バイバイ、ママ
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バイバイ、ママ (2005)
LOVERBOY
 映画『 バイバイ、ママ (2005) LOVERBOY 』を紹介します。映画『 バイバイ、ママ (2005) LOVERBOY 』は 2004/10/26 の時点で邦題が分からなかったので「ラヴァーボーイ (原題)」としておいたら『 バイバイ、ママ 』に決まった。

 映画『 バイバイ、ママ LOVERBOY 』を以下に目次的に紹介する。
■映画『 バイバイ、ママ LOVERBOY 』のポスター、予告編および映画データ
■映画『 バイバイ、ママ LOVERBOY 』の解説
 ネタばれをお好みでない方はこの解説をご覧下さい。
■映画『 バイバイ、ママ LOVERBOY 』の原作
■映画『 バイバイ、ママ LOVERBOY 』の主なスタッフ
■映画『 バイバイ、ママ LOVERBOY 』の監督ケヴィン・ベーコン
■映画『 バイバイ、ママ LOVERBOY 』のあらすじ
■映画『 バイバイ、ママ LOVERBOY 』のスタッフとキャスト
■映画『 バイバイ、ママ LOVERBOY 』の<もっと詳しく>
 <もっと詳しく>は映画『 バイバイ、ママ 』「テキストによる映画の再現」レヴュー(あらすじとネタバレ)です。※ご注意:映画『 バイバイ、ママ LOVERBOY 』の内容やネタバレがお好みでない方は読まないで下さい。
■映画『『 バイバイ、ママ LOVERBOY 』の更新記録

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幸の観たい度: 8つ星 
■映画『 バイバイ、ママ (2005) LOVERBOY 』のポスター、予告編および映画データ
バイバイ、ママ
バイバイ、ママ
ポスターはcapital.it/trovacinema/
より引用させて頂きました。

Links:  Official Web Site
Trailers:
上映時間 Runtime: 1:26
製作国 Country: アメリカ
USA
製作会社
Production Company:
Bigel/Mailer Films
Millennium Films Inc.
Mixed Breed Films
全米配給会社 Distributer: ThinkFilm
全米初公開 Release Date: 2005/01/24 (Sundance Film Festival)
日本初公開 R. D. in Japan: 2006/04/01 予定
日本公開情報 : アートポート=ギャガ・コミュニケーションズ
ジャンル Genre: ドラマ/ロマンス
Drama / Romance
MPAA Rating 指定: Not Rated.
日本語公式サイト
http://www.byebyemama.jp/
●スチルはnostalgia.com、予告編はcinemaclock.comより許諾をえて使用しています。
Filmography links and data courtesy of The Internet Movie Database & Nostalgia.com.
Filmography links and data courtesy of CinemaClock Canada Inc.
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■映画『 バイバイ、ママ LOVERBOY 』の解説

 『 バイバイ、ママ 』は、『 ミスティック・リバー (2003) MYSTIC RIVER 』でクリント・イーストウッド監督に感化されたケヴィン・ベーコンが監督・製作・出演の三役をこなす映画。『 バイバイ、ママ 』は息子溺愛の母親をめぐる同名の小説の映画化で、サンドラ・ブロック、マリサ・トメイ、キラ・セジウィック、マット・ディロン等が出演してドラマ『 バイバイ、ママ 』を盛り上げる。

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■映画『 バイバイ、ママ LOVERBOY 』の原作

 映画『 バイバイ、ママ 』はニューヨーク在住の女流小説家ヴィクトリア・レデルの同名の小説「 Loverboy 」の映画化である。ヴィクトリア・レデルという名も「ラヴァーボーイ」という本の名も出版社もウェブサイトで見つからなかったから(2004/10/26現在)、日本では出版されていないようだ。ネット検索「ラヴァーボーイ」で調べると、マライア・キャリー Mariah Carey のマキシシングル「♪ラヴァーボーイ」の記事が大半でビックリした。

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■映画『 バイバイ、ママ LOVERBOY 』の主なスタッフ

 映画『 バイバイ、ママ 』のスタッフ・キャストともに豪華なので、米国では 2004/10/26 の時点で配給会社が未決定だけど、こんな作品を放っておく筈がない。

○『 バイバイ、ママ 』の監督・製作・出演: ケヴィン・ベーコン
アポロ13 (1995) APOLLO 13
エコーズ (1999) STIR OF ECHOES
インビジブル (2000) HOLLOW MAN
ノボケイン 局部麻酔の罠 (2001) NOVOCAINE
コール (2002) TRAPPED
ミスティック・リバー (2003) MYSTIC RIVER
イン・ザ・カット (2003) IN THE CUT
秘密のかけら (2005) WHERE THE TRUTH LIES

○『 バイバイ、ママ 』の製作・出演: キラ・セジウィック
ウォルター少年と、夏の休日 (2003) SECONDHAND LIONS
キラ・セジウィックはケヴィン・ベーコンと実生活の夫婦だ。よく共演する。『 バイバイ、ママ 』では父娘!

○『 バイバイ、ママ 』の製作: パメラ・サー
シティ・オブ・ゴースト (2002) CITY OF GHOSTS
モナリザ・スマイル (2003) MONA LISA SMILE
スパイダーマン2 (2002) SPIDER-MAN 2

○『 バイバイ、ママ 』の製作総指揮: アヴィ・ラーナー
私は「うつ依存症」の女 (2001) PROZAC NATION
悪霊喰 (2003) THE ORDER
デッドロック (2002) UNDISPUTED
ハイウェイマン (2003) HIGHWAYMEN

○『 バイバイ、ママ 』の製作総指揮: ランドール・エメット
NARC ナーク (2002) NARC
ハードキャッシュ (2002) HARD CASH / RUN FOR THE MONEY
奪還 DAKKAN アルカトラズ (2002) HALF PAST DEAD
沈黙の標的 (2003) OUT FOR A KILL
沈黙の聖戦 (2003) BELLY OF THE BEAST
ワンダーランド (2003) WONDERLAND
ブラインド・ホライズン (2004) BLIND HORIZON

○『 バイバイ、ママ 』の美術: クリス・シュライヴァー
マーシャル・ロー (1998) THE SIEGE
ヴィレッジ (2004) THE VILLAGE

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■映画『 ラヴァーボーイ (2004) LOVERBOY 』の監督ケヴィン・ベーコン

 映画『 バイバイ、ママ 』で監督・製作・出演の三役を務めるのは、主に俳優として有名なケヴィン・ベーコン。ケヴィン・ベーコンは、TV『 Losing Chase (1996) 』以来八年ぶりの監督をこの『 バイバイ、ママ 』で実践する。彼にとって、俳優はその役の人物の皮膚の中に入って行きたいから、その人物を演じるということに没頭する。一方、監督業というのは、物語をするということ。どんな詳細なことでも、それが物語とどうつながるか常に考えてストーリーを綴っていく。

 殊に、ケヴィン・ベーコンが近年主演した『 ミスティック・リバー (2003) MYSTIC RIVER 』でクリント・イーストウッド Clint Eastwood 監督( 2003 年アカデミー賞監督賞ノミネート、及び同年の全米批評家協会賞の監督賞等に輝いた)に影響されて、監督をする気になったそうだ。クリント・イーストウッドは、人格も映画の様式も物事の捉え方もインスピレーションを与えてくれた実に落ち着いた人物だったそうで、そういう偉大な監督の下でいわば‘あやつり人形’である役者になるのは素晴らしいから、今度は自分が監督をしてみたいのだと語っている。

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■映画『 バイバイ、ママ LOVERBOY 』のあらすじ
※本作『 バイバイ、ママ 』のあらすじは、日本公開前に幸田幸が書いたものです。作成現時点で出来るだけ正確な情報を心掛けていますが、データや内容に誤りや適切でない表現があるかもしれません。どうか宜しくご了解いただきお読みくださいますようお願いいたします。本コンテンツの複写や転用等はお控えください。また、リンクやメールをいただく場合はここを必ずお読みくださいますように。映画会社や配給会社や宣伝担当会社からの情報提供はこちらをお読みください。
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 映画『 バイバイ、ママ 』のヒロインは恐らくシングルマザーのエミリー(キラ・セジウィック)。エミリーは子供の頃、両親が心を通わせてくれず養育をおろそかにされたという悲しい過去がある。子供時代の回想シーンがフラッシュバックで映され、当時まだ若かった父親(ケヴィン・ベーコン)と母親(マリサ・トメイ:
イン・ザ・ベッドルーム (2001) IN THE BEDROOM
N.Y式ハッピー・セラピー (2003) ANGER MANAGEMENT
アルフィー (2004) ALFIE 』)の姿もそこで登場するようになっている。

 エミリーはそういう悲惨な過去を背負って成長し、嫌な両親を見てきたからか、結婚はしないらしい。求愛してきた男性(マット・ディロン:
デュース・ワイルド (2002) DEUCES WILD
シティ・オブ・ゴースト (2002) CITY OF GHOSTS
クラッシュ (2004) CRASH
ハービー/機械じかけのキューピッド (2005) HERBIE: FULLY LOADED 』)と関係を持って、赤ちゃんが出来た。その赤ん坊が、『 バイバイ、ママ 』の原題になっている「ラヴァーボーイ」つまり「幼い恋人」となる息子ポールである。5〜7歳頃のポールには7歳の子役ドミニク・スコット・ケイ(
マイノリティ・リポート (2002) MINORITY REPORT 』で4歳の息子ショーン役)が扮している。

 エミリーは親に放棄されてきた自分の惨めな幼少時代を思い出し、自分の子にはその逆をするのだ。つまり過保護で、他の人との接触もさせない、自分だけの宝物に。その溺愛ぶりは異常だけれど、本人は必死に可愛がっているつもりなのだろう。母子はこういう‘籠の鳥’状態で、地域社会との関係も正常に出来ない。原作の小説「ラヴァーボーイ Loverboy 」では、他に登場するのはレニー Lenny という十代の青年で、庭の芝刈りをして自分のことを誘惑しているとエミリーは思う。また、ヤーキン夫人 Mrs. Yarkin という、やはり強迫観念の強い母親も登場する。

 思春期になってからの 16 歳のポールにはスペンサー・トリート・クラーク(
ダブル・ジョパディー (1999) DOUBLE JEOPARDY
グラディエーター (2000) GLADIATOR
アンブレイカブル (2000) UNBREAKABLE
マイノリティ・リポート (2002) MINORITY REPORT 』で9歳の息子ショーン役、
ミスティック・リバー (2003) MYSTIC RIVER 』)が扮する。幼い方のドミニク・スコット・ケイとこのクラークという子役の二人とも有名な諸作品に出演で、米国映画界では人気も実力も兼ね備えているようだ。

 また、サンドラ・ブロック(
デンジャラス・ビューティー (2001) MISS CONGENIALITY
ヤァヤァ・シスターズの聖なる秘密 (2002) DIVINE SECRETS OF THE YA-YA SISTERHOOD
トゥー・ウィークス・ノーティス (2002) TWO WEEKS NOTICE
クラッシュ (2004) CRASH
デンジャラス・ビューティー2 (2005) MISS CONGENIALITY: ARMED AND FABULOUS 』等)も。

 他には、
ブロンド・ライフ (2002) LIFE OR SOMETHING LIKE IT 』のメリッサ・エリコや
スペース カウボーイ (2000) SPACE COWBOYS
ドッグヴィル (2003) DOGVILLE 』のブレア・ブラウンらが脇に登場する。

 『 バイバイ、ママ 』原作「ラヴァーボーイ Loverboy 」では、エミリー自身が病室からナレーションしている形式となっているから、最後は溺愛する息子に去られ、または無理心中を図って息子に死なれてしまうのだろうか。とにかく『 バイバイ、ママ 』は母子を中心に展開し、驚嘆のラストを迎える模様だ。
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【『 バイバイ、ママ 』のスタッフとキャスト】
監督: ケヴィン・ベーコン Kevin Bacon (Directed by)
製作: ケヴィン・ベーコン Kevin Bacon (producer)
    ダニエル・バイジェル Daniel Bigel (producer)
    マイケル・メイラー Michael Mailer (producer)
    キラ・セジウィック Kyra Sedgwick (producer)
    パメラ・サー Pamela Thur (line producer)
製作総指揮: アヴィ・ラーナー Avi Lerner (executive producer)
    ランドール・エメット Randall Emmett (co-executive producer)
    アンドリュー・ラン Andrew Lang (co-executive producer)
原作: ヴィクトリア・レデル Victoria Redel (novel)
脚本: ハナ・シェイクスピア Hannah Shakespeare (screenwriter)
美術: クリス・シュライヴァー Chris Shriver (Production Design by)

出演: ケヴィン・ベーコン Kevin Bacon as Emily's father
    マリサ・トメイ Marisa Tomei as Emily's mother
    キラ・セジウィック Kyra Sedgwick as Emily
    サンドラ・ブロック Sandra Bullock
    マット・ディロン Matt Dillon as Paul's father
    ドミニク・スコット・ケイ Dominic Scott Kay as Loverboy (aka Paul)
    スペンサー・トリート・クラーク Spencer Treat Clark as Paul @16
    ブレア・ブラウン Blair Brown
    メリッサ・エリコ Melissa Errico
    ジョン・ラファイエット John Lafayette as Allen
    オリヴァー・プラット Oliver Platt
    キャンベル・スコット Campbell Scott

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<もっと詳しく>

ストーリー展開の前知識やネタばれがお好みでない方は、読まないで下さい。

 映画『 バイバイ、ママ (2005) LOVERBOY 』の「テキストによる未公開映画の再現」レヴューは、現在まだ書けておりません・・・。

参考資料:「映画の森てんこ森」映画タイトル集
       http://www.coda21.net/eiga_titles/index.htm
      IMDb
      allcinema ONLINE
      Nostalgia.com
      CinemaClock.com
■映画『 バイバイ、ママ LOVERBOY 』の更新記録
2004/10/26新規: ファイル作成
2004/12/06更新: ◆一部テキスト追記と書式変更
2006/02/16更新: ◆タイトル変更
2006/03/28更新: ◆データ追加
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幸田 幸
coda_sati@hotmail.com
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