バイオハザード
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バイオハザード (2002)
RESIDENT EVIL
 映画『 バイオハザード (2001) RESIDENT EVIL 』をレヴュー紹介します。

 映画『 バイオハザード RESIDENT EVIL 』を以下に目次別に紹介する。
■映画『 バイオハザード RESIDENT EVIL 』の解説及びポスター、予告編
 ネタばれをお好みでない方はこの解説をご覧下さい。
■映画『 バイオハザード RESIDENT EVIL 』の映画データ
■映画『 バイオハザード RESIDENT EVIL 』の主なキャスト
■映画『 バイオハザード RESIDENT EVIL 』のスタッフとキャスト
■映画『 バイオハザード RESIDENT EVIL 』の<もっと詳しく>
 <もっと詳しく>は映画『 バイオハザード 』の「テキストによる映画の再現」レヴュー(あらすじとネタバレ)です。※ご注意:映画『 バイオハザード (2001) RESIDENT EVIL 』の内容やネタバレがお好みでない方は読まないで下さい。
■映画『 バイオハザード RESIDENT EVIL 』の結末
■映画『 バイオハザード RESIDENT EVIL 』の感想
■映画『 バイオハザード RESIDENT EVIL 』の更新記録

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■映画『 バイオハザード (2001) RESIDENT EVIL 』の解説及びポスター、予告編
バイオハザード
バイオハザード

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■映画『 バイオハザード RESIDENT EVIL 』の解説

 映画『 バイオハザード (2001) RESIDENT EVIL 』は女性アクション路線の第3弾と言われる。第1弾はキャメロン・ディアス(『 クリスティーナの好きなコト (2002) THE SWEETEST THING 』『 マイノリティ・リポート (2002) MINORITY REPORT 』『 ギャング・オブ・ニューヨーク (2001) GANGS OF NEW YORK 』『 チャーリーズ・エンジェル/フルスロットル (2003) CHARLIE'S ANGELS: FULL THROTTLE 』)ら三人組の『 チャーリーズ・エンジェル (2000) CHARLIE'S ANGELS 』、第2弾はアンジェリーナ・ジョリー(『 ボーン・コレクター (1999) THE BONE COLLECTOR 』『 17歳のカルテ (1999) GIRL, INTERRUPTED 』『 ブロンド・ライフ (2002) LIFE OR SOMETHING LIKE IT 』『 トゥームレイダー2 (2003) LARA CROFT TOMB RAIDER: THE CRADLE OF LIFE 』『 すべては愛のために (2003) BEYOND BORDERS 』『 テイキング・ライブス (2004) TAKING LIVES 』)の『 トゥームレイダー  (2001) Lara Croft: Tomb Raider 』、そして第3弾がミラ・ジョヴォヴィッチのこの『 バイオハザード 』だ。共通なことはヒロインが皆、強いことと魅力的なこと。米国では『 バイオハザード 』はアイス・エイジ (2002) ICE AGEに次いで興行収入第2位、フランスでは第1位を記録したから、日本でも男性中心に大ヒットするだろう。
 映画『 バイオハザード 』は日本が生んだ超有名な同名のサバイバル・ホラー・ゲーム「バイオハザード」の映画化で、アメリカでは< RESIDENT EVIL >と呼ばれ、やはり人気抜群。未知のウィルスに冒されたゾンビやモンスターと闘いながら迷路から脱出する内容は皆さんご存知かと思う。ミラは子供の頃このゲームオタクだったので、自分から主役をもらいにアンダーソン監督に交渉したという。セクシーでパワフルで頑丈なハイパーヒロインのミラ・ジョヴォヴィッチを観たい方は是非どうぞ。
●スチルはnostalgia.com、予告編はcinemaclock.comより許諾をえて使用しています。
Filmography links and data courtesy of The Internet Movie Database & Nostalgia.com.
Filmography links and data courtesy of CinemaClock Canada Inc.
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■映画『 バイオハザード (2001) RESIDENT EVIL 』の映画データ
 上映時間:105分
 製作国:ドイツ/イギリス/アメリカ
 アメリカ初公開年月:2002年3月15日
 日本初公開年月:2002年8月下旬予定
 ジャンル:アクション/スリラー/ホラー/SF
 《米国コピーTagline》 A secret experiment. A deadly virus. A fatal mistake.
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■映画『 バイオハザード (2001) RESIDENT EVIL 』の主なキャスト
●ミラ・ジョヴォヴィッチ as アリス
ジャンヌ・ダルク (1999) JOAN OF ARC / THE MESSENGER: THE STORY OF JOAN OF ARC
バイオハザード (2001) RESIDENT EVIL
ズーランダー (2001) ZOOLANDER
バイオハザード II アポカリプス (2004) RESIDENT EVIL: APOCALYPSE
ウルトラヴァイオレット (2005) ULTRAVIOLET 』等に出演
ルールズ・オブ・アトラクション (2002) THE RULES OF ATTRACTION
アンダーワールド (2003) UNDERWORLD 』等で作曲や歌唱

●ミシェル・ロドリゲス as 女戦士レイン
ブルークラッシュ (2002) BLUE CRUSH
S.W.A.T. (2003) S.W.A.T.
コントロール (2004) CONTROL
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【『 バイオハザード 』のスタッフとキャスト】
監督: ポール・W・S・アンダーソン Paul W.S. Anderson
製作: ポール・W・S・アンダーソン Paul W.S. Anderson
    ジェレミー・ボルト Jeremy Bolt
    ベルント・アイヒンガー Bernd Eichinger
    サミュエル・ハディダ Samuel Hadida
脚本: ポール・W・S・アンダーソン Paul W.S. Anderson
撮影: デヴィッド・ジョンソン David Johnson

出演: ミラ・ジョヴォヴィッチ Mila Jovovich アリス
    ミシェル・ロドリゲス Michelle Rodriguez 女戦士レイン
    エリック・メビウス Eric Mabius マット・アディソン
    ジェームズ・ピュアフォイ James Purefoy スペンサー・パークス
    マーティン・クルーズ Martin Crewes キャプテン・チャド・カプラン
    パスクエール・アリアルディ Pasquale Aleardi  JDサリナス
    コリン・サモン Colin Salmon  ジェームズ・ワン・シェード
    ヘイケ・マカッシュ Heike Makatsch リサ・アディソン

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<もっと詳しく>

ストーリー展開の前知識やネタバレがお好みでない方は、読まないで下さい。
■映画『 バイオハザード 』の「テキストによる映画の再現」レヴュー
 私は日本公開前に字幕スーパーなしの英語で観たので、わかる範囲でレヴューします。映画データについては調査した時点と公開される時点で異なる場合があります。本作の内容については、語学力と経験・常識不足のため、間違いや勘違いや適切でない表現があるかもしれません。どうかご理解賜りますようお願いいたします。また、リンクやメールをいただく場合はここを必ずお読みくださいますように。
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【バイオハザード 第01段落】  近未来、ここはアンブレラ・コーポレーション。家庭の殆どがこの会社の製品を使っているという巨大企業だ。しかし、この会社は裏の顔を持っていて、極秘でバイオ兵器の研究もしている。今日も地下の秘密研究所ハイヴで、ウィルスの研究にいそしむ完全密封服の研究員たち。外気と完全遮断するため、ウィルスの操作はロボットアームで間接的に慎重に行なっている。と、その時、誰かがウィルスの一本を持ち出し、研究室の一つに投げた。ウィルスの瓶は割れちゃった。こんなのあり?いいのかな。と思っていると、研究用動物舎の檻のドーベルマン達が鼻をピクピクさせて、急に吠え出した。

【バイオハザード 第02段落】  エアダクトを通って、何か気体が流れているらしい。別の部屋では火災探知でないのにスプリンクラーから水が吹き出し始めた。火災訓練だと解釈している研究員達だが、水の出は一向に止まらない。もう膝まで床は水浸しだ。部屋から出ようとしても入り口はロックされてしまった。この施設では、緊急事態が起こるとコンピュータ制御で全ての出入り口はロックされる仕組みなのだ。そして、四六時中、コンピュータの目である監視カメラが全員の動きを見張っている。

【バイオハザード 第03段落】  一方、エレベーターに乗っている社員達は、エレベーターが突然止まってびっくり。でも、まだ余裕たっぷりに和気藹々と火災訓練だろうと話している。ちっとも動かないので、隙間から一人のスリムな女性が頭を出して助けを呼びに行こうとする。すると、エレベーターの鋼線はブッチ切れて、エレベーターは奈落の底に落ちていく。女性の頭は…。ギロチン。音楽がスリルと未知の恐怖をガンガン響かせている。" BIOHAZARD "の警告ランプが点滅して、天井から白い煙が立ちこめる。全ての部屋はロックされ、社員達・研究員達 550 人は全員閉じ込められて死ぬ。

【バイオハザード 第04段落】  舞台は変わって、美しい女性が裸体でバスルームに横たわっている。ミラ・ジョヴォヴィッチはこのシーンが一番美しい。やはり女優さん、という感じ。肩の下に傷があるぞ。あっ、字を書いた。左利きだ。むこうの人っぽい字の形。白いガウンを身にまとって、この館の中を探索するアリス(ミラ・ジョヴォヴィッチ)。いやに広いホールで、瀟洒でおしゃれな大豪邸だ。彼女は自分が何故ここにいるのかわからない。記憶喪失になっているようだ。マット・アディソン(エリック・メビウス)という記憶喪失の男も何故かこの館にいた。そこに黒ずくめでガスマスクをした数人が突如、押入り、アリスとマットを連行して階段を降りていく。アリスはこの場面からワイン色の胸の開いた超ミニスカートのワンピース。金髪でミディアムの長さのヘアスタイル。くっきりとして意志の強そうな顔立ち。腕や、丸出しの脚は結構"立派"で逞しく、びっくりした。「フィフス・エレメント」ではまだ幼い雰囲気でいかにも華奢だった。『 ジャンヌ・ダルク (1999) JOAN OF ARC / THE MESSENGER: THE STORY OF JOAN OF ARC 』ではボーイッシュに髪を短く切って男の服装をして、ハスキーな声で頑張っていた。この映画では身体をたくさん見せる。

【バイオハザード 第05段落】  ムム?この建物の下に列車が通っているぞ。地下鉄とかじゃない、プライベートっぽい、しかも鋼鉄の車両だ。アリス達は黒服の特殊部隊に連れられ、これに乗ってどこかに降下している。すると、車内にスペンサー・パークス(ジェームズ・ピュアフォイ:
エヴァンジェリスタ (2004) BLESSED / SAMANTHA'S CHILD
悪女 (2004) VANITY FAIR 』)が、やはり意識不明で記憶喪失で発見された。彼の指に触れると、アリスとスペンサーのベッドシーンが一瞬、アリスの目に映る。過去は一体どんなだったのだろうか。暫くしてスペンサーは意識を取り戻す。なお、特殊部隊は、キャプテン・チャド・カプラン(マーティン・クルーズ)、女戦士レイン(ミシェル・ロドリゲス)、JDサリナス(パスクエール・アリアルディ)、それにジェームズ・ワン・シェード(コリン・サモン:
007/ダイ・アナザー・デイ (2002) DIE ANOTHER DAY
エイリアンVS. プレデター (2004) ALIEN VS. PREDATOR 』)という戦闘のスペシャリスト達で、ラクーン・シティ警察に所属している。レインの強そうな目つきは印象的。「ガールファイト」でボクシングをする少女の役をしただけあるな。

【バイオハザード 第06段落】  目的地に着いた。ここはアンブレラ・コーポレーションの地下百メートルもの秘密研究施設ハイヴだ。形が蜂の巣状なので< HIVE 蜂の巣>と言うのかも。ここは、冒頭シーンの非常事態で全員が死んだ所だ。5時間前の出来事だ。あのスプリンクラーの部屋は天井まで完全に水に埋もれ、中で人が死んで(?)浮いているのが見える。他の部屋でも全員死んで(?)倒れている。バイオ兵器のウィルスが撒かれて、コンピュータは外部への流出を避けるようにプログラムされているので、施設は完全に遮断されてしまったのだ。だから当然、中にいた人達はあっという間に死んで(?)しまった。…でも、水に浮かぶ女性の死体の手がカッと動いた…。

【バイオハザード 第07段落】  アリスはこの施設を知る鍵のようだ。それを知っている特殊部隊は彼女を連れてここに来たのだ。任務の目的は、惨事の後のハイヴの内部調査と、ハイヴのメイン・コンピュータである<レッドクイーン>を停止させること。青白い光線とステンレスのような施設内の壁のシーンが続くが、非常に無機質に徹していて、同じく近未来のジェット・リー Jet Li の
ザ・ワン (2001) THE ONE 』のパラレル・ワールド基地の色使いと通じるものを感じた。

【バイオハザード 第08段落】  <レッドクイーン>への狭い通路で、パスワードには成功して特殊部隊は中に入る。これが賢いコンピュータ<レッドクイーン>の罠だった。レーザービームで三人はキレイに切断されてしまう。映画「バイオハザード」はこういう残酷な場面がずいぶん多いから、R指定だ。あとの怖い追いかけっこもあるから、小さい子供が観たら悪夢でうなされてしまうと思う。<レッドクイーン>の動力源はダウンできたが、そのお蔭で、遮断されていたドアのロックが解除され、死者たちがゾンビとなって湧くように出現するからだ。後半は、このゾンビ達との追いかけっこ・格闘・脱出の手に汗握る展開が繰り広げられる。子供が観たら怖いと思う。

【バイオハザード 第09段落】  マットの妹で、秘密を調査するために送りこんでいたリサ(ヘイケ・マカッシュ:
アナトミー2 (2003) ANATOMIE 2 (原題) / ANATOMY 2 (英題)
ラブ・アクチュアリー (2003) LOVE ACTUALLY
サウンド・オブ・サンダー (2004) A SOUND OF THUNDER 』)もゾンビになって恐ろしい形相で噛み付いてくる。死人たちは生きた人間の肉を求めて集団でアリスらを襲ってくる。どの部屋にも、どの通路にも出てくる。ゾンビをやっつけるには、頭を撃ち抜くしか方法がないという。人間だけではない。ドーベルマン達も黒くただれた狂暴な死犬のゾンビになって跳びかかってくる。窮地に陥ったアリスは、ピストルを鮮やかに命中させ、最後の一匹は何と派手なキックでダウンさせる。アリスはただ者ではなさそうだ。・・・

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◆ここからは、結末まで書いていますので、ストーリー全体が分ります。御注意下さい。
 ATTN: This review reveals the movie content. Please don't say that I didn't say !


【バイオハザード 第10段落】  この後、「エイリアン」的モンスターも現れて、これまた殺戮と脱出への一丸の努力が続く。ミラ・ジョヴォヴィッチは身体頑強、タフで、どんな袋小路でも次への逃げ道を考え出す。そして弱気になるメンバー達を最後まで勇気付けて前進するのだ。最後の方で、誰がウィルスを撒いたのか、そしてそうした背景がわかるようになっている。

【バイオハザード 第11段落】  地下のハイヴから逃げおうせたアリスは、今度は白衣に身を包んだ連中に拉致される。ウィルス感染者として隔離検査しているようだ。でもどこまでも賢く体力あるアリスは逃走に成功。外界で目にしたのは…。町は荒廃し、パトカーも一般車も止まって埃とごみにまみれ、風に舞う新聞の第1面には「 The Dead Walk (死者が歩く)」の記事が。

【バイオハザード 第12段落 感想】  この原作であるサバイバル・ホラー・ゲーム「バイオハザード」は、皆さんはご存知の方が多いのでしょうね。私は知らなかったので、目を丸くして観ていました!強烈な音楽とサバイバルの過程が、このゲーム大好きな人やミラ・ジョヴォヴィッチ大好きな人にはたまらなく魅力的だと思います。映画の原題は< RESIDENT EVIL: GROUND ZERO >というそうです。

以上。
<もっと詳しく>からスペースを含まず3759文字/文責:幸田幸

参考資料:「映画の森てんこ森」映画タイトル集
       http://www.coda21.net/eiga_titles/index.htm
      IMDb
      allcinema ONLINE
      Nostalgia.com
      CinemaClock.com
      バイオハザード 公式サイト(英語版)
       http://www.spe.sony.com/movies/residentevil/
      So-net MOVIE「もうすぐ公開話題作」
       http://www.so-net.ne.jp/movie/soon/biohazard.html
      Resident Evil
       http://www.sonypictures.com/movies/residentevil/
■映画『 バイオハザード 』の更新記録
2002/07/17新規: ファイル作成
2004/06/21更新: ◆書式一部とテキスト追記
2004/07/11更新: ◆テキストとリンク一部およびファイル書式
2005/01/04更新: ◆一部テキスト追記と書式変更
2005/09/05更新: ◆データ追加
2005/10/06更新: ◆追記
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幸田 幸
coda_sati@hotmail.com
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