| １２月公開映画 | |||||||||||||||||||||||||||
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| １２月公開映画＠映画の森てんこ森 | |||||||||||||||||||||||||||
| 12月公開映画（全米） | |||||||||||||||||||||||||||
| J マガジンでの執筆 12月公開映画の紹介 | |||||||||||||||||||||||||||
| この度ご縁があって、私、幸田幸（こうださち）は、Ｊマガジン
12月号の映画コーナーを担当させていただくことになりました。 Ｊマガジンは、アメリカ、ニューイングランド地方及び、ニューヨーク州、ニュージャージ州に在住する日本人のための生活情報誌で、毎月15000部を発行している雑誌です。 私がなぜＪマガジンの映画コーナーを担当するかと申し上げますと、話が長くなります。要は、子供時代から映画と作文が大好きで、学生時代から始めたＰＣに夢中になり、２年前に映画のＨＰを立ち上げ、日本では一日訪問者数一万人以上という人気のあるサイトに成長していた矢先に、Ｊマガジンのデスク様から執筆を依頼されたのが切っ掛けです。嬉しいことにデスク様はよく私の映画解説を参考にしていただいてたとの事。最初はお受けしたものかと迷いましたが、これも勉強、何事も経験のためと厚顔無恥にも引き受けた次第です。私は映画ファンとしては若輩で、映画解説や評論に至っては全くの素人の域を超えられません。私なりには、洋画の日本公開映画については日本の誰よりも先に映画解説やレヴューを書いているつもりですが、アメリカ現地の最新公開映画については更に調査、研究しながら、依頼された 12 月の映画コーナーを担当させていただきます。 実際のところ、私の担当するＪマガジンの紙面での文字数は1800字。エッセイ的に全米12月公開映画を紹介することが、作文の要件です。考え抜いた挙句、『強いアメリカ パックス・アメリカーナ』という題で書き上げました。※掲載される全文はここをクリック（画面切替）。 以下は、Ｊマガジン 12月号の映画コーナー紙面で書ききれなかった12月公開映画の詳細情報です。特に今回のＪマガジン 12月号を読んでおられる、ニューイングランド地方及び、ニューヨーク州、ニュージャージ州に在住する日本人の皆様に、補足資料としてご覧頂きたいと思います。また、日本での12月公開映画については、「とれ幸12月公開映画」でご覧ください。 さて、今月紹介させていただくタイトルは以下の５作品です。 （１）『 ブレイド３ (2004) BLADE: TRINITY 』 8 December 2004 （２）『 オーシャンズ１２ (2004) OCEAN'S TWELVE 』 10 December 2004 （３）『 ビヨンド the シー 夢見るように歌えば〜 (2004) BEYOND THE SEA 』 10 December 2004 （４）『 クローサー (原題) (2004) CLOSER 』 （米国映画） 3 December 2004 （５）『 アヴィエイター (原題) (2004) THE AVIATOR 』 17 December 2004 以上の５作品は、私が映画館に足を運んで観たいと思う話題作です。本誌では文字数に限界がありますので各作品をわたし的に纏めてみます。 ■（１）『 ブレイド３ (2004) BLADE: TRINITY 』 映画『 ブレイド３ (2004) BLADE: TRINITY 』の主人公であるブレイドはブラックなアメ・コミ・ヒーロー。 1973 年、コミック作家のマーヴ・ウルフマンと、コミック･アーティストのジーン・コランにより、マーヴル･コミックスから産声を上げた。映画化一作目は、『 リーグ・オブ・レジェンド／時空を超えた戦い (2003) THE LEAGUE OF EXTRAORDINARY GENTLEMEN 』等のスティーヴン・ノリントン Stephen Norrington 監督、二作目は『 デビルズ・バックボーン (2001) EL ESPINAZO DEL DIABLO (原題) / THE DEVIL'S BACKBONE (英題) 』『 ヘルボーイ (2004) HELLBOY 』等のギレルモ・デル・トロ Guillermo Del Toro 監督が手がけ、それぞれ大ヒットを記録。『 マトリックス (1999) THE MATRIX 』や『 グリーン・デスティニー (2000) 臥虎藏龍 (原題) / CROUCHING TIGER, HIDDEN DRAGON 』に先駆けた、シリーズを通して定評のあるアクションシーンは、映画『 ブレイド３ 』でも期待度大だ。 |
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ブレイド３
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| 監督： デヴィッド・Ｓ・ゴイヤー David S.
Goyer (Directed by) 製作： デヴィッド・Ｓ・ゴイヤー David S. Goyer (producer) リン・ハリス Lynn Harris (producer) ウェズリー・スナイプス Wesley Snipes (producer) 製作総指揮： アヴィ・アラッド Avi Arad (executive producer) キャラクター： マーヴ・ウルフマン Marv Wolfman (character) ジーン・コラン Gene Colan (character) 脚本： デヴィッド・Ｓ・ゴイヤー David S. Goyer (written by) 音楽： テレンス・ブランチャード Terence Blanchard (Original Music by) ＲＺＡ RZA (Original Music by) 撮影： ガブリエル・ベリスタイン Gabriel Beristain (Cinematography by) 編集： ハワード・Ｅ・スミス Howard E. Smith (Film Editing by) 美術： クリス・ゴラック Chris Gorak (Production Design by) 衣装： ローラ・ジーン・シャノン Laura Jean Shannon (Costume Design by) 出演： ウェズリー・スナイプス Wesley Snipes as Blade クリス・クリストファーソン Kris Kristofferson as Abraham Whistler ライアン・レイノルズ Ryan Reynolds as Hannibal King ジェシカ・ビール Jessica Biel as Abigail Whistler パーカー・ポージー Parker Posey as Danica 映画『 ブレイド３ (2004) BLADE: TRINITY 』のあらすじ 人間とヴァンパイアの二つの血を受け継いでいるブレイド（ウェズリー・スナイプス）。ヴァンパイアのように不死で超自然的なパワーを持っていながら、昼間も出歩くことができる彼は、ブレイド･ザ･デイハンター Blade the Dayhunter として知られる。人間社会の基本組織を支配するヴァンパイアたちは、そんな最強のヴァンパイア･ハンターであるブレイドを打ち負かすことができないかも知れないと思い、ブレイドがサイコな連続殺人犯と疑われるように偽装した。ブレイドが恐ろしいモンスターであると考えたＦＢは彼の後を追う。ヴァンパイアたちの計画は成功し、ブレイドのヴァンパイア･ハンターとしての活動は厳しく制限された。そこでヴァンパイアたちは、自分達全員の祖父を目覚めさせた。それは、誰も持ち得ない脅威の能力を持つ純粋なヴァンパイア、ドラキュラ〔別名ドレイク〕（ドミニク・パーセル）だ。この最も強力なヴァンパイアの脅威を受け、ブレイドはナイトストーカーズ the Nightstalkers というヴァンパイア人間のハンターで結成されたチームの助けを得る…。もっと詳しくは「映画の森てんこ森」の以下のアドレスで。 『 ブレイド３ (2004) BLADE: TRINITY 』 http://www.coda21.net/eiga3mai/text_review/BLADE_TRINITY.htm |
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| ■（２）『 オーシャンズ１２ (2004) OCEAN'S TWELVE 』 映画『 オーシャンズ１２ (2004) OCEAN'S TWELVE 』は、『 オーシャンズ１１ (2001) OCEAN'S ELEVEN 』の続編。『 オーシャンズ１２ (2004) OCEAN'S TWELVE 』では、前作に増して豪華キャストが登場。その中でも私は、ヴァンサン・カッセルの活躍に期待してマス！ |
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オーシャンズ１２
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| 監督： スティーヴン・ソダーバーグ Steven
Soderbergh (Directed by) 製作： ジェリー・ワイントローブ Jerry Weintraub (producer) 製作総指揮： ブルース・バーマン Bruce Berman (executive producer) ジョージ・クルーニー George Clooney (executive producer) スーザン・イーキンス Susan Ekins (executive producer) ジョン・ハーディ John Hardy (executive producer) スティーヴン・ソダーバーグ Steven Soderbergh (executive producer) 脚本： ジョージ・ノルフィ George Nolfi (Writing credits) 音楽： デイヴィッド・ホームズ David Holmes (Original Music by) 撮影： クリス・コニヤー Chris Connier (Cinematography by) スティーヴン・ソダーバーグ Steven Soderbergh (Cinematography by) 編集： スティーヴン・ミリオン Stephen Mirrione (Film Editing by) 美術： フィリップ・メッシーナ Philip Messina (Production Design by) 衣装： ミレナ・カノネロ Milena Canonero (Costume Design by) 出演： ジョージ・クルーニー George Clooney as Danny Ocean ブラッド・ピット Brad Pitt as Rusty Ryan ジュリア・ロバーツ Julia Roberts as Tess Ocean アンディ・ガルシア Andy Garcia as Terry Benedict マット・デイモン Matt Damon as Linus Caldwell バーニー・マック Bernie Mac as Frank Catton ケイシー・アフレック Casey Affleck as Virgil Malloy スコット・カーン Scott Caan as Turk Malloy ヴァンサン・カッセル Vincent Cassel as Dinner Jacket ドン・チードル Don Cheadle as Basher Tarr シャオボー・クィン Shaobo Qin as Yen カール・ライナー Carl Reiner as Saul Bloom エリオット・グールド Elliott Gould as Reuben Tishkoff エディ・ジェイミソン Eddie Jemison as Livingston Dell ジェローン・クラッペ Jeroen Krabbe キャサリン・ゼタ＝ジョーンズ Catherine Zeta-Jones as Isabel Lahiri 映画『 オーシャンズ１２ (2004) OCEAN'S TWELVE 』のプロット ダニー･オーシャン（ジョージ・クルーニー）とその 11 人の犯罪者集団は、ヨーロッパで 3 つの強盗を計画している。アムステルダム Amsterdam では株（？）、パリParisでは名画、そしてローマ Rome では大きなダイヤモンドが彼らの標的だ。前作『 オーシャンズ１１ (2001) OCEAN'S ELEVEN 』で、ダニーとその仲間にまんまと騙された、カジノのオーナー、テリー・ベネディクト（アンディ・ガルシア）は、復讐を誓い、ダニー達の下に彼の手下（ヴァンサン・カッセル）を送り込む。その間、ヨーロッパ警察機構 EUROPPOL のエージェントで、実はラスティ・ライアン（ブラッド・ピット）の元恋人のイザベル・ラヒリ（キャサリン・ゼタ＝ジョーンズ）が、ダニー達の強盗事件を追う…。もっと詳しくは「映画の森てんこ森」の以下のアドレスで。 『 オーシャンズ１２ (2004) OCEAN'S TWELVE 』 http://www.coda21.net/eiga3mai/text_review/OCEANS_TWELVE.htm |
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| ■（３）『 ビヨンド the シー 夢見るように歌えば〜 (2004)
BEYOND THE SEA 』 映画『 ビヨンド the シー 夢見るように歌えば〜 (2004) BEYOND THE SEA 』は 、「♪ラ・メール」の英語版「♪ビヨンド・ザ・シー」の大ヒットを飛ばした伝説の米国シンガー、ボビー・ダーリン（ 1936 - 1973 ）の短い生涯を、サンドラ・ディーとの結婚・離婚などのエピソードも入れて描いたアカデミー俳優ケヴィン・スペイシー（『 アメリカン・ビューティー (1999) AMERICAN BEAUTY 』『 １６歳の合衆国 (2003) THE UNITED STATES OF LELAND 』『 ライフ・オブ・デビッド・ゲイル (2003) THE LIFE OF DAVID GALE 』等）の映画である。 |
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ビヨンド the シー 夢見るように歌えば〜 ポスターはhttp://www.up4u.net/ より引用させて頂きました。
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| 監督： ケヴィン・スペイシー Kevin Spacey (Directed
by) 製作： フィリップ・バリー Philip Barry (producer) ダナ・ブルネッティ Dana Brunetti (producer) ジャン・ファントル Jan Fantl (producer) アーサー・フリードマン Arthur Friedman (producer) アンディ・パターソン Andy Paterson (producer) ケヴィン・スペイシー Kevin Spacey (producer) マーク・トレイシー Mark Tracey (producer) 製作総指揮： ピーター・ブロック Peter Block (executive producer) マイケル・バーンズ Michael Burns (executive producer) ジェイソン・コンスタンティン Jason Constantine (executive producer) ダグラス・ハンセン Douglas Hansen (executive producer) デイモン・ホロウィッツ Damon Horowitz (executive producer) ジョアン・ホロウィッツ Joanne Horowitz (executive producer) ヘニング・モルフェンター Henning Molfenter (executive producer) ティエリー・ポトク Thierry Potok (executive producer) ジム・リーヴ Jim Reeve (executive producer) スティーヴ・ロビンス Steve Robbins (executive producer) 脚本： ポール・アタナシオ Paul Attanasio (Writing credits) ロレンツォ・カルカテラ Lorenzo Carcaterra (Writing credits) ジェフリー・ミーク Jeffrey Meek (Writing credits) ジェームズ・トバック James Toback (Writing credits) 撮影： エドゥアルド・セラ Eduardo Serra (Cinematography by) 編集： トレヴァー・ウェイト Trevor Waite (Film Editing by) 配役： ジョアンナ・コルバート Joanna Colbert (Casting by) 音楽： ジョン・ウィルソン John Wilson (Original Music by) クリストファー・スラスキ Christopher Slaski (incidental music) 出演： ケヴィン・スペイシー Kevin Spacey as Bobby Darin ケイト・ボスワース Kate Bosworth as Sandra Dee ジョン・グッドマン John Goodman as Steve Blauner ボブ・ホスキンス Bob Hoskins as Charlie Maffia ブレンダ・ブレシン Brenda Blethyn as Polly Cassotto 映画『 ビヨンド the シー 夢見るように歌えば〜 (2004) BEYOND THE SEA 』のあらすじ 映画『 ビヨンド the シー 夢見るように歌えば〜 』のワーキングタイトルは『 Bobby Darin Biopic （直訳：ボビー・ダーリンの伝記映画）』という通り、彼の悲劇的で英雄的な短い人生を描いた感動の作品である。 ボビー・ダーリンはニューヨークのブロンクス Bronx, New York のスラム街で1936 年 5 月 14 日に生まれた。本名はウォルデン・ロバート・カソット Walden Robert Cassotto という。７歳の頃（子役／ウィリアム・ウルリッヒ）、リューマチ熱の為に心臓がダメージを受けて、医師はボビーが 15 か 16 歳までしか生きられないと母親ポリー（ブレンダ・ブレシン：『 リトル・ヴォイス (1998) LITTLE VOICE 』『 ダディ＆ゼム (原題) (2001) DADDY AND THEM 』『 ソニー (2002) SONNY 』）に伝えた。 心臓疾患のあるそんなボビーは家族に見守られ過保護に育てられた。家には姉のニーナ（キャロライン・アーロン：『 ジョー・ダート (原題)（2001）JOE DIRT 』）やその夫チャーリー（ボブ・ホスキンス：『 スターリングラード (2000) ENEMY AT THE GATES 』『 メイド・イン・マンハッタン (2002) MAID IN MANHATTAN 』『 ヴァニティ・フェア (原題) (2004) VANITY FAIR 』）もいて面倒を見てくれた。そして医療の発達のお蔭で心臓は鼓動を続け、ボビー（ケヴィン・スペイシー）は宣告された寿命を越えて、二十歳を無事に迎えられた。 音楽好きなボビーは家族にも支援されて、親友で後にマネージャーとなるスティーヴ・ブローナー（ジョン・グッドマン：『 ジャングル・ブック２ (2003) THE JUNGLE BOOK 2 』）の協力で、ショービジネスの世界に入る。ステージネームはボビー・ダーリンに。彼は歌を歌うだけでなく、ドラムスとピアノとギターも演奏するし作曲もした。音楽ディレクターはディック・バーク（ピーター・チンコッティ）だ。場末のクラブから、ラスベガス Las Vegas のショーに上り詰めるまでパフォーマンスに磨きをかけていく。・・・もっと詳しくは「映画の森てんこ森」の以下のアドレスで。 『 ビヨンド the シー 夢見るように歌えば〜 (2004) BEYOND THE SEA 』 http://www.coda21.net/eiga3mai/text_review/BEYOND_THE_SEA.htm |
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| ■（４）『 クローサー (原題) (2004) CLOSER 』 （米国映画） 映画『 クローサー (2004) CLOSER 』は 2004/10/29 の時点で邦題が分からないので「クローサー」としておく。『 クローサー CLOSER 』はお膝元米国ではこの 12 月初旬（1日・3日・12日と諸情報あり）に封切されるが日本ではいつになるのだろう。何しろ『 クローサー CLOSER 』主演はジュリア・ロバーツ（『 オーシャンズ１２ (2004) OCEAN'S TWELVE 』）、ジュード・ロウ（『 アビエーター (2004) THE AVIATOR 』）、ナタリー・ポートマン、クライヴ・オーウェンという四大俳優・女優の華麗な競演となるから、放っておく筈がないもの。『 クローサー CLOSER 』はカップル二組の‘四人関係’みたいなコメディ絡みのドラマである。 |
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クローサー CLOSER ポスターはhttp://movies.yahoo.com/ より引用させて頂きました。
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| 監督： マイク・ニコルズ Mike Nichols (Directed
by) 製作： ケイリー・ブロコウ Cary Brokaw (producer) ジョン・コーリー John Calley (producer) ロバート・フォックス Robert Fox (producer) マイク・ニコルズ Mike Nichols (producer) スコット・ルーディン Scott Rudin (producer) 製作総指揮： セリア・Ｄ・コスタス Celia D. Costas (executive producer) 原作： パトリック・マーバー Patrick Marber (play) 脚本： パトリック・マーバー Patrick Marber (screenplay) 撮影： スティーヴン・ゴールドブラット Stephen Goldblatt (Cinematography by) 衣装： アン・ロス Ann Roth (Costume Design by) 出演： ジュリア・ロバーツ Julia Roberts as Anna ジュード・ロウ Jude Law as Dan ナタリー・ポートマン Natalie Portman as Alice クライヴ・オーウェン Clive Owen as Larry スティーヴ・ベンハム Steve Benham as Car driver マイケル・ハーレイ Michael Haley as Smoking Man Peter Rnic as Bodyguard ジャクリン・ティファニー・ブラウン Jaclynn Tiffany Brown as Tourist (uncredited) 映画『 クローサー (2004) CLOSER 』のあらすじ 映画『 クローサー CLOSER 』は現代の男女関係を正直に見つめた作品で、四人の男女の出会いと瞬時の惹かれ合いと裏切り・背信の物語である。片方のカップルの男性が別のカップルの女性と知り合うことから事態は複雑に醜くなっていく。二組のカップルを巻き込む情熱と愛と奔放さのストーリーで、ヴィクトリア朝のドラマ風のプロットに聞こえそうだけど、断固としてこれは現代のドラマ。でも、 18 世紀の軽快なダンスであるガボットの優雅さを備えているそうだ。 映画『 クローサー CLOSER 』のストーリーがもし戯曲に忠実ならばこんな風な展開になるだろう。脚本が戯曲の当の本人パトリック・マーバーによるから、きっと同じようになると推測される。 アリス（ナタリー・ポートマン）はとっても若くて綺麗なストリッパーだ。非常に自滅的でもある。ダン（ジュード・ロウ）は死亡記事のライターだけど、文筆業に抱負を抱いている男だ。ある時、タクシーに跳ねられて舗道に倒れたアリスをダンが助け起こす。これが二人の出会い。通りを渡る時は左右を見るものだけど、この時、ダンとアリスは別々にお互い反対方向から雑踏の中を歩いていて、だんだん近づいてくるその相手（ダンからはアリス、アリスからはダン）を見とれていたからだろう。でも、このアリスの軽率とも自滅的とも言える行動の仕方は、彼女の人生の比喩でもあり、現実の彼女の生活を映し出している。 ラリー（クライヴ・オーウェン）は医師である。セックスに対して何か強迫観念があるという設定だ。さっきタクシーに跳ねられて脚を負傷し担ぎ込まれた病院でアリスの治療に当たるのがこのラリーなのである。ラリーは急患のアリスにタバコをやり、診断も粗雑（ぞんざい）だ。 ダンとアリスは好き合って同棲するようになり、ダンは遂に念願の本を執筆した。ただし、題材はアリスの褒められない過去を傷つけるようなものだけど。ダンがその本の表紙に載せる自分のポートレート撮影をしてもらった写真技師がアンナ（ジュリア・ロバーツ）である。アンナはアリスの写真も撮る。そしてその写真はアンナの次の写真展での主要作品になる。なお、この映画では‘お年を召した（失礼！）’ジュリア・ロバーツは割と地味で、ナタリー・ポートマンの方が女優としてはホットに映されている模様。化粧もドレスもウィッグもド派手なシーンが幾つもありそうだ。 ダンとラリーという男性二人が出会うことになるのは、インターネットのポルノのチャットのサイトであった。ダンはアンナという名で女性の振りをしてチャットし、翌日にその医師ラリーとデートの約束をする。ここからが一番おかしなシーンらしい。ダンはポートレート撮影時に知り合った本物のアンナをデート場所指定の水族館に行かせる。そこにラリーがのこのこ現れるわけだ。ダンは冗談のつもりで悪ふざけをセッティングしたのだけど、何とラリーとアンナは恋に落ちるのだ。こうして、二組のカップルが生まれた。ダンとアリス。ラリーとアンナ。 しかし、やがて片方のカップルのダンと別のカップルのアンナが恋に落ちる。トレーラーでもジュード・ロウとジュリア・ロバーツのキスシーンが見られた。一方、中年っぽい医師ラリーは若くてオイシそうなアリスに夢中になって、それぞれ別のカップルの片方同士がそういう関係になる。だからあっちもこっちも恋の炎が立ち始めるのだ。 『 クローサー CLOSER 』は、こうして、二組、四人の男女の関係が、破綻したり、また元のさやに納まったり、再度だめになったり、という恋愛模様を描いたものである。コメディ・ドラマというジャンルではあるけど、そんなコミカルには感じられず、お洒落で、恋愛の不可解さといったものを浮き彫りにしている作品だと思われる。・・・もっと詳しくは「映画の森てんこ森」の以下のアドレスで。 『 クローサー (原題) (2004) CLOSER 』 （米国映画） http://www.coda21.net/eiga3mai/text_review/CLOSER.htm |
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| ■（５）『 アヴィエイター (原題) (2004) THE AVIATOR 』 映画『 アヴィエイター (原題) (2004) THE AVIATOR 』は、現時点（ 2004/05/10 ）では邦題は分からないので、「アヴィエイター」としておく。 AVIATOR （飛行家、飛行士）は、「アビエイター」「アヴィエーター」「アビエーター」とも書けるかもしれないけど、「アヴィエイター」が一番英語の音に近いかな。“ THE AVIATOR （ズィ・アヴィエイター）”という原題名を持つ映画には、クリストファー・リーヴ Christopher Reeve 主演の冒険映画『 アビエーター (1985) THE AVIATOR 』と、ハリウッドのウォーク・オブ・フェイム the Hollywood Walk of Fame にも名が刻まれている往年のハリウッド・スター、エドワード・エヴァレット・ホートン Edward Everett Horton 主演のコメディ『 THE AVIATOR (1929) 』があるが、それぞれには関連がないと思う。 2003 年度の『 アヴィエイター (原題) (2004) 』は、『 タクシードライバー (1976) TAXI DRIVER 』で 1976 年カンヌ国際映画祭パルムドール受賞、『 ギャング・オブ・ニューヨーク (2001) GANGS OF NEW YORK 』等でアカデミー監督賞に 4 度もノミネートを受ける名監督マーティン・スコセッシ監督が、再びレオナルド・ディカプリオを主演に起用して制作する話題作だ。 映画『 アヴィエイター (原題) (2004) THE AVIATOR 』で描かれるのは、億万長者のビジネスマンであり、映画プロデューサー、映画監督、そして飛行家（ THE AVIATOR アヴィエイター）であったハワード・ヒューズ Howard Hughes ( 1905-1976 )の若かりし日々。だからタイトルが『 アヴィエイター THE AVIATOR 』なのだ。ハワード・ヒューズの初監督作品『 地獄の天使 (1930) HELL'S ANGELS 』が制作された 20 代半ばから、彼の有名な飛行機であるブルー・スプルース the Blue Spruce （愛称 Spruce Goose 〔小ぎれいなガチョウ〕）という 750 人乗りの木製航空機をテスト飛行した 42 歳頃までに焦点を当てた作品だ。アメリカの伝説的な人物であるハワード・ヒューズを映画化するというだけあって、『 アヴィエイター THE AVIATOR 』のスタッフ＆キャストとも錚錚たる面々だ。 映画『 アヴィエイター (原題) (2004) THE AVIATOR 』のようにハワード・ヒューズを映画化しようという計画は色々あり、マーティン・スコセッシ監督＆レオナルド・ディカプリオのこの映画はそのうちの一つ。これまでにありえる可能性として浮上した企画には、ミロス・フォアマン Milos Forman 監督（『 カッコーの巣の上で (1975) ONE FLEW OVER THE CUCKOO'S NEST 』『 アマデウス (1984) AMADEUS 』で 2 度アカデミー監督賞受賞）＆エドワード・ノートン Edward Norton （『 25時 (2002) 25TH HOUR 』『 レッド・ドラゴン (2002) RED DRAGON 』等）、『 フロム・ヘル (2001) FROM HELL 』のヒューズ兄弟監督 the Hughes Brothers ＆ジョニー・デップ Johnny Depp （『 ナインスゲート (1999) THE NINTH GATE 』『 パイレーツ・オブ・カリビアン／呪われた海賊たち (2003) PIRATES OF THE CARIBBEAN: THE CURSE OF THE BLACK PEARL 』等）、ブライアン・デ・パルマ Brian de Palma 監督（『 ミッション・トゥ・マーズ (2000) MISSION TO MARS 』『 ファム・ファタール (2002) FEMME FATALE 』等）＆ニコラス・ケイジ Nicolas Cage （『 アダプテーション (2002) ADAPTATION 』『 ウインドトーカーズ (2002) WINDTALKERS 』等）、古いところではウォーレン・ビーティ Warren Beatty （『 ボニーとクライド／俺たちに明日はない (1967) BONNIE AND CLYDE 』等）の監督・主演というのもあったそうだ。現実になるかもしれない企画には、クリストファー・ノーラン Christopher Nolan 監督（『 メメント (2000) MEMENTO 』等）＆ジム・キャリー Jim Carrey （『 トゥルーマン・ショー (1998) THE TRUMAN SHOW 』『 ブルース・オールマイティ (2003) BRUCE ALMIGHTY 』『 エターナル・サンシャイン (仮題) (2004) ETERNAL SUNSHINE OF THE SPOTLESS MIND 』等）のがある。どの企画で映画化されてもスゴイ作品が出来上がりそうなコンビだ。過去には、ハワード・ヒューズがモデルになった映画には、『 大いなる野望 (1964) THE CARPETBAGGERS 』がある。 |
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THE AVIATOR
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| 監督： マーティン・スコセッシ Martin Scorsese
(Directed by) 製作： サンディ・クライマン Sandy Climan (producer) レオナルド・ディカプリオ Leonardo DiCaprio (producer) チャールズ・エヴァンス・Ｊｒ Charles Evans Jr. (producer) グラハム・キング Graham King (producer) マイケル・マン Michael Mann (producer) 製作総指揮： クリス・ブリガム Chris Brigham (executive producer) リック・シュワルツ Rick Schwartz (executive producer) マーティン・スコセッシ Martin Scorsese (executive producer) コリン・ヴァインズ Colin Vaines (executive producer) ハーヴィー・ワインスタイン Harvey Weinstein (executive producer) リック・ヨーン Rick Yorn (executive producer) 脚本： ジョン・ローガン John Logan (written by) 音楽： ハワード・ショア Howard Shore (Original Music by) 撮影： ロバート・リチャードソン Robert Richardson (Cinematography by) 編集： セルマ・スクーンメイカー Thelma Schoonmaker (Film Editing by) 美術： ダンテ・フェレッティ Dante Ferretti (Production Design by) 衣装： サンディ・パウエル Sandy Powell (Costume Design by) 出演： レオナルド・ディカプリオ Leonardo DiCaprio as Howard Hughes ケイト・ブランシェット Cate Blanchett as Katharine Hepburn ケイト・ベッキンセイル Kate Beckinsale as Ava Gardner グェン･ステファニ Gwen Stefani as Jean Harlow アダム・スコット Adam Scott as Johnny Meyer ケリ・ガーナー Kelli Garner as Faith Domergue イアン・ホルム Ian Holm as Professor Fitz アラン・アルダ Alan Alda as Senator Ralph Owen Brewster アレック・ボールドウィン Alec Baldwin as Juan Trippe フランセス・コンロイ Frances Conroy as Kit Hepburn ウィレム・デフォー Willem Dafoe エドワード・ハーマン Edward Herrmann as Joseph Breen ダニー・ヒューストン Danny Huston as Jack Frye イヴ・ジャック Yves Jacques ヴィンセント・ラレスカ Vincent Laresca as Jorge ジュード・ロウ Jude Law as Errol Flynn ジョン・Ｃ・ライリー John C. Reilly as Noah Dietrich エイミー・スローン Amy Sloan as Allene Hughes ブレント・スピナー Brent Spiner as Robert Gross 『 アヴィエイター (原題) (2004) THE AVIATOR 』の主人公ハワード・ヒューズ Howard Hughes ( 1905-1976 ) テキサス州ヒューストンで名家に生まれたハワード・ヒューズは、 1924 年に 19 歳の若さで自身の金融帝国の基礎を築く。親族争いの結果、ハワードは顧問弁護士に自身の権利を買い上げさせ、父の会社ヒューズ・ツール・カンパニー the Hughes Tool Company が製造した石油掘削器の特許権を継承したのだ。 14 歳の時に飛行機を操縦できたというハワード・ヒューズは、 1930 年代にヒューズ・エアクラフト・コーポレーション the Hughes Aircraft Corp を設立する。この会社は後にアメリカの防衛を担うまでに成長する。パイロットでもあったハワード・ヒューズは、数多くの飛行記録を打ち立てた。 1947 年にはスプース・グースというニックネームの 750 人乗り木製飛行機を完成させ、一度だけテスト飛行を実施する。 さらに彼の興味は、映画産業へも広がっており、初監督作品『 地獄の天使 (1930) HELL'S ANGELS 』やプロデュース作品『 犯罪都市 (1931) THE FRONT PAGE 』のような古典的名作の制作に携わる。リッチでハンサムで才能も地位もあるハワード・ヒューズは、“ The World's Greatest Womanizer （世界一の女たらし）”と呼ばれるほどモテた。 1925 年 6 月 1 日に、彼はヒューストン社交界の花エラ・ライス Ella Rice と結婚しているが、 1930 年には離婚するなど、 3 度の結婚歴がある。 1930 年代のハリウッドで、ハワード・ヒューズは、キャサリン・ヘプバーン Katharine Hepburn をはじめとする多くの女優や社交界の女性をエスコートした。 ハワード・ヒューズは航空会社 Trans World Airways (TWA) を所有するが、 TWA に対して訴訟を起こされたとき、1966 年に TWA の株を売却し、 5 億 4600 万ドル（ 1 ドル＝約 360 円で 1965 億 6000 万円）を手に入れる。 1960 年代にラスベガス Las Vegas のカジノを沢山購入した億万長者ハワード・ヒューズは、隠者として晩年を過ごした。ホテルのスイートルームから送られるハワードの指示で広範囲なビジネスから利益が生み出され、彼を訴訟に巻き込んだ。神経衰弱で麻薬中毒となり、 190 ｃｍの身長に 38 ｋｇの体重で、ハワード・ヒューズはこの世を去る。飛行機でヒューストンの病院へ搬送される途中の出来事だった。財務省は、ハワード・ヒューズであることを確認するために指紋を採取したそうだ。・・・もっと詳しくは「映画の森てんこ森」の以下のアドレスで。 『 アヴィエイター (原題) (2004) THE AVIATOR 』 http://www.coda21.net/eiga3mai/text_review/THE_AVIATOR.htm |
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| 幸田 幸 coda_sati@hotmail.com |
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