインを演じたスカーレット・ヨハンソンが第62回ゴールデン・グローブ賞 [ドラマ部門] で主演女優賞は惜しくも逃したがノミネートされたので興味を持って調べておいた。映画『 ラブソング・フォー・ボビー・ロング (原題) 』は米国南部を舞台に、汗と陽射しとラブソングを実感できそうな2時間近いドラマ。ロナルド・エヴェレット・キャプス著の小説「 Off Magazine Street (邦題不明:日本では未出版らしい)」の映画化だ。最近注目されてきたスカーレット・ヨハンソン(『 ロスト・イン・トランスレーション (2003) LOST IN TRANSLATION 』『 真珠の耳飾りの少女 (2003) GIRL WITH A PEARL EARRING 』『 グッド・ガール (2002) THE GOOD GIRL 』『 イン・グッド・カンパニー (原題) (2004) SYNERGY / IN GOOD COMPANY 』等)扮する高校生のドロップアウトが、自分を捨てた母親の死でニュー・オーリンズに戻ってきた。すると母の家には、教授からドロップアウトして酒に溺れている中年男ボビー・ロング(ジョン・トラヴォルタ:『 閉ざされた森 (2003) BASIC 』『 パニッシャー (2004) THE PUNISHER 』『 炎のメモリアル (2004) LADDER 49 』等)とその助手で彼の小説を書こうとしている若者(ガブリエル・マクト)が住んでいて、奇妙な三人生活が始まる…。映画『 ラブソング・フォー・ボビー・ロング (原題) 』はトラヴォルタの影を薄くしてしまうほど、スカーレット・ヨハンソンの存在感と若手女優としての躍進・台頭ぶりが絶賛されている作品だ。余談だが、このポスターを見て、あれ?K1のジェローム・レバンナ Jerome LeBanner かな?なんて思ったよ。・・・もっと詳しく
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2005年1月31日(月)
アナコンダ2 (2004) ANACONDAS: THE HUNT FOR THE BLOOD ORCHID
アナコンダ
アナコンダ2 (2004)
ANACONDAS: THE HUNT FOR THE BLOOD
 日本公開予定は2005年3月、SPE配給の映画『 アナコンダ2 (2004) ANACONDAS: THE HUNT FOR THE BLOOD ORCHID 』を紹介する。映画『 アナコンダ2 』は生物パニック映画『 アナコンダ (1997) ANACONDA 』の第2弾。前作はジェニファー・ロペス(『 Shall we Dance? シャル・ウィ・ダンス? (2004) SHALL WE DANCE? 』『 ジーリ (2003) GIGLI 』『 イナフ (2002) ENOUGH 』等)やアイス・キューブ(『 トルク (2004) TORQUE 』等)やジョン・ヴォイト(『 クライシス・オブ・アメリカ (2004) THE MANCHURIAN CANDIDATE 』『 ナショナル・トレジャー (2004) NATIONAL TREASURE 』『 穴/HOLES (2003) HOLES 』等)主演のアナコンダ(大蛇)映画だった。今回の『 アナコンダ2 』は出演者たちはちょっとマイナーだけど、巨大なアナコンダの迫力と気持ち悪さは相変わらず。ハンター達が逆にアナコンダ達にハントされて餌食になっちゃうのだから。長寿をもたらすという謎の花「 Blood Orchid (血の蘭)」を求めて熱帯雨林に入っていった主人公達を待ち受けるのが、その花のパワーで異常に大きくすばしっこく賢く育ってしまったアナコンダ達というわけ。ヘビの怖い方は卒倒してしまいそう・・・もっと詳しく
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2005年1月29日(土)
リチャード・ニクソン暗殺を企てた男 (2004) THE ASSASSINATION OF RICHARD NIXON
リチャード・ニクソン暗殺を企てた男 (仮題)
リチャード・ニクソン暗殺を企てた男 (2004)
THE ASSASSINATION OF RICHARD NIXON

 日本公開予定は2005年夏、ワイズポリシーとアートポート配給の映画『 リチャード・ニクソン暗殺を企てた男 (2004) THE ASSASSINATION OF RICHARD NIXON 』、米国の第37代大統領リチャード・ニクソンを暗殺しようとした実在の男の狂気の物語である。だから米国キャッチコピーは‘The mad story of a true man.’ プロデューサーには『 アビエイター (2004) THE AVIATOR 』で第62回ゴールデングローブ賞の主演男優賞を獲得との速報があったレオ様ことレオナルド・ディカプリオが名を連ねているゾ。そして‘リチャード・ニクソン暗殺を企てた男’役には哀愁漂わすショーン・ペン(『 ミスティック・リバー (2003) MYSTIC RIVER 』等)がしがないセールスマンになって適役、その妻には『 21グラム (2003) 21 GRAMS 』でショーン・ペンと共演したナオミ・ワッツが扮している。この映画『 リチャード・ニクソン暗殺を企てた男 』はかなり見てみたかったり・・・もっと詳しく
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2005年1月28日(金)
ウォレスとグルミット/大いなる野菜畑の陰謀 (2005) THE WALLACE & GROMIT MOVIE: CURSE OF THE WERERABBIT
ウォレスとグルミット/大いなる野菜畑の陰謀
ウォレスとグルミット/大いなる野菜畑の陰謀 (2005)
THE WALLACE & GROMIT MOVIE: CURSE OF THE WERERABBIT

ポスターはhttp://www.aintitcool.com/より引用させて頂きました。
 日本公開予定は2005年、アスミック・エース配給の映画『 ウォレスとグルミット/大いなる野菜畑の陰謀 (2005) THE WALLACE & GROMIT MOVIE: CURSE OF THE WERERABBIT 』を紹介する。「ウォレスとグルミット WALLACE & GROMIT 」というのは短編のアニメーションで古くから有名なシリーズだが、この『 ウォレスとグルミット/大いなる野菜畑の陰謀 』はシリーズ初の長編映画である。制作費 $30,000,000 ($1=¥ 105 換算で 31 億 5 千万円)もの費用と、製作期間1年半という気の遠くなるほど長時間をかけて丹念に1コマ1コマ創っていった作品だ。アニメと言っても粘土細工(クレイ)の立体感のあるフィギャー達の諸々の表情は、製作者の愛情と手作りの味が滲み出て実に愛らしい。声優には、オスカーのノミネート女優ヘレナ・ボナム=カーター(『 眺めのいい部屋 (1986) A ROOM WITH A VIEW 』等)と、同ノミネート男優レイフ・ファインズ(『 メイド・イン・マンハッタン (2002) MAID IN MANHATTAN 』等)という豪華さも期待大。日本配給のアスミック・エースHPで『 ウォレスとグルミット/大いなる野菜畑の陰謀 』と決定しているが、別題で「ウォレスとグルミット/ウサギ男の呪い」という原題のも同じ作品である。・・・もっと詳しく
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2005年1月27日(木)
ディアー・ウエンディー (仮題) (2005) DEAR WENDY
ディアー・ウエンディー (仮題)
ディアー・ウエンディー (仮題) (2005) DEAR WENDY
ポスターは公式サイトより引用
 日本公開予定は2005年春、ワイズポリシー配給の映画『 ディアー・ウエンディー (仮題) (2005) DEAR WENDY 』の主役は、『 リトル・ダンサー (2000) BILLY ELLIOT 』のあの少年ジェイミー・ベルである。五年を経た今、少年ではなくなって青年になっている。ジェイミー・ベルのイメージは定着してしまったのか、この『 ディアー・ウエンディー (仮題) 』も貧しい炭鉱の町。目立たぬ薄幸の青年が、たまたま拳銃を拾ってから生活態度が一変し自信がつく。その拳銃につけた愛称が「ウエンディー」というのだ。平和主義者だった青年がどう変化していくか、結末は・・・。映画『 ディアー・ウエンディー (仮題) 』の主人公ディック(ジェイミー・ベル)は炭鉱町に住む 18 歳の青年だ。ジェイミー・ベルは『 リトル・ダンサー (2000) BILLY ELLIOT 』のまま成長したような、長めの顔で青白く、いかにも生活苦の出ている青年の役に徹している。父親(トレヴァー・クーパー)が亡くなり、寂しい上に完全に孤独な存在になったディック。町では地域社会のつまはじき者で、暗い毎日を過ごしている。そんなディックは、ある時、たまたま一丁の拳銃を入手してしまった。元来ディックは平和主義者であって・・・もっと詳しく
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2005年1月26日(水)
キング・コング (2005) KING KONG
キング・コング
キング・コング (2005) KING KONG
ポスターはhttp://www.impawards.com/
 日本公開予定は2005年12月、UIP配給の映画『 キング・コング (2005) KING KONG 』は、ピーター・ジャクソン監督が『 ロード・オブ・ザ・リング 』三部作の次に取り掛かった 2005 年の大注目映画。メリアン・C・クーパーとエドガー・ウォレス原案による 1933 年のクラシック映画『 キング・コング (1933) KING KONG 』のリメイクだ。ジェフ・ブリッジス Jeff Bridges やジェシカ・ラング Jessica Lange らが出演した 1976 年の『 キングコング (1976) KING KONG 』など、この 72 年の間に幾つかのリメイクや続編を生んだ名作『キング・コング』。美女と野獣の永遠の物語をジャクソン監督が最新の映像技術を使って蘇らせ、再び新たな伝説を作ろうとしている。美女アン役を『 21グラム (2003) 21 GRAMS 』でアカデミー主演女優賞ノミネートのナオミ・ワッツ、キング・コングを『 ロード・オブ・ザ・リング 』でゴラム役だったアンディ・サーキス、ヒーロー役のジャック・ドリスコルを『 戦場のピアニスト (2002) THE PIANIST 』でオスカー俳優となったエイドリアン・ブロディ、興行師のカール・デナム役をジャック・ブラック(『 シャーク・テイル (2004) SHARK TALE 』等)が務め、他『 リトル・ダンサー (2000) BILLY ELLIOT 』のジェイミー・ベルや『 戦場のピアニスト (2002) THE PIANIST 』等のドイツ人俳優トーマス・クレッチマンらが出演。・・・もっと詳しく
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2005年1月25日(火)
フェーンチャン ぼくの恋人 (2003) FAN CHAN / MY GIRL
フェーンチャン ぼくの恋人
フェーンチャン ぼくの恋人 (2003)
FAN CHAN / MY GIRL

 日本公開予定は2005年3月、ワイズポリシー配給の映画『 フェーンチャン ぼくの恋人 (2003) FAN CHAN / MY GIRL 』は、いくら調べてもスタッフが監督しか載っていない。それも、監督は6名もいる。プロデューサーや脚本や撮影や編集や音楽や音響や衣装や美術など、いない筈はないのだが。やはりタイの映画ということで、グローバルには情報源が限られているのだろう。日本一般公開は 2005 年の春休みだが、これに先立ち 2004/10/31 に第17回東京国際映画祭アジアの風部門で紹介されたようだ。映画『 フェーンチャン ぼくの恋人 』はタイでは 2003 年の大ヒットになったという。『 フェーンチャン ぼくの恋人 』を、タイの民族衣装が先ず頭に浮かんで調べていたら、ポスターやスチル写真を見て反省…。近代的映画なんだ。現代的で、今の日本や韓国や北京や上海と変わりがない。演じる男の子も女の子もスゴク可愛い。物語は、この仲のよい幼馴染が成人して、以来離れていた女性が結婚することになり、男性が幼い当時の苦い思い出に浸る。ノスタルジーに満ちた作品で、国を問わず、この郷愁、懐旧の情は誰でも肯けそうな普遍的な心情だろう。・・・もっと詳しく
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2005年1月24日(月)
ベルリン、僕らの革命 (2004) DIE FETTEN JAHRE SIND VORBEI (独題) / THE EDUKATORS (欧米題) 』
ベルリン、僕らの革命
ベルリン、僕らの革命 (2004)
DIE FETTEN JAHRE SIND VORBEI (独題) / THE EDUKATORS (欧米題)

 日本公開予定は2005年3月、コムストック + キネティック配給の映画『 ベルリン、僕らの革命 (2004) DIE FETTEN JAHRE SIND VORBEI (独題) / THE EDUKATORS (欧米題) 』は、邦題のちょっと政治的な堅いタイトルや欧米題( Educators でなくて Edukators と綴る)の直訳「教育者」から連想するイメージと違って、コメディ・犯罪・ドラマ・ロマンスにサスペンスの要素も入ったドイツ・オーストリア映画。ブレイク中のダニエル・ブリュールら三人の若者のヘンな活動・・・それは夜中に豪邸に押し入っては、盗みをするわけでなく、家具や高価な品々の位置を変えておかしなメッセージを残していくというもの。それが、ある晩、手違いが起こりさぁ大変。女友達との三角関係や意図しなかった誘拐。それは、サスペンス・コメディに見えながら、誘拐犯が悪いのか、搾取する圧制者が悪いのか、といった政治的側面をやはり持っていて、感銘する作品だと評されている。あらすじは・・・舞台はドイツのベルリン Berlin 。ヤン(ダニエル・ブリュール)は親友のペーター(スティペ・エルチェグ)をルームメイトに、ベルリンのアパートに住んでいる若者だ。二人は 1960 年代の反資本主義の革命家たちに憧れているちょっと時代遅れのヒッピーで、ワインを飲んだりマリファナを吸ったりして、来たるべき革命のことを論じる活動家・・・もっと詳しく
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2005年1月22日(土)
ヴェラ・ドレイク (2004) VERA DRAKE
ヴェラ・ドレイク
ヴェラ・ドレイク   (2004)
VERA DRAKE
 日本公開予定は2005年、東京テアトル配給の映画『 ヴェラ・ドレイク (2004) VERA DRAKE 』を大急ぎで書いてアップした。『 ヴェラ・ドレイク (2004) VERA DRAKE 』は内容が重いので筆が止まっていたのだが、ヒロインのヴェラ・ドレイクを演じたイメルダ・スタウントンが第62回ゴールデン・グローブ賞 [ドラマ部門] で主演女優賞は惜しくも逃したがノミネートされたのでアップすることにした。
 映画『 ヴェラ・ドレイク (2004) VERA DRAKE 』は、 1950 年代の英国で、下町の労働者階級の家庭の中年の主婦、妻であり母親であるヴェラ・ドレイク が、家族にも内緒で不幸な女性達に非合法な堕胎を施していたことからくる悲しいドラマ。様々な事情からすがるところがなくて救いを求める女性達に人工中絶をしてあげるのだが、それが公にされて告訴される。全く知らなかった夫は真相が暴露された後は妻の味方になるが、息子は事実を知って怒り狂う。弱者の為を思ってしてきたことが、社会の秩序と法律の壁に遮られて家庭崩壊にまで影響してしまう悲劇・・・もっと詳しく
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2005年1月21日(金)
ビーイング・ジュリア (原題) (2004) BEING JULIA
ビーイング・ジュリア (原題)
ビーイング・ジュリア (原題) (2004)
BEING JULIA
 映画『 ビーイング・ジュリア (原題) (2004) BEING JULIA 』は、日本公開が未定なのでこれまで取り上げていなかったのだが、ヒロインを演じたアネット・ベニング(『 ワイルド・レンジ 最後の銃撃 (2003) OPEN RANGE 』等)が第62回ゴールデン・グローブ賞 [ミュージカル・コメディ部門] で主演女優賞に輝いたので調べることにした。映画『 ビーイング・ジュリア (原題) (2004) BEING JULIA 』はサマセット・モーム著の小説「 Theatre (邦題:劇場)」(新潮社 [訳]竜口直太郎)の映画化である。
 アネット・ベニングが扮するのは、 1930 年代のロンドンの中年の舞台女優ジュリア。原題の「ビーイング・ジュリア BEING JULIA 」というのは「ジュリアであること」ということだろうか。ジュリアは夫がありながら、心身ともに中年期独特の退廃感にかられる。そして若い恋人を作って情事に走ったはいいが、その若いカレシは若い女優の卵ともいい仲に。さぁ、ジュリアはどんな風に事を処すのだろうか。そんなジュリアのいじらしい復讐作戦を面白おかしく、ペーソスを効かせて観せる大人のコメディ・・・もっと詳しく
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2005年1月20日(木)
サイドウェイ (2004) SIDEWAYS
サイドウェイ
サイドウェイ (2004)
SIDEWAYS
 現時点では日本公開予定は未定の映画『 サイドウェイ (2004) SIDEWAYS 』は、『 アバウト・シュミット (2002) ABOUT SCHMIDT 』のアレクサンダー・ペイン監督が放つ、ワイン試飲のバディ・ロード・ムーヴィー。既に 2004 年LA批評家協会賞とNY批評家協会賞などで数々の賞に輝く映画『 サイドウェイズ (原題) (2004) SIDEWAYS 』の評価は高く、 2005 年ゴールデン・グローブ賞でも監督賞、脚本賞、音楽賞、コメディ・ミュージカル部門の作品賞、男優賞、助演男優賞、助演女優賞にノミネートされている。( 2005/01/18 追記:作品賞と脚本賞を受賞した。おめでとうございます\(*^o^)/)
 中年危機にある主役の男二人を演じる俳優は、『 アメリカン・スプレンダー (2003) AMERICAN SPLENDOR 』のポール・ジアマッティと、本作で一気に俳優としてキャリア・アップしたトーマス・へイデン・チャーチ。
 離婚経験者で、作家志望の中学の国語教師マイルズ(ポール・ジアマッティ)と、結婚を控えた友人ジャック(トーマス・へイデン・チャーチ)は、アメリカ西海岸のワインの産地を旅をし、二人の女性(ヴァージニア・マドセン&サンドラ・オー)に出会うが・・・もっと詳しく
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2005年1月19日(水)
ザ・インタープリター (2005) THE INTERPRETER
ザ・インタープリター
ザ・インタープリター (2005)
THE INTERPRETER

画像はhttp://movies.yahoo.com/より引用・加工させて頂きました。
 日本公開は2005年3月予定のUIP映画『 ザ・インタープリター (2005) THE INTERPRETER 』は、映画史上初めて実物の国連本部内で撮影が許可されたサスペンス。『 コールド マウンテン (2003) COLD MOUNTAIN 』『 ステップフォード・ワイフ (2004) THE STEPFORD WIVES 』『 バース (2004) BIRTH 』等出演のニコール・キッドマン扮する通訳(=タイトルの‘インタープリター’)が重大な機密事項を聞いてしまい、殺されそうになって追われる身に。それを救おうと奔走するのがショーン・ペン(『 ミスティック・リバー (2003) MYSTIC RIVER 』『 21グラム (2003) 21 GRAMS 』等)のFBI 捜査官である。こういうオスカー女優・男優が主演で、更に、アカデミー監督賞に輝くシドニー・ポラックが『 ザ・インタープリター 』の監督・製作総指揮。製作陣にはティム・ビーヴァン、アンソニー・ミンゲラら錚々たる実力者たちが名を連ねている。『 ザ・インタープリター 』は、米国よりもイギリス、カナダの方が先に封切られる模様。映画『 ザ・インタープリター 』は国際連合(国連/ UN / the United Nations )本部内で実際に起こった殺人事件をヒントに映画化されたものだ。その事件は殺人事件か、自殺か、謎めいたままになっているという。 2003 年の 12 月 2 日、国連ビルの中で、頭部に銃弾を浴びて死んでいる警備担当者マイケル・ホルトンが発見された。それは見つかった場所が「国連」という限られた特殊な空間であったため、ニュースは世界中を駆け巡った。これは殺人であり、何か陰謀が絡んでいると。初めは殺人と考えられたが、自殺という線も浮かび、結論はまだ不透明なようである。・・・もっと詳しく
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2005年1月18日(火)
ミート・ザ・フォッカーズ (原題) (2004) MEET THE FOCKERS
ミート・ザ・フォッカーズ
ミート・ザ・フォッカーズ (原題) (2004)
MEET THE FOCKERS
 現時点では日本公開情報は2005年としか分からないアスミック・エース配給の映画『 ミート・ザ・フォッカーズ (原題) (2004) MEET THE FOCKERS 』は、4 年前ヒットしたコメディ『 ミート・ザ・ペアレンツ (2000) MEET THE PARENTS 』の続編。監督は前作と同じジェイ・ローチ。キャストには、ダスティン・ホフマン(『 ネバーランド (2004) FINDING NEVERLAND 』等)とバーブラ・ストライサンド(『 ファニー・ガール (1968) FUNNY GIRL 』等)が加わり、豪華さ UP だ!前作『 ミート・ザ・ペアレンツ 』で、恋人パム・バーンズ(テリー・ポロ)の元CIA諜報員の父親ジャック・バーンズ(ロバート・デ・ニーロ:『 シャーク・テイル (2004) SHARK TALE 』等)に気に入られようとスッタモンダした、ヘンテコな名前を持つ看護師の青年グレッグ・フォッカー(ベン・スティラー:『 ドッジボール (2004) DODGEBALL: A TRUE UNDERDOG STORY 』等)。今回、晴れて婚約中の二人とバーンズ夫妻は、グレッグの両親に会うため、ニューヨークから一路マイアミへ! ジャックの孫のスーパーベイビー、リトル・ジャックも連れて、ジャックが購入したマッチョな車に乗って行く。さて、グレッグの両親、フォッカー夫妻(ダスティン・ホフマン&バーブラ・ストライサンド)はどんな人? それぞれ可笑しげな役に豪華キャスト全員が頑張ってマス!あらすじは・・・前作『 ミート・ザ・ペアレンツ 』は・・・、今回『 ミート・ザ・フォッカーズ 』では、パムとグレッグは婚約中。ジャックが作り上げたバーンズファミリーの“信頼の輪(サークル) circle of trust ”へ、グレッグがやっとのことで仲間入りするようになっている。パムとグレッグは・・・もっと詳しく
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2005年1月17日(月)
ホテル・ルワンダ (原題) (2004) HOTEL RWANDA
ホテル・ルワンダ
ホテル・ルワンダ (原題) (2004)
HOTEL RWANDA
 日本公開情報は現時点では未定の映画『 ホテル・ルワンダ (原題) (2004) HOTEL RWANDA 』は、今から約 10 年前の 1994 年に起こったルワンダ大虐殺を背景に描く、テリー・ジョージ監督のドキュメント・ドラマ。アフリカの『 シンドラーのリスト (1993) SCHINDLER'S LIST 』のオスカー・シンドラー Oskar Schindler ようなヒーロー、ポール・ Rusesabagina を、『 16歳の合衆国 (2003) THE UNITED STATES OF LELAND 』『 オーシャンズ12 (2004) OCEAN'S TWELVE 』等のドン・チードルが演じる。優秀なホテルマンのポールは、およそ 80 万人が殺害されたという大虐殺から、勇敢にも 1268 人の同胞を 100 日間保護し、救った。各メディアから高い評価を受ける『 ホテル・ルワンダ (原題) (2004) HOTEL RWANDA 』は、 2005 年度のゴールデングローブ賞ドラマ部門で作品賞、歌曲賞、男優賞(ドン・チードル)にノミネートされている。あらすじは・・・今からおよそ 10 年前の 1994 年、4 月から 7 月にかけて、“千の丘の国”と呼ばれるアフリカの内陸国、ルワンダ共和国 the Republic of Rwanda で、 80 万人ものツチ族 Tutsis の人々がフツ族 Hutus の人々によって殺害された。 1994 年 4 月 6 日、キガリ空港 Kigali airport 上空で大統領の飛行機が撃ち落された。当時のルワンダ共和国大統領であるハビヤリマナ大統領 Juvenal Habyarimana の暗殺事件発生をきっかけに、大量虐殺は起こる。・・・もっと詳しく
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2005年1月16日(日)
失われた龍の系譜〜トレース・オブ・ア・ドラゴン (2003) TRACES OF A DRAGON: JACKIE CHAN & HIS LOST FAMILY 』
失われた龍の系譜〜トレース・オブ・ア・ドラゴン
失われた龍の系譜〜トレース・オブ・ア・ドラゴン(2003)
ポスターはhttp://www.mov6.com/より引用させて頂きました。
 日本公開は2005年3月予定のマクザムの映画『 失われた龍の系譜〜トレース・オブ・ア・ドラゴン (2003) TRACES OF A DRAGON: JACKIE CHAN & HIS LOST FAMILY 』は、ジャッキー・チェンの映画だ。ジェット・リー Jet Li の『 キス・オブ・ザ・ドラゴン (2001) KISS OF THE DRAGON 』のようなドラゴンという語から連想するカンフー映画なのではない。これは香港出身の大スター、ジャッキー・チェンの彼自身も知らなかった家庭の真相が明かされるドキュメンタリー映画なのだ。
 一人っ子だとずっと思ってきたジャッキー・チェンには、父母がそれぞれ前妻・前夫との間に出来た子供を中国に残してきていた。そして両親とも、ジャッキーの生まれる前は中国の歴史そのものという凄まじい劇的な過去を背負っている。ジャッキーの老いた母親が亡くなり、これまで秘密にしてきた事実を告げないまま死ぬわけにはいかないと、 87 歳の父親は遂に決心して息子ジャッキーに家庭の系譜を初めて語る。中国の戦争の記録画像も映るし、異父・異母兄弟姉妹たちの現在の姿もインタヴューで紹介される。・・・もっと詳しく
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2005年1月15日(土)
ミリオン・ダラー・ベイビー (原題) (2004) MILLION DOLLAR BABY
ミリオン・ダラー・ベイビー
ミリオン・ダラー・ベイビー (原題) (2004)
MILLION DOLLAR BABY
 日本公開情報は現時点では未定の映画『 ミリオン・ダラー・ベイビー (原題) (2004) MILLION DOLLAR BABY 』は、本年度最高の映画との呼び声も高い、クリント・イーストウッド監督(『 マディソン郡の橋 (1995) THE BRIDGES OF MADISON COUNTY 』『 スペース カウボーイ (2000) SPACE COWBOYS 』『 ブラッド・ワーク (2002) BLOOD WORK 』『 ミスティック・リバー (2003) MYSTIC RIVER 』等)の最新作。現時点( 2004/12/20 )では、 2005 年度のゴールデングローブ賞でドラマ部門の作品賞、監督賞(クリント・イーストウッド)、作曲賞(クリント・イーストウッド)、助演男優賞(モーガン・フリーマン)、主演女優賞(ヒラリー・スワンク、『 ボーイズ・ドント・クライ (1999) BOYS DON'T CRY 』以来の最高の演技)にノミネートを受けている。俳優業はもちろん、監督や作曲家としても成功しているクリント・イーストウッドってホントに凄い人だなぁ。(政治家もしてたしね。) 尊敬!
 映画『 ミリオン・ダラー・ベイビー (原題) (2004) MILLION DOLLAR BABY 』は、年老いたボクシング・トレーナー(クリント・イーストウッド)の頑なな心を、明るく輝く若い女性ファイター(ヒラリー・スワンク)が溶かしていくという、よく在りがちなストーリーで始まるのだが・・・もっと詳しく
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2005年1月12日(水)
宇宙戦争 (2005) WAR OF THE WORLDS
宇宙戦争
宇宙戦争 (2005)
WAR OF THE WORLDS

 日本公開は2005年夏予定のUIP映画『 宇宙戦争 (2005) WAR OF THE WORLDS 』は、『 マイノリティ・リポート (2002) MINORITY REPORT 』でコラボしたティーヴン・スピルバーグ監督とトム・クルーズが再び手を組み、イギリスの小説家H・G・ウェルズ( Herbert George Wells : 1866-1946 )の古典SFである「宇宙戦争 ( WAR OF THE WORLDS ) 」をリメイクする超話題作。スピルバーグ監督は 1972 年のミュンヘン・オリンピックを描く映画『 VENGEANCE (2006) 』、クルーズは『 MISSION: IMPOSSIBLE III (2006) 』のプロジェクトをそれぞれ延期して、 2005 年 11 月から予算 1 億 2800 万ドル( 1 ドル= 105 円換算で約 134 億円)の大作映画『 宇宙戦争 』の撮影を始める。究極のSFアドヴェンチャー・スリラーとなる映画『 宇宙戦争 (2005) WAR OF THE WORLDS 』では、生き残るために戦う一つのアメリカ人家族の目を通して、人類の未来にある壮絶な戦いが描かれる。小説「宇宙戦争」は 1953 年にバイロン・ハスキン Byron Haskin 監督( 1899-1984 )による映画(アカデミー特殊効果賞受賞)や、TVシリーズ『 "WAR OF THE WORLDS" (1988-1990) 』で映像化されている。また、 1936 年 10 月 30 日にオーソン・ウェルズ Orson Welles ( 1915-1985 ) がハロウィン・スペシャルとして「宇宙戦争」をラジオで生放送し、火星人が地球に来襲するという内容を事実と思い込んだ聴衆がパニックを起こしたことも有名である。・・・もっと詳しく
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2005年1月11日(火)
ライフ・アクアティック (2004) THE LIFE AQUATIC WITH STEVE ZISSOU
ライフ・アクアティック
ライフ・アクアティック (2004)
THE LIFE AQUATIC WITH STEVE ZISSOU

 日本公開は2005年上半期予定のブエナビスタ映画『 ライフ・アクアティック (2004) THE LIFE AQUATIC WITH STEVE ZISSOU 』は、アメリカでは 2004 年のクリスマスに公開された。『 ザ・ロイヤル・テネンバウムズ (2001) THE ROYAL TENENBAUMS 』のウェス・アンダーソン監督による冒険コメディ。『 ライフ・アクアティック 』の原題の直訳は、“スティーヴ・ジィズーとの水中生活”となるかな。『 ロスト・イン・トランスレーション (2003) LOST IN TRANSLATION 』でオスカーにノミネートされたビル・マーレイがコミカル且つアンニュイに演じる主役のスティーヴ・ジィズーは、ドキュメンタリー映画を製作する有名な海洋学者。彼が次に撮影するドキュメンタリー映画の目的は“リベンジ revenge (復讐)”。前の撮影の時に目の前で親友を食べてしまった幻のサメ、ジャガー・シャークにリベンジするため、スティーヴは多国籍なクルーであるチーム・ジィズーと共に海洋遠征に出かけるが…。『 ザ・ロイヤル・テネンバウムズ (2001) THE ROYAL TENENBAUMS 』のメンバーであるオーウェン・ウィルソンやアンジェリカ・ヒューストンに加え、ケイト・ブランシェット、ウィレム・デフォー、ジェフ・ゴールドブラム、マイケル・ガンボンといったオール・スター・キャストや、『 ナイトメアー・ビフォア・クリスマス (1993) THE NIGHTMARE BEFORE CHRISTMAS 』の監督であるヘンリー・セリック Henry Selick がストップモーションアニメーションで表現する海の楽しい生物も見ものだ。・・・もっと詳しく
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2005年1月10日(月)成人の日
マスク2 (2005) SON OF THE MASK
マスク2
マスク2 (2005)
SON OF THE MASK

 日本では2005年4月16日公開予定のギャガ=ヒューマックス配給の映画『 マスク2 (2005) SON OF THE MASK 』は、ジム・キャリー(『 ブルース・オールマイティ (2003) BRUCE ALMIGHTY 』『 レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語 (2004) LEMONY SNICKET'S A SERIES OF UNFORTUNATE EVENTS 』等)、キャメロン・ディアス(『 チャーリーズ・エンジェル/フルスロットル (2003) CHARLIE'S ANGELS: FULL THROTTLE 』『 シュレック2 (2004) SHREK 2 』等)主演で大ヒットした『 マスク (1994) THE MASK 』の第2弾。十年も経って続編が作られるのも珍しい。今回の『 マスク2 』は、その二人は大スターになって膨大なギャラが必要で出てもらえず、ジェイミー・ケネディ主演で制作された。『 マスク2 』の英語の原題「 Son of the Mask 」は直訳「マスクの息子」、ワーキングタイトルは「 The Mask 2 」という。『 マスク2 』は「マスクの息子」というくらいで、今回は若い夫婦に生まれた息子が「マスク」の力を授かってフツーじゃない赤ん坊だというお話。飛んだり跳ねたり人間離れした動きを見せてビックリ。それに嫉妬した飼い犬が同様に「マスク」の力を与えられてベイビー対ワンちゃんのバトルが開始される。そこに、その不思議なパワーのマスクの持ち主ロキが、マスクを取り戻そうとやってきて大騒動・・・もっと詳しく
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2005年1月9日(日)
ミーン・ガールズ (2004) MEAN GIRLS
 ミーン・ガールズ
ミーン・ガールズ (2004)
MEAN GIRLS

 日本では2005年3月公開予定のUIP配給映画『 ミーン・ガールズ (2004) MEAN GIRLS 』は、『 フォーチュン・クッキー (2003) FREAKY FRIDAY 』のリンゼイ・ローハン主演の学園もの。ロザリンド・ワイズマンの「 Queen Bees and Wannabes (邦題不明 / 直訳:女王蜂たちとなりたがり屋さん達)」という本の映画化である。米国の高校に入るまでアフリカのジャングル育ちで学校の経験がないという突拍子もない背景のヒロインが、初めて経験するハイスクール生活。そこでは学校一の人気女子三人グループが幅を利かせている。その仲間に入ったり、マイナーな学友にアドバイスされたり、社会ルールを知ったり、好きな男の子ができて問題になったり、女王の座から引きずり落とそうとしたり、という陽気で楽しい映画だから、観る方も肩の力を抜いてオバカになって観ましょう。それに加えて、有名アーティスト達の曲がたくさん流れるから、音楽の面でも豪華だ。あらすじは・・・『 ミーン・ガールズ 』のヒロインは 15 歳のケイディ・ヘロン(リンゼイ・ローハン)。設定は 15 歳だけど、リンゼイ・ローハンは 1986 生まれだから、撮影は 17 歳の頃だろう。一年違いで『 フォーチュン・クッキー (2003) FREAKY FRIDAY 』の時より随分大人びたって感じ。綺麗にもなったし。さて、ケイディの父(ニール・フリン:『 逃亡者 (1993) THE FUGITIVE 』『 マグノリア (1999) MAGNOLIA 』)も母(アナ・ガステヤー)も動物学者なので、ケイディは生まれた時からアフリカのジャングルやブッシュ暮らしだ。学校は・・・もっと詳しく
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2005年1月8日(土)
香港国際警察/NEW POLICE STORY (2004)
新警察故事 (原題) / NEW POLICE STORY (英題)

香港国際警察/NEW POLICE STORY (2004)
新警察故事 (原題) /NEW POLICE STORY (英題)

 日本では2005年3月5日公開予定の東宝東和配給の映画『 香港国際警察/NEW POLICE STORY (2004) 新警察故事 (原題) / NEW POLICE STORY (英題) 』の中国語の原題は、「新警察故事」で、英語タイトル「NEW POLICE STORY」は正に直訳。邦題は漢字部分もちょっといじって、更に英語もひっつけて『 香港国際警察/NEW POLICE STORY 』という長いタイトルになった。ジャッキー・チェンが久方ぶりにシリアスな刑事を演じる映画である。アメリカ進出後は、ハリウッドでアクション・コメディを中心に活躍してきたが、この『 香港国際警察/NEW POLICE STORY 』はジャッキー・チェンの香港の作品であり、内容も渋い顔で苦悩する刑事に扮したハードアクションだ。逮捕の失敗で捜査班のチームメンバーが自分以外全員殺されて、そのトラウマを引きずっているウィン刑事(ジャッキー・チェン)。酒に溺れ、人生お先真っ暗という暮らしをしている時、新たなパートナーが出現。心を改めて、冷酷犯に復讐を誓う。あらすじは・・・先ず、ジャッキー・チェン扮するチャン・コックウィンが酔いつぶれて路上に寝ているシーンから始まる。過去に起こした失敗で部下を全滅させてしまったことが頭から離れず、自分を責め続けて、それ以来、酒びたりの毎日。成功して幸福だった昔を思い出しているウィン。そして舞台は一年前にさかのぼる・・・もっと詳しく
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2005年1月7日(金)
サスペクト・ゼロ (2004) SUSPECT ZERO
サスペクト・ゼロ
サスペクト・ゼロ (2004)
SUSPECT ZERO
 日本公開予定は2005年2月11日の映画『 サスペクト・ゼロ (2004) SUSPECT ZERO 』は、アーロン・エッカートがFBI捜査官に扮して連続殺人鬼を追うサスペンス。スリラー・ホラーの要素もある。普通の殺人事件と異なる特徴は、この犯人は犯行後に何の手掛かりも残さない点と、犯行のパターンがないという点だ。だから捕まらずにずっと殺人を重ねていける。だから「容疑者」が「ゼロ」、「容疑者」リストのナンバー「ゼロ」ということで、『 サスペクト・ゼロ SUSPECT ZERO 』というタイトルなのだろうか。それに、殺される人も、連続殺人犯なのだ。複雑なんだぁ…。ベン・キングズレーは謎の人物を演じて、犯人なのか犯人じゃないのか、迷わせる。‘透視’のサイキックパワーも持っていて、未来の犯行予告情報をアーロン・エッカートに送って教えたり。
 トム・クルーズも当初は『 サスペクト・ゼロ 』主演に興味を示したが、製作が実現するのに年月がたちすぎた為、『 サスペクト・ゼロ 』の製作総指揮として参画した。スタッフもエンターテインメント系作品のメンバーで充実している。・・・もっと詳しく
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2005年1月6日(木)
ミスター・アンド・ミセス・スミス (原題) (2005) MR. AND MRS. SMITH
ミスター・アンド・ミセス・スミス
ミスター・アンド・ミセス・スミス (原題)
(2005) MR. AND MRS. SMITH

ポスターはhttp://www.impawards.com/
より引用させて頂きました。

 今日の日本公開前の映画解説は、全米でも公開前(6月10日公開予定)の映画『 ミスター・アンド・ミセス・スミス (原題) (2005) MR. AND MRS. SMITH 』。映画『 ミスター・アンド・ミセス・スミス (原題) (2005) MR. AND MRS. SMITH 』は、ブラピ&アンジェリーナ・ジョリーという2大スター共演のセクシー・アクション・アドヴェンチャー!監督は『 ボーン・アイデンティティー (2002) THE BOURNE IDENTITY 』のダグ・リーマン。これは映画ファンなら誰だって観たい。タイトルのスミスと聞くと、マトリックス・三部作(『 マトリックス (1999) THE MATRIX 』『 マトリックス リローデッド (2003) THE MATRIX RELOADED 』『 マトリックス レボリューションズ (2003) THE MATRIX REVOLUTIONS 』)のスミスを連想してしまうほどヒューゴ・ウィーヴィング Hugo Weaving のエージェント・スミスが脳裏に焼きついてしまっているが、ここでは、ブラッド・ピット&アンジェリーナ・ジョリーが演じるのは、静かな郊外での家庭生活に退屈しきっているジョン&ジェイン・スミス夫妻。しかし、美男美女のスミス夫妻は只者じゃない。二人にはお互いに知らないことがあるのだ。それは二人がそれぞれ敵対する組織に属す伝説の暗殺者であること。別々に密かに世界を飛び回り、雇われて人を殺しているスミス夫妻の次なるターゲットはなんと自分の配偶者!ジョンとジェインは退屈から脱却し、激しく戦い合う…。アルフレッド・ヒッチコック Alfred Hitchcock 監督のロマンス・コメディ『 スミス夫妻 (1941) MR. AND MRS. SMITH 』と原題名が同じだが別作品だ。また、因みにイギリスには「ミスター・アンド・ミセス・スミス(MR. AND MRS. SMITH)」というホテルのガイドブックがある。・・・もっと詳しく
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2005年1月5日(水)
ダブリン上等! (2003) INTERMISSION
ダブリン上等!
ダブリン上等! (2003)
INTERMISSION

 日本公開予定は2005年2月、アット エンタテインメント配給の映画『 ダブリン上等! (2003) INTERMISSION 』は、タイトル通りに、アイルランドはダブリン出身のコリン・ファレル(『 アレキサンダー (2004) ALEXANDER 』等)始め、本物のダブリンっ子の俳優女優たち多くが繰り広げる騒動を描く。『 ダブリン上等! 』は特にストーリーがあるわけでなく、何人もの登場人物たちの起こす出来事がお互いに何らかの形で関連し合って展開していく形式だ。『 ダブリン上等! 』ではコリン・ファレルはノースリーブのよれよれシャツに両腕はタトゥーがいっぱいという街のチンピラを演じる。これまでに観たコリン・ファレル映画の中で、一番ワイルドで支離滅裂野郎って感じのコリン・ファレルだ。あらすじは・・・映画『 ダブリン上等! 』は、様々なキャラクターが登場し、ダブリンで騒々しい出来事が展開していく。ダブリンのチンピラ Lehiff (コリン・ファレル)は両腕にド派手なタトゥーして、いかにも悪ガキという感じ。アイルランドの言葉は名前でも変わっていて、発音が分からないものも多い。だから Lehiff もあえてそのまま英字にしておこう。 Lehiff はある日、カフェの初心(うぶ)なウェイトレス(ケリー・コンドン)に甘い言葉をささやいて言い寄ったかと思うと、彼女の顔を殴って、レジのお金をひったくって逃げた。 Lehiff はこういう街のヤクザ者なのだ。動機はなくて、ただ犯罪を平気でしているという男。 一方、スーパーマーケットで嫌々働くジョン(キリアン・マーフィ)は嫉妬深くて・・・もっと詳しく
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2005年1月4日(火)
ホステージ (2005) HOSTAGE
人質/ホステージ
ホステージ (2005)  HOSTAGE
画像はhttp://www.nostalgia.com/より
これはちょっと昔のブルース・ウィリスにタイトルを加工したものです
 全米公開予定は2005/01/21で、日本公開情報は現時点では未定のMiramax映画『 ホステージ (2005) HOSTAGE 』の主役はブルース・ウィリス。人質解放の過去の失敗から打ちひしがれて逃避していたLAPDの交渉人が、再び交渉人になる羽目に。単純かと思われた強盗事件からマフィアがからんでいることが分かり、そのトバッチリで妻と娘まで人質にとられた。愛する妻子を救出すべく、犯人と人質解放の交渉に戻る。交渉人になるのはケヴィン・スペイシー Kevin Spacey の『 交渉人 (1998) THE NEGOTIATOR 』と同じだけど、『 人質/ホステージ 』では、自分の家族が捕らえられているのだから必死になるのは必至。『 隣のヒットマンズ 全弾発射 (2004) THE WHOLE TEN YARDS 』等、まだまだ現役で頑張ってくれているブルース・ウィリスの今回の頭はどんなだろう? ボールドヘッド? 髪の毛あった方がいいのだけどなぁ。それとあのニヒル?な微笑みというか口元というか、ポスターは映画『 人質/ホステージ 』ではないが、やっぱあの目線とあの口元だろうか。どれも彼一流の演技の一環だと思うのだが、幸が勝手に思っている「ワンパターン演技」でなければいいのだけど・・・もっと詳しく
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2005年1月3日(月)
奥さまは魔女 (2005) BEWITCHED

奥さまは魔女
奥さまは魔女 (2005) BEWITCHED
 全米公開予定SPEからは2005/07/08で、日本公開情報は現時点では未定の映画『 奥さまは魔女 (2005) BEWITCHED 』を紹介する前に・・・明日は日曜日、ちょっとゆったり気分の土曜日の夕方 4 時。テレビっ子小学生だった私のゴールデンタイムが始まる。「奥さまの名前はサマンサ、そして・・・旦那さまの名前はダーリン。ごく普通のふたりはごく普通の恋をし、ごく普通の結婚をしました。でもただヒトツ違っていたのは奥さまは魔女だったのです。」のナレーションでスタート(日本語吹き替え版のみ)するアメリカの 60-70 年代の人気TVドラマ『 奥さまは魔女 (1964〜1972) BEWITCHED 』がこれから午後 11 時まで続くテレビ・ウォッチングの最初の番組。日本では、この懐かしい番組が米倉涼子さん&原田泰造さんで最近 2004 年にリメイクされたが、ハリウッドでも 2005 年に映画になって戻ってくるのだ!ストーリーは全くそのままのリメイクではない。ハリウッドでクラシックな人気TVドラマ『 奥さまは魔女 』が映画化されるという設定。サマンサを演じる女優イザベル・ビグロー役は、いまやハリウッドの大女優ニコール・キッドマン。ダーリン役のジャック・ワイアットには、私的にちょっと“?”だけど、サタデー・ナイト・ライブの元メンバーで、アメリカの超人気コメディアン、ウィル・フェレルが担当する。サマンサの母役がシャーリー・マクレーン、イザベルの父役がマイケル・ケインという豪華な顔合わせにも作品への期待が高まる。監督は、ロマコメに定評のある脚本家のノーラ・エフロン女史。・・・もっと詳しく
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文責:幸田幸
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