Jの悲劇
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Jの悲劇 (2004)
ENDURING LOVE
 映画『 Jの悲劇 (2004) ENDURING LOVE 』を紹介します。『 Jの悲劇 』とも『 Jの悲劇 』とも表示が見られる。

 映画『 Jの悲劇 ENDURING LOVE 』を以下に目次的に紹介する。
■映画『 Jの悲劇 ENDURING LOVE 』のポスター、予告編および映画データ
■映画『 Jの悲劇 ENDURING LOVE 』の解説
 ネタばれをお好みでない方はこの解説をご覧下さい。
■映画『 Jの悲劇 ENDURING LOVE 』の主なスタッフ
■映画『 Jの悲劇 ENDURING LOVE 』の主なキャスト
■映画『 Jの悲劇 ENDURING LOVE 』のあらすじ
■映画『 Jの悲劇 ENDURING LOVE 』の受賞
■映画『 Jの悲劇 ENDURING LOVE 』のスタッフとキャスト
■映画『 Jの悲劇 ENDURING LOVE 』の<もっと詳しく>
 <もっと詳しく>は映画『 Jの悲劇 (Jの悲劇)』の「テキストによる映画の再現」レヴュー(あらすじとネタバレ)です。※ご注意:映画『 Jの悲劇 (2004) ENDURING LOVE 』の内容やネタバレがお好みでない方は読まないで下さい。
■映画『 Jの悲劇 ENDURING LOVE 』の更新記録

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幸の観たい度: 8つ星 
■映画『 Jの悲劇 (2004) ENDURING LOVE 』のポスター、予告編および映画データ
Jの悲劇
Jの悲劇
ポスターはwww.cinemaclock.com/
より用させて頂きました。

Links:  Official Web Site
Trailers:

Quick Time:
100k  300k  500k

上映時間 Runtime: 1:41
製作国 Country: イギリス UK
製作会社
Production Company:
FilmFour
Free Range Films
Ingenious Media
Inside Track Films
Pathe Pictures Ltd.
Ridgeway Productions Limited
The Film Council
UK Film Council
全米配給会社 Distributer: Paramount Classics
全米初公開 Release Date: 2004/10/29
日本初公開 R. D. in Japan: 2005/11/19 予定
日本公開情報 : ワイズポリシー
ジャンル Genre: ドラマ Drama
MPAA Rating 指定: Rated R for language, some violence and a disturbing image.
日本語公式サイト
http://www.wisepolicy.com/enduring_love/
●スチルはnostalgia.com、予告編はcinemaclock.comより許諾をえて使用しています。
Filmography links and data courtesy of The Internet Movie Database & Nostalgia.com.
Filmography links and data courtesy of CinemaClock Canada Inc.
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■映画『 Jの悲劇 (2004) ENDURING LOVE 』の解説

 『 Jの悲劇 』は、イアン・マキューアン著で映画と同名の小説「 Enduring Love (邦題:愛の続き)」(新潮クレスト・ブックス / [訳]小山太一)の映画化。『 Jの悲劇 』はダニエル・クレイグとサマンサ・モートンとリス・エヴァンスが主演。『 Jの悲劇 』はある気球の事故現場に居合わせた男性が同性のストーカーに付きまとわれるサスペンス風の怖〜いドラマだ。その二人の男性の名が Joe と Jed で、イニシャルがJ。だから邦題が『 Jの悲劇 』。『 Jの悲劇 』では、裏切りと愛他[利他]主義と恐怖が渦巻く・・・。

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■映画『 Jの悲劇 (2004) ENDURING LOVE 』の主なスタッフ

○『 Jの悲劇 (Jの悲劇)』の監督: ロジャー・ミッチェル
チェンジング・レーン (2002) CHANGING LANES
ノッティングヒルの恋人 (1999) NOTTING HILL

○『 Jの悲劇 (Jの悲劇)』の製作総指揮: フランソワ・イヴェルネル
ミリオンズ (2004) MILLIONS
Dear フランキー (2004) DEAR FRANKIE
イン・ザ・カット (2003) IN THE CUT
真珠の耳飾りの少女 (2003) GIRL WITH A PEARL EARRING
アドルフの画集 (2002) MAX
グレースと公爵 (2001) L' ANGLAISE ET LE DUC (原題) / THE LADY AND THE DUKE (英題) 』 

○『 Jの悲劇 (Jの悲劇)』の製作総指揮: ダンカン・リード
クローサー (2004) CLOSER
ヴェラ・ドレイク (2004) VERA DRAKE

○『 Jの悲劇 (Jの悲劇)』の製作総指揮: テッサ・ロス
リトル・ダンサー (2000) BILLY ELLIOT

○『 Jの悲劇 (Jの悲劇)』の撮影: Haris Zambarloukos
バットマン ビギンズ (2005) BATMAN BEGINS 』

○『 Jの悲劇 (Jの悲劇)』の配役: メアリー・セルウェイ
ハリー・ポッターと炎のゴブレット (2005) HARRY POTTER AND THE GOBLET OF FIRE
サンダーバード (2004) THUNDERBIRDS
リディック (2004) THE CHRONICLES OF RIDDICK
マスター・アンド・コマンダー (2003) MASTER AND COMMANDER: THE FAR SIDE OF THE WORLD
ラブ・アクチュアリー (2003) LOVE ACTUALLY
抱擁 (2002) POSSESSION
K−19 (2002) K-19: THE WIDOWMAKER
ゴスフォード・パーク (2001) GOSFORD PARK
エニグマ (2002) ENIGMA
娼婦ベロニカ (1998) DANGEROUS BEAUTY / A DESTINY OF HER OWN

○『 Jの悲劇 (Jの悲劇)』の配役: Fiona Weir
RIPLEY'S GAME (2002)
恋におちたシェイクスピア (1998) SHAKESPEARE IN LOVE

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■映画『 Jの悲劇 (2004) ENDURING LOVE 』の主なキャスト

●ダニエル・クレイグ as ジョー@Jの悲劇 (Jの悲劇)
ミュンヘン (2005) MUNICH
ザ・ジャケット (2005) THE JACKET
シルヴィア (2003) SYLVIA
ロード・トゥ・パーディション (2002) ROAD TO PERDITION
トゥームレイダー2 (2003) LARA CROFT TOMB RAIDER: THE CRADLE OF LIFE
エリザベス (1998) ELIZABETH 』

●サマンサ・モートン as クレア@Jの悲劇 (Jの悲劇)
リバティーン (2004) THE LIBERTINE
CODE46 (2003) CODE 46
イン・アメリカ/三つの小さな願いごと (2002) IN AMERICA 』
マイノリティ・リポート (2002) MINORITY REPORT

●リス・エヴァンス as ジェド@Jの悲劇 (Jの悲劇)
悪女 (2004) VANITY FAIR
家族のかたち (2002) ONCE UPON A TIME IN THE MIDLANDS
ケミカル51 (2002) THE 51st STATE (原題) / FORMULA 51 (米題)
HOTEL (2001) HOTEL
リトル★ニッキー (2000) LITTLE NICKY
ノッティングヒルの恋人 (1999) NOTTING HILL

●ビル・ウェストン as 祖父@Jの悲劇 (Jの悲劇)
サハラ 死の砂漠を脱出せよ (2005) SAHARA
トロイ (2004) TROY
『 未来世紀ブラジル (1985) BRAZIL 』等でスタントや出演

●リー・シュウォード as ジョン・ローガン@Jの悲劇 (Jの悲劇)
ネバーランド (2004) FINDING NEVERLAND
ボーン・スプレマシー (2004) THE BOURNE SUPREMACY
イフ・オンリー (2004) IF ONLY
ザ・コア (2003) THE CORE
『 ギャンブル・プレイ (2002) THE GOOD THIEF
戦場のピアニスト (2002) THE PIANIST
ギャザリング (2002) THE GATHERING
007/ワールド・イズ・ノット・イナフ (1999) THE WORLD IS NOT ENOUGH
リトル・ヴォイス (1998) LITTLE VOICE
タイタニック (1997) TITANIC 』等でスタントや出演

●ビル・ナイ as ロビン@Jの悲劇 (Jの悲劇)
パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト (2006) PIRATES OF THE CARIBBEAN: DEAD MAN'S CHEST
THE CONSTANT GARDENER (2005)
『 銀河ヒッチハイク・ガイド (2005) THE HITCHHIKER'S GUIDE TO THE GALAXY
アンダーワールド (2003) UNDERWORLD

●スーザン・リンチ as レイチェル@Jの悲劇 (Jの悲劇)
フロム・ヘル (2001) FROM HELL

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■映画『 Jの悲劇 (2004) ENDURING LOVE 』のあらすじ
※本作『 Jの悲劇 (Jの悲劇)』のあらすじは、日本公開前に幸田幸が書いたものです。作成現時点で出来るだけ正確な情報を心掛けていますが、データや内容に誤りや適切でない表現があるかもしれません。どうか宜しくご了解いただきお読みくださいますようお願いいたします。本コンテンツの複写や転用等はお控えください。また、リンクやメールをいただく場合はここを必ずお読みくださいますように。映画会社や配給会社や宣伝担当会社からの情報提供はこちらをお読みください。
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 映画『 Jの悲劇 (Jの悲劇)』の冒頭は、英国のオックスフォード Oxford, England の郊外から。科学者であり作家であるジョー(ダニエル・クレイグ)と彫刻家の恋人クレア(サマンサ・モートン)は久しぶりに再会した。そして再会を祝うピクニックをここで楽しんでいる。天気は雲ひとつない快晴で気持ちがいい。二人がシャンペンを抜こうとしていた時、そこへ、熱気球が遭難して飛んできた。操縦士の脚は錨となるロープにからみつき、コントロールを失っているようだ。

 気球の籠の中には少年(ジェレミー・マカーディー)が乗っていて、非力でなすすべがない。あまりの恐怖に、地面に飛び降りることもできない。熱気球がまた空高く上昇してしまわないうちに男の子を救出しなければならない。そこで、その野原に居合わせた男性達、ジョーも含めて四人は、救出しようと気球の方に駆け寄った。彼らは気球にぶる下がって上昇を食い止めるのに成功したように見えた。

 そこへ、必死でしがみ付く男たちのところに突風が襲い、男たちは一人また一人と手を離していった。そうしなければ己の命が危ないからだ。ジョーも地面に無事に降りられた。その結果、気球は上昇してしまい、その男の子はもう駄目だろうか。その上、気球に最後までしがみ付いていた男性は…。真っ青な空を背景に、真っ赤な気球が空高く上昇し、男性が一人しがみ付いている。まるで絵葉書のような美しすぎる光景の中で、その男性は真っ逆さまに墜落して死亡した。

 これが全て終わった時、その救出グループの中の一人の男ジェド(リス・エヴァンス)はジョーに、お祈りをするのを一緒にしてくれと頼んできた。ジェドは祈ることが好きな人物であり、ジョーは特に信仰心も強くないのでそんなに祈りはしないのだけど、頼みを聞いて一緒に祈った。これで、赤の他人だったジェドという男と知り合ったことになる。

 その後、ジョーは友人のロビン(ビル・ナイ)とレイチェル(スーザン・リンチ)と食事をしている時、その事件のことを思い出して話題にする。その経験は、科学者であり作家であるジョーにとって相当なインパクトがあり、自己の心理に大きな波紋を生じたと語る。自分が手を離さなければ男性は死なずにすんだかもしれないわけだから、ジョーは自責の念にかられている。男達が全員で力を振り絞れば気球を持ちこたえることが出来ただけの体重はあったのだ。皮肉にも、気球は無事に着地できて、男の子は無傷で済んだそうなのだ。

 それでこの事件のことも済んだのなら一件落着なのだけど、それから思いもかけない展開となっていくのだ。ジェドはそれからというもの、ジョーに付きまとい、ジョーの自責の念をますます大きくさせていく。『 ストーカー (2002) ONE HOUR PHOTO 』のように、普通は異性につきまとうのだが、この映画『 Jの悲劇 (Jの悲劇)』では、男性同士という同性のストーカーとなるのだ。ジェドは汚い服装をして、一種の精神病のような人物として描かれている。リス・エヴァンスは普段から芸達者な俳優さんだが、この映画『 Jの悲劇 (Jの悲劇)』でも主役を食ってしまうほど巧い。異様で異常で、どんどん不気味にジョーを追い詰めていく。

 ジョーの恋人クレアは、あの状況ではジョーは出来る限りのことはしたのだと考えており、ジョーにもうこれ以上くよくよしないでほしいと願う。こうして、ジョーとクレアの関係にひびが入ってくる。クレアは彫刻家で、人物の胸像を主に作っているが、恋人ジョーの胸像は作るのを控えている。なぜかと言うと、彫刻するというのは、その人物を超然とした視点から調べることを意味するのだそうで、愛するカレにはしたくないのだった。

 しかし、ジョーは遂に自分の彫像がクレアに彫られたのを見つける。これで二人の関係は終わったということなのだ…。このように、『 Jの悲劇 (Jの悲劇)』は、突発的な事故現場に居合わせたことから、狂気の男から危険で執拗な付きまとわれ方をされて自分の生活まで壊された男の話。愛と運命と信仰と科学と混沌を、知的で究極的に脅威の描き方で迫る映画だ。

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■映画『 Jの悲劇 (2004) ENDURING LOVE 』の受賞

 『 Jの悲劇 (Jの悲劇)』は、ロンドン映画批評家協会賞 2005 London Critics Circle Film Awards で、ダニエル・クレイグがその年の英国俳優賞? ALFS Award British Actor of the Year を獲得した。
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【『 Jの悲劇 (Jの悲劇)』のスタッフとキャスト】
監督: ロジャー・ミッチェル Roger Michell (Directed by)
製作: ケヴィン・ローダー Kevin Loader (producer)
    イアン・マキューアン Ian McEwan (associate producer)
    ローザ・ロメロ Rosa Romero (line producer)
製作総指揮: フランソワ・イヴェルネル Francois Ivernel (executive producer)
    キャメロン・マクラッケン Cameron McCracken (executive producer)
    ダンカン・リード Duncan Reid (executive producer)
    テッサ・ロス Tessa Ross (executive producer)
原作: イアン・マキューアン Ian McEwan (novel)
脚本: ジョー・ペンホール Joe Penhall (screenplay)
撮影: Haris Zambarloukos (Cinematography by)
編集: ニコラス・ギャスター Nicolas Gaster (Film Editing by)
配役: メアリー・セルウェイ Mary Selway (Casting by)
    Fiona Weir (Casting by)
音楽: ジェレミー・サムズ Jeremy Sams (Original Music by)

出演: ダニエル・クレイグ Daniel Craig as Joe
    サマンサ・モートン Samantha Morton as Claire
    リス・エヴァンス Rhys Ifans as Jed
    ビル・ウェストン Bill Weston as Grandfather
    ジェレミー・マカーディー Jeremy McCurdie as Boy in Balloon
    リー・シュウォード Lee Sheward as John Logan
    ニック・ウィルキンソン Nick Wilkinson as Farmer
    ビル・ナイ Bill Nighy as Robin
    スーザン・リンチ Susan Lynch as Rachel
    ベン・ウィショウ Ben Whishaw as Spud
    ジャスティン・サリンジャー Justin Salinger as Frank

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<もっと詳しく>

ストーリー展開の前知識やネタバレがお好みでない方は、読まないで下さい。

 映画『 Jの悲劇 (2004) ENDURING LOVE 』の「テキストによる未公開映画の再現」レヴューは、現在まだ書けておりません・・・。

参考資料:「映画の森てんこ森」映画タイトル集
       http://www.coda21.net/eiga_titles/index.htm
      IMDb
      allcinema ONLINE
      Nostalgia.com
      CinemaClock.com
      公式サイト(英語版)
       http://www.paramountclassics.com/enduringlove/index2.html
■映画『 Jの悲劇 (Jの悲劇)』の更新記録
2005/07/07新規: ファイル作成
2005/12/16更新: ◆データ追加
2006/01/09更新: ◆データ追加
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幸田 幸
coda_sati@hotmail.com
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