パープル・バタフライ
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パープル・バタフライ (2003)
紫胡蝶 / PURPLE BUTTERFLY (英題)
 映画『 パープル・バタフライ (2003) 紫胡蝶 / PURPLE BUTTERFLY (英題) 』を紹介します。『 パープル・バタフライ / 紫胡蝶 / PURPLE BUTTERFLY 』は 2004/06/03 の時点で邦題が分からなかったので「パープル・バタフライ (原題)」としておいたら『 パープル・バタフライ 』に確定した。

 映画『 パープル・バタフライ / 紫胡蝶 / PURPLE BUTTERFLY 』を以下に目次的に紹介する。
■映画『 パープル・バタフライ PURPLE BUTTERFLY 』のポスター、予告編および映画データ
■映画『 パープル・バタフライ / 紫胡蝶 / PURPLE BUTTERFLY 』の解説
 ネタばれをお好みでない方はこの解説をご覧下さい。
■映画『 パープル・バタフライ / 紫胡蝶 / PURPLE BUTTERFLY 』の主なスタッフ
■映画『 パープル・バタフライ / 紫胡蝶 / PURPLE BUTTERFLY 』の主なキャスト
■映画『 パープル・バタフライ / 紫胡蝶 / PURPLE BUTTERFLY 』の配給会社
■映画『 パープル・バタフライ / 紫胡蝶 / PURPLE BUTTERFLY 』のあらすじ
■映画『 パープル・バタフライ / 紫胡蝶 / PURPLE BUTTERFLY 』の受賞関係
■映画『 パープル・バタフライ / 紫胡蝶 / PURPLE BUTTERFLY 』のトリビア
■映画『 パープル・バタフライ / 紫胡蝶 / PURPLE BUTTERFLY 』のスタッフとキャスト
■映画『 パープル・バタフライ / 紫胡蝶 / PURPLE BUTTERFLY 』の<もっと詳しく>
 <もっと詳しく>は映画『 パープル・バタフライ 』の「テキストによる映画の再現」レヴュー(あらすじとネタバレ)です。※ご注意:映画『 パープル・バタフライ / 紫胡蝶 / PURPLE BUTTERFLY 』の内容やネタバレがお好みでない方は読まないで下さい。
■映画『 パープル・バタフライ / 紫胡蝶 / PURPLE BUTTERFLY 』の更新記録

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幸の観たい度: 8つ星 
■映画『 パープル・バタフライ PURPLE BUTTERFLY 』のポスター、予告編および映画データ
パープル・バタフライ
パープル・バタフライ
Links:  Unofficial Web Site
Trailers: ここで観られます。
上映時間 Runtime: 2:08
製作国 Country: 中国/フランス
China / France
製作会社
Production Company:
Dream Factory International [fr]
Lou Yi Ltd. [cn]
上海電影公司 Shanghai Film Studios [cn]
Shanghai SFS Digital Media Co. [cn]
Wild Bunch [fr]
全米配給会社 Distributer: Palm Pictures
全米初公開 Release Date: 2004/10/ (limited)
日本初公開 R. D. in Japan: 2005/11/12 予定
日本公開情報 : アスミック・エース
ジャンル Genre: ロマンス/ドラマ/サスペンス
Romance / Drama / Suspense
MPAA Rating 指定: Singapore:M18 / USA:R
日本語公式サイト
http://purple-b.jp/
●スチルはnostalgia.com、予告編はcinemaclock.comより許諾をえて使用しています。
Filmography links and data courtesy of The Internet Movie Database & Nostalgia.com.
Filmography links and data courtesy of CinemaClock Canada Inc.
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■映画『 パープル・バタフライ / 紫胡蝶 / PURPLE BUTTERFLY 』の解説

 映画『 パープル・バタフライ (2003) 紫胡蝶 / PURPLE BUTTERFLY (英題) 』は中国・フランス合同作品。
パピヨン (1973) PAPILLON
パピヨンの贈り物 (2002) LE PAPILLON (原題) / THE BUTTERFLY (英題)
バタフライ・エフェクト (2004) THE BUTTERFLY EFFECT
天国の青い蝶 (2004) THE BLUE BUTTERFLY 』と、このごろ(2004/06/03)バラフライ(蝶)づいているので、『 パープル・バタフライ 』も取り上げてみよう。『 パープル・バタフライ 』はチャン・ツィイー 章子怡 と仲村トオル主演で戦争が引き裂く悲恋のお話。『 パープル・バタフライ 』の中国タイトル「紫胡蝶 Zi hudie 」が表すものは…。

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■映画『 パープル・バタフライ / 紫胡蝶 / PURPLE BUTTERFLY 』の主なスタッフ

○『 パープル・バタフライ 』の製作ウェイ・ワンと製作総指揮ジャン=ルイ・ピエール
KEN PARK (2002) KEN PARK

○『 パープル・バタフライ 』の製作総指揮: ヴァンサン・マラヴァル
スパン (2002) SPUN 』に携わっている。
シティ・オブ・ゴッド (2002) CIDADE DE DEUS / CITY OF GOD / GOD'S TOWN

○『 パープル・バタフライ 』の製作総指揮: ジャン=ルイ・ピエール
バース (2004) BIRTH

○『 パープル・バタフライ 』の製作総指揮: アラン・ドゥ・ラ・マータ
サラ、いつわりの祈り (2004) THE HEART IS DECEITFUL ABOVE ALL THING

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■映画『 パープル・バタフライ / 紫胡蝶 / PURPLE BUTTERFLY 』の主なキャスト

●チャン・ツィイー as シンシア@パープル・バタフライ
グリーン・デスティニー (2000) 臥虎藏龍 (原題) / CROUCHING TIGER, HIDDEN DRAGON
天上の剣 The Legend of ZU (2001) 蜀山伝 / THE LEGEND OF ZU
MUSA−武士− (2001) MUSA
HERO (2002) HERO (英題) / 英雄 (原題)
LOVERS (2004) 十面埋伏 (原題) / HOUSE OF FLYING DAGGERS (英題)
2046 (2004) 2046
SAYURI (2005) MEMOIRS OF A GEISHA 』等

●リィウ・イエ as 司徒 シ・ツ@パープル・バタフライ
藍宇(ランユー) 情熱の嵐 (2001) LAN YU 』

●リー・ビンビン as タン・イーリン@パープル・バタフライ
シルバーホーク (2004) 飛鷹 (原題) / SILVER HAWK (英題)

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■映画『 パープル・バタフライ / 紫胡蝶 / PURPLE BUTTERFLY 』の配給会社

 『 パープル・バタフライ 』の米国の配給会社はパーム映画社(
フルタイムキラー 全職殺手 (2001) FULLTIME KILLER
DEMONLOVER (2002) DEMONLOVER
ボム・ザ・システム (2002) BOMB THE SYSTEM
悪霊喰 (2003) THE ORDER
地球で最後のふたり (2003) LAST LIFE IN THE UNIVERSE
ノミ・ソング (2003) THE NOMI SONG
恋に落ちる確率 (2003) RECONSTRUCTION
クリーン (原題) (2004) CLEAN
サラ、いつわりの祈り (2004) THE HEART IS DECEITFUL ABOVE ALL THING
ブレイキング・ニュース (2004) 大事件 (原題) / BREAKING NEWS (英題) 』等)
にやっと決まって、カンヌより1年遅れて米国公開になる。

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■映画『 パープル・バタフライ / 紫胡蝶 / PURPLE BUTTERFLY 』のあらすじ
※本作『 パープル・バタフライ 』のあらすじは、日本公開前に幸田幸が書いたものです。作成現時点で出来るだけ正確な情報を心掛けていますが、データや内容に誤りや適切でない表現があるかもしれません。どうか宜しくご了解いただきお読みくださいますようお願いいたします。本コンテンツの複写や転用等はお控えください。また、リンクやメールをいただく場合はここを必ずお読みくださいますように。映画会社や配給会社や宣伝担当会社からの情報提供はこちらをお読みください。
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 さて、映画『 パープル・バタフライ 』のストーリー。
 『 パープル・バタフライ 』の舞台は 1928 年満州 Manchuria 、中国人の美しい女性辛夏(シンシア/チャン・ツィイー)は日本人の伊丹秀彦(仲村トオル)と恋仲にあった。愛し合う二人だったが、伊丹が日本で兵役につかねばならなくなったために別れざるを得なかった。駅で伊丹を見送って悲しい別れをした後、シンシアが自宅に帰ると、抗日運動をしている兄が血まみれになって惨殺されているのを発見する。日本人の右翼の過激派の犯行だった。

 それから三年後、上海 Shanghai は日本軍の手に落ちている。街は暴力が蔓延し、無秩序状態に陥っていた。ここで抗日活動をする組織の名が、シエ・ミン(フェン・ユエンジョン)がリーダーの「紫胡蝶 Zi hudie 」つまり「紫の蝶々 パープル・バタフライ」である。シンシアは兄が惨殺された時、日本軍に兄の仇を討つと心に決めて「紫胡蝶 パープル・バタフライ」の組織に入った。そして過去の自分のアイデンティティーを捨てるため、辛夏(シンシア)という名前を丁慧(ディン・ヒュイ)という名に変えた。

 ある日、日本の情報機関のトップである山本(キン・エイ)を暗殺するために雇った殺し屋を、丁慧と仲間は駅まで迎えに行く。丁度、民間人である依玲(タン・イーリン/リー・ビンビン)という女性が恋人を迎えに駅のプラットフォームに来ていた。その恋人、司徒(シ・ツ/リィウ・イエ)は「紫胡蝶 パープル・バタフライ」と何の関係もないのに、丁慧たちはその男性を間違って、雇った殺し屋と取り違える。「紫胡蝶 パープル・バタフライ」組織と日本軍との間で激しい銃撃戦となり、恋人を迎えに来ていただけの依玲という女性は銃殺されてしまった。そして司徒は山本を狙う殺し屋と間違われたまま、日本軍に連行されてしまう。

 そんな時、日本に帰国していた伊丹が山本の代理として上海に到着した。伊丹は抗日組織「紫胡蝶 パープル・バタフライ」のアジトを知るために、捕らえていた司徒(殺し屋と間違われた男)を泳がせる。一方、以前、伊丹と恋愛関係だった丁慧(チャン・ツィイー)に、「紫胡蝶 パープル・バタフライ」のリーダー、シエ・ミンは伊丹と接触するように命じる。シエ・ミン自身も丁慧を密かに愛しているのだが。ここで再会する丁慧(元シンシア)と伊丹は愛を取るか職務を取るか苦しむわけだ。

 司徒は、丁慧が「紫胡蝶 パープル・バタフライ」の一員でありながら、日本軍の伊丹と一緒にいるのを見て混乱する。この司徒という男性は、恋人の依玲が駅で銃撃戦で殺されたのはどこに責任があるのだろうと分からなくなってくるし、丁慧の存在に心を奪われるのかもしれない。チャン・ツィイー扮する辛夏(シンシア)、名を変えて丁慧(ディン・ヒュイ)という若く美しい女性をめぐって、三角関係ならぬ‘四角関係’模様も描きながら、映画『 パープル・バタフライ 』は戦争に翻弄される成就できない愛を伝えようとしている。

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■映画『 パープル・バタフライ / 紫胡蝶 / PURPLE BUTTERFLY 』の受賞関係

 『 パープル・バタフライ 』は 2003 年第 56 回カンヌ国際映画祭 Festival International du Film de Cannes / Cannes Film Festival ではコンペティション正式出品となり、パルム・ドール Palme d'Or / Golden Palm にノミネートもされた作品である。

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■映画『 パープル・バタフライ / 紫胡蝶 / PURPLE BUTTERFLY 』のトリビア

 チャン・ツィイーは欧米でもその美しさは認められて、「現代のヴィーナス Venus / Aphrodite 」とさえ呼ばれているほどだ。ただ、『 パープル・バタフライ 』のストーリーは中国・日本の戦争ものだから、歴史背景が欧米人には理解できにくいので、本気で観たいなら二度三度観るべきだと言われているくらい。台詞は北京語・日本語・ベトナム語だという。チャン・ツィイーは観る者がこれまでの出演作の役や演技を思い出せないくらい、この映画『 パープル・バタフライ 』のヒロインを熱演しているそうだ。

 それにしても、仲村トオルさん、チャン・ツィイーと共演するなんてスゴイ! 奥様の鷲尾いさ子さんはこういう場合、ヤキモチ焼くのだろうか?!
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【『 パープル・バタフライ 』のスタッフとキャスト】
監督: ロー・イエ 婁Y Ye Lou (Directed by)
製作: ロー・イエ 婁Y Ye Lou (producer)
    ウェイ・ワン Wang Wei (producer)
    シュ・ヨンデ 朱永徳 Yongde Zhu (producer)
製作総指揮: ヴァンサン・マラヴァル Vincent Maraval (executive producer)
    ジャン=ルイ・ピエール Jean-Louis Piel (executive producer)
    アラン・ドゥ・ラ・マータ Alain de la Mata (executive producer)
    ナイ・アン An Nai (co-executive producer)
    ジョン・チョン 鄭重 Zheng Zhong (co-executive producer)
    ズオ・ウー Wu Zhuo (co-executive producer)
脚本: ロー・イエ 婁Y Ye Lou (Writing credits)
撮影: ワン・ユー Yu Wang (Cinematography by)
編集: チェ・シアホン Xiaohong Che (Film Editing by)
    ロー・イエ 婁Y Ye Lou (Film Editing by)
音楽: ホルグ・レンバーグ Jorg Lemberg (Original Music by)

出演: チャン・ツィイー 章子怡 Ziyi Zhang as Cynthia/Xin Xia/Ding Hui
    リィウ・イエ 劉Y Ye Liu as Situ (Szeto)
    フェン・ユエンジョン 馮遠征 Yuanzheng Feng as Xie Ming
    仲村トオル Toru Nakamura as Hidehiko Itami
    リー・ビンビン 李冰冰 Bingbing Li as Tang Yiling
    キン・エイ Kin Ei as Yamamoto

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<もっと詳しく>

ストーリー展開の前知識やネタバレがお好みでない方は、読まないで下さい。

 映画『 パープル・バタフライ (2003) 紫胡蝶 / PURPLE BUTTERFLY 』の「テキストによる未公開映画の再現」レヴューは、現在まだ書けておりません・・・。

参考資料:「映画の森てんこ森」映画タイトル集
       http://www.coda21.net/eiga_titles/index.htm
      IMDb
      allcinema ONLINE
      Nostalgia.com
      CinemaClock.com
■映画『 パープル・バタフライ 』の更新記録
2004/06/03新規: ファイル作成
2004/07/11更新: ◆テキスト一部およびファイル書式更新
2004/12/12更新: ◆一部テキスト追記と書式変更
2005/02/24更新: ◆リンク追記
2005/11/04更新: ◆タイトル確定
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幸田 幸
coda_sati@hotmail.com
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