ブラッドレイン＠映画の森てんこ森

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ブラッドレイン　(2005)

BLOODRAYNE

幸の観たい度：８つ星　

■映画『ブラッドレイン　BLOODRAYNE 』のポスター、予告編および映画データ

ブラッドレイン

Links:	Official Web Site
Trailers:	ここで観られます。

上映時間 Runtime：	1:34
製作国 Country：	アメリカ／ドイツ USA / Germany
製作会社 Production Company：	Boll Kino Beteiligungs GmbH & Co. KG Herold Productions Pitchblack Pictures Inc.
全米配給会社 Distributer：	Romar Entertainment
全米初公開 Release Date：	2006/01/06
日本初公開 R. D. in Japan：	2006/04/29　予定
日本公開情報：	日活
ジャンル Genre：	アクション／ファンタジー／ホラー Action / Fantasy / Horror
MPAA Rating 指定：	Rated R for strong bloody violence, some sexuality and nudity.
日本語公式サイト
http://www.blood-alone.jp/

●スチルはnostalgia.com、予告編はcinemaclock.comより許諾をえて使用しています。
Filmography links and data courtesy of The Internet Movie Database & Nostalgia.com.
Filmography links and data courtesy of CinemaClock Canada Inc.

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■映画『ブラッドレイン　(2005) BLOODRAYNE 』の解説

　『ブラッドレイン』は、またもやヴィデオゲームの映画化でアメリカ・ドイツ合作。『ブラッドレイン』の主人公レインは人間とヴァンパイアのハーフという設定で、ブラッド（血）を好むヴァンパイアの血を引いているレインだから「ブラッドレイン」のようだ。『ブラッドレイン』と聞いて「血の雨 Blood Rain 」かと思ったら無関係だった。『ブラッドレイン』というタイトルはゲームに詳しい方ならよくご存知なのかも。
　『ブラッドレイン』のヒロイン、レインにはクリスタナ・ローケン、『ブラッドレイン』共演はミシェル・ロドリゲス、ベン・キングズレー、マシュー・デイヴィスら。

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■映画『ブラッドレイン　(2005) BLOODRAYNE 』の原作

　『ブラッドレイン』のオリジナルに当たる同名のヴィデオゲーム「ブラッドレイン BloodRayne」は、TerminalReality と MAJESCO という会社が製作・販売している。このオリジナルのヴィデオゲーム「ブラッドレイン」は第二次世界大戦中にナチスドイツを相手にヒロインのレインが戦うが、映画版『ブラッドレイン』はそれほどゲームに基づいてはいない。映画『ブラッドレイン』では舞台を人造的な中世に設定している。だから映画『ブラッドレイン』で用いるのは刀剣や魔術だ。

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■映画『ブラッドレイン　(2005) BLOODRAYNE 』の主なスタッフ

○『ブラッドレイン』の監督・製作総指揮：ウーヴェ・ボル
　『ブラッドレイン』のスタッフは、監督を始め、
『アローン・イン・ザ・ダーク　(2005) ALONE IN THE DARK 』
『ハウス・オブ・ザ・デッド　(2003) HOUSE OF THE DEAD 』に携わったメンバーが大部分。

○『ブラッドレイン』の製作：ショーン・ウィリアムソン
『アローン・イン・ザ・ダーク　(2005) ALONE IN THE DARK 』
『 WHITE NOISE (2005) 』

○『ブラッドレイン』の製作：ジョナサン・ショア
『アローン・イン・ザ・ダーク　(2005) ALONE IN THE DARK 』
『沈黙の聖戦　(2003) BELLY OF THE BEAST 』

○『ブラッドレイン』の製作総指揮：ウォルフガング・ヘロルド
『アローン・イン・ザ・ダーク　(2005) ALONE IN THE DARK 』
『ハウス・オブ・ザ・デッド　(2003) HOUSE OF THE DEAD 』

○『ブラッドレイン』の美術：ジェームズ・ステュアート
『最‘狂’絶叫計画　(2003) SCARY MOVIE 3 』
『ロミオ・マスト・ダイ　(2000) ROMEO MUST DIE 』

○『ブラッドレイン』の音楽：ヘニング・ローナー
『ザ・リング２　(2005) THE RING TWO 』

○『ブラッドレイン』の音楽：ローン・バルフェ
『ウォレスとグルミット／野菜畑で大ピンチ！　(2005) WALLACE & GROMIT: THE CURSE OF THE WERE-RABBIT 』
『バットマンビギンズ　(2005) BATMAN BEGINS 』
『ホテル・ルワンダ　(2004) HOTEL RWANDA 』
『ロイヤル・セブンティーン　(2003) WHAT A GIRL WANTS 』

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■映画『ブラッドレイン　(2005) BLOODRAYNE 』の主なキャスト

●クリスタナ・ローケン as レイン＠ブラッドレイン
『ターミネーター３　(2003) TERMINATOR 3: RISE OF THE MACHINES 』

●ミシェル・ロドリゲス as カタリン＠ブラッドレイン
『コントロール　(2004) CONTROL 』
『Ｓ.Ｗ.Ａ.Ｔ. (2003) S.W.A.T. 』
『ブルークラッシュ　(2002) BLUE CRUSH 』
『バイオハザード　(2001) RESIDENT EVIL 』

●ベン・キングズレー as ケイガン＠ブラッドレイン
『オリバー・ツイスト　(2005) OLIVER TWIST
『サウンド・オブ・サンダー　(2004) A SOUND OF THUNDER 』
『サスペクト・ゼロ　(2004) SUSPECT ZERO 』
『サンダーバード　(2004) THUNDERBIRDS 』
『砂と霧の家　(2003) HOUSE OF SAND AND FOG 』
『エバーラスティング　時をさまようタック　(2002) TUCK EVERLASTING 』

●マイケル・マドセン as ウラディミール＠ブラッドレイン
『ナルニア国物語／第１章：ライオンと魔女　(2005) THE CHRONICLES OF NARNIA: THE LION, THE WITCH AND THE WARDROBE 』
『シン・シティ　(2005) SIN CITY 』
『キル・ビル Vol.2　(2004) KILL BILL: VOL. 2 』
『ブルーベリー　(2004) BLUEBERRY 』
『キル・ビル　(2003) KILL BILL: VOLUME 1 』
『００７／ダイ・アナザー・デイ　(2002) DIE ANOTHER DAY 』

●マシュー・デイヴィス as セバスチャン＠ブラッドレイン
『イントゥ・ザ・サン　(2005) INTO THE SUN 』
『ビロウ　(2002) BELOW 』
『ブルークラッシュ　(2002) BLUE CRUSH 』
『キューティ・ブロンド　(2001) LEGALLY BLONDE 』
『パール・ハーバー　(2001) PEARL HARBOR 』

●ビリー・ゼイン as エルリッヒ＠ブラッドレイン
『タイタニック　(1997) TITANIC 』

●ウィル・サンダーソン as Domastir＠ブラッドレイン
『アローン・イン・ザ・ダーク　(2005) ALONE IN THE DARK 』
『ハウス・オブ・ザ・デッド　(2003) HOUSE OF THE DEAD 』

●ウド・キア as 王の僧＠ブラッドレイン
『モディリアーニ　真実の愛　(2004) MODIGLIANI 』
『 1.0【ワン・ポイント・オー】　(2004) ONE POINT O / PARANOIA 1.0 』
『ドッグヴィル　(2003) DOGVILLE 』
『フィアー・ドット・コム　(2002) FEAR DOT COM 』

●ミート・ローフ as レオニード＠ブラッドレイン
『ケミカル５１　(2002) THE 51st STATE (原題) / FORMULA 51 (米題) 』

●マイケル・パレ as イアンク＠ブラッドレイン
『ヴァージン・スーサイズ　(1999) THE VIRGIN SUICIDES 』

●ジェラルディン・チャップリン as 占い師＠ブラッドレイン
『トーク・トゥ・ハー　(2002) HABLE CON ELLA (原題) / TALK TO HER (英題) 』

●ダーレン・シャラヴィ as 聖職者＠ブラッドレイン
『アローン・イン・ザ・ダーク　(2005) ALONE IN THE DARK 』
『リディック　(2004) THE CHRONICLES OF RIDDICK 』
『ファイナル・カット　(2004) THE FINAL CUT 』
『ブレイド３　(2004) BLADE: TRINITY 』
『アイ・スパイ　(2002) I SPY 』

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■映画『ブラッドレイン　(2005) BLOODRAYNE 』のあらすじ
※本作『ブラッドレイン』のあらすじは、日本公開前に幸田幸が書いたものです。作成現時点で出来るだけ正確な情報を心掛けていますが、データや内容に誤りや適切でない表現があるかもしれません。どうか宜しくご了解いただきお読みくださいますようお願いいたします。本コンテンツの複写や転用等はお控えください。また、リンクやメールをいただく場合はここを必ずお読みくださいますように。映画会社や配給会社や宣伝担当会社からの情報提供はこちらをお読みください。
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　さて、映画『ブラッドレイン』のストーリー。
　舞台は 18 世紀の東欧。レイン（クリスタナ・ローケン）は人間とヴァンパイアの混血女性である。人間とヴァンパイアのハーフのことを「ダンピール dhampir 」と呼ぶ。彼女の生い立ちというと、ヴァンパイアの王ケイガン（ベン・キングズレー）は美しい女性に目がなくて、人間の女性をレイプして生まれたのがこの主人公レインなのだ。レインの母親は、ヴァンパイアのその‘夫’ケイガンに後に惨殺されてしまった。

　幼いレインは成長すると、サーカスの怪物等の見世物フリークス（『フリークス　デジタルリマスター版　(1932/2005) FREAKS DIGITAL REMASTER 』参照）のスターとなっていた。その身体の回復力の凄さは観客を驚かせる。調教師に何度も切られたり焼かれたりしても、レインは動物の血をがぶがぶ飲むと即座に回復するのである。ある時、偶然に人間の血を味わうことがあり、大きな衝撃を受ける。自分は汚れた血を引いているということを実感させられたのだ。そして、母を殺したヴァンパイアの父への復讐心が燃え上がる。

　レインがリベンジに燃えて行動を起こそうとしていると、吸血鬼を殺害する組織ブリムストーン・ソサイエティ Brimstone Society のメンバー達と遭遇する。いわゆるヴァンパイア・ハンター（『ドラキュラ　(1992) BRAM STOKER'S DRACULA 』や
『ヴァン・ヘルシング　(2004) VAN HELSING 』参照）だ。このウラディミール（マイケル・マドセン）とセバスチャン（マシュー・デイヴィス）とカタリン（ミシェル・ロドリゲス）の三人は、レインがヴァンパイアのハーフで、なるほど血の好みはあるが人間に害を与えることはないと知って、同じ目的を持つ者として仲間になる。

　ターゲットのヴァンパイアの王ケイガンを目指して進みながら、彼らは多数のヴァンパイア達を殺害していく。ケイガンはより一層強力なパワーを獲得しようとしている。過去のヴァンパイア達の身体の不思議な力を有する三つの部分＜心臓と目と肋骨（ろっこつ）＞がどこかに隠されており、それを見つけて一体化すれば、その見つけた者は無敵のパワーを得られることになるという。吸血鬼というのは十字架と日光と聖水が弱点なのだが、その三つを手に入れれば怖いものなしというわけだ。

　ケイガンはそれを入手しようとあらゆる力を使っている。それを阻むために、レインと三人のヴァンパイア・ハンター達は危険な目に遭いながら、 Domastir （ウィル・サンダーソン）に率いられるヴァンパイア軍と戦う・・・。

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■映画『ブラッドレイン　(2005) BLOODRAYNE 』のトリビア

【ブラッドレインのトリビア　その１】　　『ブラッドレイン』のロケは、ルーマニア西部のトランシルバニアのブラン城 Bran Castle, Transylvania, Romania や、
『エヴァンジェリスタ　(2004) BLESSED / SAMANTHA'S CHILD 』
『モディリアーニ　真実の愛　(2004) MODIGLIANI 』
『ハイテンション　(2003) HAUTE TENSION (原題) / HIGH TENSION (英題) 』等のロケ地であるルーマニアの首都ブカレスト Bucharest, Romania のメディアプロ・スタジオ MediaPro Studios, Bucharest, Romania で行なわれた。

【ブラッドレインのトリビア　その２】　　『ブラッドレイン』に登場する半裸の売春婦たちは、実生活でもルーマニアで売春婦をしている女性達だ。ウーヴェ・ボル監督によると、女優を使うよりも安価で済むからだそうで。『キス・オブ・ザ・ドラゴン　(2001) KISS OF THE DRAGON 』の場合もそうだった。

【ブラッドレインのトリビア　その３】　　『ブラッドレイン』で、ウラディミールとセバスチャンが黒い粉のことを外国の神秘なもののように話すけれど、1700 年代にはごく普通に使われ知られていたものだそうだ。

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【『ブラッドレイン』のスタッフとキャスト】

監督：ウーヴェ・ボル　Uwe Boll　(Directed by)
製作：ダン・クラーク　Dan Clarke　(producer)
　　　　ショーン・ウィリアムソン　Shawn Williamson　(producer)
　　　　ブラッド・ヴァン・アラゴン　Brad Van Arragon　(line producer)
　　　　ブランドン・ベイカー　Brandon Baker　(associate producer)
　　　　フレデリック・ディメイ　Frederic Demey　(associate producer)
　　　　マイケル・ロッシュ　Michael Roesch　(associate producer)
　　　　ダン・セイルズ　Dan Sales　(associate producer)
　　　　ペーター・シアラー　Peter Scheerer　(associate producer)
　　　　フィリップ・セルカーク　Philip Selkirk　(associate producer)
　　　　ジョナサン・ショア　Jonathan Shore　(associate producer)
　　　　Max Wanko　(associate producer)
製作総指揮：ウーヴェ・ボル　Uwe Boll　(executive producer)
　　　　ウォルフガング・ヘロルド　Wolfgang Herold　(executive producer)
脚本：グィネヴィア・ターナー　Guinevere Turner　(Writing credits)
撮影：マティアス・ニューマン　Mathias Neumann　(Cinematography by)
　　　　マイケル・ニューマン　Michael Neumann　(Cinematography by)
美術：ジェームズ・ステュアート　James Steuart　(Production Design by)
音楽：ヘニング・ローナー　Henning Lohner　(Original Music by)
　　　　ローン・バルフェ　Lorne Balfe　(additional music)

出演：クリスタナ・ローケン　Kristanna Loken as Rayne
　　　　ミシェル・ロドリゲス　Michelle Rodriguez as Katarin
　　　　ベン・キングズレー　Ben Kingsley as Kagan
　　　　マイケル・マドセン　Michael Madsen as Vladimir
　　　　マシュー・デイヴィス　Matthew Davis as Sebastian
　　　　ビリー・ゼイン　Billy Zane as Elrich
　　　　ウィル・サンダーソン　Will Sanderson as Domastir
　　　　ウド・キア　Udo Kier as Regal Monk
　　　　ミート・ローフ　Meat Loaf as Leonid
　　　　マイケル・パレ　Michael Pare as Iancu
　　　　ジェラルディン・チャップリン　Geraldine Chaplin as Fortune Teller
　　　　ダーレン・シャラヴィ　Darren Shahlavi as Priest

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＜もっと詳しく＞

ストーリー展開の前知識やネタばれがお好みでない方は、読まないで下さい。

　映画『ブラッドレイン　(2005) BLOODRAYNE 』の「テキストによる未公開映画の再現」レヴューは、現在まだ書けておりません・・・。

参考資料：「映画の森てんこ森」映画タイトル集
　　　　　　　http://www.coda21.net/eiga_titles/index.htm
　　　　　　IMDb
　　　　　　allcinema ONLINE
　　　　　　Nostalgia.com
　　　　　　CinemaClock.com
　　　　　　bloodrayne.com
　　　　　　　http://www.bloodrayne.com/loband/index.html
　　　　　　公式サイト（英語版）
　　　　　　　http://www.bloodrayne-themovie.com/

■映画『ブラッドレイン』の更新記録
2006/01/16新規：ファイル作成
2006/04/19更新： ◆データ追加

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幸田　幸
coda_sati@hotmail.com

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