ギャンブル・プレイ＠映画の森てんこ森

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ギャンブル・プレイ　(2002)

THE GOOD THIEF

幸の観たい度：８つ星　

■映画『ギャンブル・プレイ　THE GOOD THIEF 』のポスター、予告編および映画データ

ギャンブル・プレイ

Links:	Official Web Site
Trailers:

上映時間 Runtime：	1:48
製作国 Country：	イギリス／フランス／カナダ／アイルランド UK / France / Canada / Ireland
製作会社 Production Company：	Alliance Atlantis Communications [ca] Double Down Productions Ltd. [ie] Metropolitan Films [gb] TNVO [fr]
全米配給会社 Distributer：	Fox Searchlight Pictures [us]
全米初公開 Release Date：	2003/04/02 (limited)
日本初公開 R. D. in Japan：	2004/01/31
日本公開情報：	２０世紀フォックス
ジャンル Genre：	犯罪／ドラマ Crime / Drama
MPAA Rating 指定：	Rated R for language, sexuality, drug content and some violence.
日本語公式サイト
http://www.foxjapan.com/movies/gambleplay/

●スチルはnostalgia.com、予告編はcinemaclock.comより許諾をえて使用しています。
Filmography links and data courtesy of The Internet Movie Database & Nostalgia.com.
Filmography links and data courtesy of CinemaClock Canada Inc.

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■映画『ギャンブル・プレイ　THE GOOD THIEF 』の解説

　映画『ギャンブル・プレイ　(2002) THE GOOD THIEF 』は、この解説を書いた時点（ 2003/10/04 ）では邦題は分からなかったので『グッド・シーフ (原題) (2002) THE GOOD THIEF 』としておいた（ 2003/12/18 更新）。映画『ギャンブル・プレイ』の原題は文字通り「良い泥棒」、ワーキングタイトルはカナダでは「 Double Down （二つとも負かす？）」、米国では「 The Honest Thief （正直な泥棒）」という。
　『ギャンブル・プレイ』の邦題が示すように、ギャンブルの華麗な地モンテカルロ等を舞台にした、ヨーロッパ・テイストのオシャレな犯罪もののようである。現実生活を離れた退廃感と華麗さは並大抵ではないのだろう。ここでカジノの美術品泥棒を企てる男達の話である。キャッチコピーは「 He doesn't want money. He wants what money can't buy. （奴はお金が欲しいのではない。お金で買えないものが欲しいのだ。）」。

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■映画『ギャンブル・プレイ　THE GOOD THIEF 』のトリビア

　映画『ギャンブル・プレイ』において特記すべきは、レイフ・ファインズ（
『イングリッシュ・ペイシェント　(1996) THE ENGLISH PATIENT 』
『スパイダー／少年は蜘蛛にキスをする　(2002) SPIDER 』
『レッド・ドラゴン　(2002) RED DRAGON 』
『メイド・イン・マンハッタン　(2002) MAID IN MANHATTAN 』
『 THE CONSTANT GARDENER (2005) 』
『ウォレスとグルミット／野菜畑で大ピンチ！　(2005) WALLACE & GROMIT: THE CURSE OF THE WERE-RABBIT 』がノークレジットで出演していること。

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■映画『ギャンブル・プレイ　THE GOOD THIEF 』の主なスタッフ

○『ギャンブル・プレイ』の製作は
『ケミカル５１　(2002) THE 51st STATE (原題) / FORMULA 51 (米題) 』のシートン・マクリーンや
『ストーカー　(2002) ONE HOUR PHOTO 』
『エデンより彼方に　(2002) FAR FROM HEAVEN 』
『パーティ★モンスター　(2003) PARTY MONSTER 』のジョン・ウェルズや
『リトル・ヴォイス　(1998) LITTLE VOICE 』のスティーヴン・ウーリー、

○『ギャンブル・プレイ』の音楽は
『フリーダ　(2002) FRIDA 』
『Ｓ.Ｗ.Ａ.Ｔ. (2003) S.W.A.T. 』のエリオット・ゴールデンサルが当たっている。

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■映画『ギャンブル・プレイ　THE GOOD THIEF 』の主なキャスト

●ニック・ノルティ as ボブ
『シン・レッド・ライン　(1998) THE THIN RED LINE 』
『 NORTHFORK (2003) 』
『ハルク　(2003) THE HULK 』

●チェッキー・カリョ as 刑事ロジェ
『ジャンヌ・ダルク　(1999) JOAN OF ARC / THE MESSENGER: THE STORY OF JOAN OF ARC 』『パトリオット　(2000) THE PATRIOT 』
『キス・オブ・ザ・ドラゴン　(2001) KISS OF THE DRAGON 』
『ザ・コア　(2003) THE CORE 』
『ブルーベリー　(2004) BLUEBERRY 』
『テイキング・ライブス　(2004) TAKING LIVES 』
『ロング・エンゲージメント　(2004) UN LONG DIMANCHE DE FIANCAILLES (原題) / A VERY LONG ENGAGEMENT (英題) 』

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■映画『ギャンブル・プレイ　THE GOOD THIEF 』のあらすじ
※本作『ギャンブル・プレイ』のあらすじは、日本公開前に幸田幸が書いたものです。作成現時点で出来るだけ正確な情報を心掛けていますが、データや内容に誤りや適切でない表現があるかもしれません。どうか宜しくご了解いただきお読みくださいますようお願いいたします。本コンテンツの複写や転用等はお控えください。また、リンクやメールをいただく場合はここを必ずお読みくださいますように。映画会社や配給会社や宣伝担当会社からの情報提供はこちらをお読みください。
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　さて、映画『ギャンブル・プレイ』のストーリー。
　『ギャンブル・プレイ』の舞台は南フランスのリビエラ Riviera 、ロケはコート・ダジュールのニース Nice, Cote d'Azur, France とモナコのモンテカルロ Monte Carlo, Monaco という美しい保養地で行なわれた。
『ブラウン夫人の秘めごと (仮題) (2002) 24 HEURES DE LA VIE D'UNE FEMME (原題) / 24 HOURS IN THE LIFE OF A WOMAN (英題) 』と同じ舞台でその退廃感と華麗さは想像できそう。

　ボブ（ニック・ノルティ）は中年で麻薬漬けのギャンブラーの犯罪人。彼には長年の強敵、フランス警察の刑事ロジェ（チェッキー・カリョ）が常に目を光らせている。ある日、麻薬常習者のサイード（ウアシーニ・エンバレク）からロジェ刑事を救ったことで、ボブとロジェは再び顔を合わした。

　そこは売春をあっせんするレミ（マルク・ラヴォワーヌ：
『ブランシュ　(2002) BLANCHE 』）という男が経営しているクラブで、麻薬に溺れているボブは、犯罪仕事に再チャレンジする気もない。ギャンブル・プレイにも負けてしまう。そこに、長年の連れのラウル（ジェラール・ダルモン：
『ミッション：クレオパトラ　(2002) ASTERIX & OBELIX: MISSION CLEOPATRE (原題) / ASTERIX & OBELIX: MISSION CLEOPATRA (米題) 』）という男がある仕事を持って来た。ローラン・グレヴィル（
『カミーユ・クローデル　(1988) CAMILLE CLAUDEL 』）扮する支配人がしているカジノで大泥棒をしようという話だ。狙うのは、現金ではなく、派手で豪華な壁に掛けられた絵画である。

　俄然やる気の出てきたボブは、麻薬をやめ、仕事仲間を召集する。ラウル同様やはり以前からの仲間パウロ（サイード・タグマウイ：
『リトル・トム　(2001) LE PETIT POUCET (原題) / TOM THUMB (英題) 』）、セキュリティ突破専門のウラジミール（エミール・クストリッツァ）、元ドラッグ・ディーラーで今は密告者になっているサイード、レミから救い出して売春婦の足を洗ってやった 17 歳のアン（ Nutsa Kukhianidze ）、雑用係のフィリップ（ジュリアン・モーレル）、それに、何と言ってもこの映画に欠かせない、一卵性双生児のアルバートとベルトラム（マーク・ポリッシュとマイケル・ポリッシュの本当の双子）だ。

　しかし、問題は、その美術品は偽物で、本物は別の建物のハイテクの金庫室に保管されているということ。どうやら、映画は、偽物の方を泥棒するのと、本物の方を泥棒するのと両方やって、ボブの動静を監視しているロジェ警部の目を欺いたりするのではないかと予想できる。一卵性双生児を使うのもその為かもしれない。映画『ギャンブル・プレイ』の人を集めて泥棒の犯罪を成功させるというノリは『オーシャンズ１１　(2001) OCEAN'S ELEVEN 』や『オーシャンズ１２　(2004) OCEAN'S TWELVE 』にも少しは似ている気がする。また、レイフ・ファインズはどんな役で出てくるのかお楽しみだ。

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【『ギャンブル・プレイ』のスタッフとキャスト】

監督：ニール・ジョーダン　Neil Jordan　(Directed by)
製作：シートン・マクリーン　Seaton McLean　(producer)
　　　　ジョン・ウェルズ　John Wells　(producer)
　　　　スティーヴン・ウーリー　Stephen Woolley　(producer)
　　　　トレイシー・シーウォード　Tracey Seaward　(co-producer)
　　　　ジャン＝イヴ・アスラン　Jean-Yves Asselin　(line producer)
製作総指揮：クリスティン・ハームズ　Kristin Harms　(executive producer)
　　　　ニール・ジョーダン　Neil Jordan　(executive producer)
　　　　ティエリー・ド・ナヴァセル　Thierry de Navacelle　(executive producer)
脚本：オーギュスト・ル・ブルトン　Auguste Le Breton　(screenplay Bob le flambeur)
　　　　ジャン＝ピエール・メルヴィル　Jean-Pierre Melville　(screenplay Bob le flambeur)
　　　　ニール・ジョーダン　Neil Jordan　(written by)
撮影：クリス・メンジス　Chris Menges　(Cinematography by)
編集：トニー・ローソン　Tony Lawson　(Film Editing by)
音楽：エリオット・ゴールデンサル　Elliot Goldenthal　(Original Music by)
　　　　レナード・コーエン　Leonard Cohen (song "A Thousand Kisses Deep")

出演：ニック・ノルティ　Nick Nolte as Bob
　　　　チェッキー・カリョ　Tcheky Karyo as Roger
　　　　サイード・タグマウイ　Said Taghmaoui as Paulo
　　　　ジェラール・ダルモン　Gerard Darmon as Raoul
　　　　マルク・ラヴォワーヌ　Marc Lavoine as Remi
　　　　サラ・ブリッジズ　Sarah Bridges as Philippa
　　　　エミール・クストリッツァ　Emir Kusturica as Vladimer
　　　　マーク・ポリッシュ　Mark Polish as Albert
　　　　マイケル・ポリッシュ　Michael Polish as Bertram
　　　　ジュリアン・モーレル　Julien Maurel as Philippe
　　　　ローラン・グレヴィル　Laurent Grevill as Casino Manager
　　　　レイフ・ファインズ　Ralph Fiennes as Tony Angel (uncredited)
　　　　ウアシーニ・エンバレク　Ouassini Embarek as Said
　　　　Nutsa Kukhianidze as Anne

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＜もっと詳しく＞

ストーリー展開の前知識やネタバレがお好みでない方は、読まないで下さい。

　映画『ギャンブル・プレイ』の「テキストによる未公開映画の再現」レヴューは、現在まだ書けておりません・・・。

参考資料：「映画の森てんこ森」映画タイトル集
　　　　　　　http://www.coda21.net/eiga_titles/index.htm
　　　　　　IMDb
　　　　　　allcinema ONLINE
　　　　　　Nostalgia.com
　　　　　　CinemaClock.com
　　　　　　公式サイト（英語版）
　　　　　　　www.foxsearchlight.com/thegoodthief/

■映画『ギャンブル・プレイ』の更新記録
2003/10/04新規：ファイル作成
2003/12/18更新： ◆タイトル変更
2004/05/02更新： ◆書式とテキスト一部手直し
2004/12/20更新： ◆一部テキスト追記と書式変更
2005/10/13更新： ◆追記

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幸田　幸
coda_sati@hotmail.com

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