今週の公開映画(2005/10/15)
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 今週の公開映画(2005/10/15)@映画の森てんこ森
今週の公開映画(2005/10/15) タイトル
今週の公開映画(2005/10/15)
2005年10月14日金曜日 「シャイな幸の独り言」トップへ
【 今週の公開映画(2005/10/15)は? 】
 今週の公開映画を紹介する。
 幸が紹介する今週の公開映画は以下の5本だ。明日土曜日、2005年10月15日公開予定だ。

あ 『 アワーミュージック (2004) NOTRE MUSIQUE (原題) / OUR MUSIC (英題) 』 (プレノン・アッシュ+ギャガ・コミニュケーションズ)
あ 『 愛をつづる詩 (2004) YES 』 (ギャガ・コミニュケーションズ)
そ 『 そして、ひと粒のひかり (2004) MARIA FULL OF GRACE 』 (ムービーアイ・エンタテインメント)
へ 『 ヘイフラワーとキルトシュー (2002) HAYFLOWER AND QUILTSHOE 』 (アンスール/イフ)
ま 『 マカロニ・ウエスタン 800発の銃弾 (2002) 800 BALAS (原題) / 800 BULLETS (英題) 』 (シネカノン)


■ 今週の公開映画(2005/10/15)その(1)
アワーミュージック (2004) NOTRE MUSIQUE (原題) / OUR MUSIC (英題)
アワーミュージック
アワーミュージック
http://www.cinemovies.fr/より引用

今週の公開映画(2005/10/15)
 プレノン・アッシュ+ギャガ・コミニュケーションズ配給の映画『 アワーミュージック (2004) NOTRE MUSIQUE (原題) / OUR MUSIC (英題) 』は、幸の映画解説では、2004/10/06新規に調査して・ファイル作成した作品だ。映画『 アワーミュージック 』の『 サウンド・オブ・ミュージック 』のようなタイトルの柔なイメージとは大違い。『 アワーミュージック 』は巨匠ジャン=リュック・ゴダールが戦争の愚かさを「地獄・煉獄・天国」の三部にして訴える。『 アワーミュージック 』は初めは見当もつかなかった内容だが、下記のあらすじに記したように、調べてみて把握できてホッとした。『 アワーミュージック 』はゴダール監督の老いてもなお鋭い感性を感じ取れる力作である。フランスの巨匠ジャン=リュック・ゴダール( 1930/12/03 - )はパリのカルチェ・ラタン(『 ドリーマーズ (2003) THE DREAMERS 』参照)で‘映画通(つう)’として頭角を現し、‘カイエ・デュ・シネマ Cahier du Cinema (「映画の手帳」という意味)’という映画雑誌に批評を書いて一世を風靡する。・・・もっと詳しく
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■ 今週の公開映画(2005/10/15)その(2)
『 愛をつづる詩 (2004) YES
愛をつづる詩
愛をつづる詩 (2004) YES
ポスターはwww.cinemaclock.comより
今週の公開映画(2005/10/15)
 ギャガ・コミニュケーションズ配給の映画『 愛をつづる詩 (2004) YES 』は、幸の映画解説では、2005/08/04新規に調査して・ファイル作成した作品だ。映画『 愛をつづる詩 』はロンドンを舞台に、アイルランド系アメリカ人の人妻と、ベイルートからの亡命者の男の恋愛と性と階級と宗教の絡んだドラマ。『 愛をつづる詩 』はサリー・ポッターが監督・脚本・音楽の三役を務める。
 邦題は『 愛をつづる詩 』だけど、原題は極度にシンプルな一語「 Yes 」である。これは、『 愛をつづる詩 』で主人公の男女が出会った時、男性が女性に電話番号を教えてくれとアタックし、女性が「 Yes 」と承諾したことから。不倫へ走るのも「 Yes 」で、情熱的な関係が始まるのだ。しかし文化と宗教の違いが二人を困惑させる。『 愛をつづる詩 』の舞台はロンドン London 。ある裕福な夫婦のメイドさん(シャーリー・ヘンダーソン)は掃除婦で、そこの主人アンソニー(サム・ニール)のふしだらな女性関係を把握している。シーツやら避妊具やら、浮気の始末をいつもしていて、こういう夫だから奥さんも同じことをすればいいのに、という想いだ。アンソニーは政治家で、妻(ジョーン・アレン)を抑圧し、形式だけの冷たい結婚生活である。・・・もっと詳しく
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■ 今週の公開映画(2005/10/15)その(3)
そして、ひと粒のひかり (2004) MARIA FULL OF GRACE
そして、ひと粒のひかり
そして、ひと粒のひかり
今週の公開映画(2005/10/15)
 ムービーアイ・エンタテインメント配給の映画『 そして、ひと粒のひかり (2004) MARIA FULL OF GRACE 』は、幸の映画解説では、2005/08/04新規に調査して・ファイル作成した作品だ。映画『 そして、ひと粒のひかり 』は第77回アカデミー賞の主演女優賞に、ヒロインを演じたカタリーナ・サンディーノ・モレノがノミネートされたと知ったので、急いで調べた。
 映画『 そして、ひと粒のひかり 』では、南米の貧しい暮らしを強いられていた 17 歳の美しい少女が、アメリカへの麻薬の運び屋としての仕事にありつく。麻薬の隠された白い大きなピルを飲み込んで(それも 60 粒も!)、飛行機が米国に到着するまで胃の中にピルを入れておく。見つからないか、気持ち悪くならないか、入国審査や税関で怪しまれないか。胃の中で丸薬が壊れたらヘロインを過多摂取して死に至る危険と紙一重だし。こういったサスペンス色の要素の強い前半に、後半はニューヨークでのドラマティックな人生の転換が待っているドラマである。
 世界中が注目しているカタリーナ・サンディーノ・モレノを観る価値あり!
 エッセイ「そして、ひと粒のひかり」(別ファイル)も参照ください。・・・もっと詳しく
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■ 今週の公開映画(2005/10/15)その(4)
ヘイフラワーとキルトシュー (2002) HAYFLOWER AND QUILTSHOE
ヘイフラワーとキルトシュー
ヘイフラワーとキルトシュー
ポスターは公式サイトより用・加工
今週の公開映画(2005/10/15)
 アンスール/イフ配給の映画『 ヘイフラワーとキルトシュー (2002) HAYFLOWER AND QUILTSHOE 』は、幸の映画解説では、2005/05/15新規に調査して・ファイル作成した作品だ。映画『 ヘイフラワーとキルトシュー 』というちょっと風変わりなタイトルだが、これはフィンランドの7歳と5歳の姉妹の名前(の英語版)が題になっているのだ。フィンランドでは原題は『 HEINAHATTU JA VILTTITOSSU (ヘイナハットゥとヴィルッティトッス)』という。幼い姉妹の仲のよさ、嫉妬や独り占めの気持ち、親子関係、感情の行き違い、近隣の人々の優しさ、等々、空気の澄み渡る美しい田園地帯でドラマは繰り広げられる。映画『 ヘイフラワーとキルトシュー 』は、フィンランドの首都ヘルシンキ Helsinki に住む姉妹シニッカ・ノポラとティーナ・ノポラという児童文学書作家による幾冊かの本が原作になっている。映画『 ヘイフラワーとキルトシュー 』はノポラ姉妹の諸々の本からのストーリーの面白い詳細を忠実に脚本にしてある。「ヘイフラワーとキルトシュー」らの物語は日本では知名度がまだ小さいかもしれないけど、フィンランドでは子供達に大人気、そして子供のいる家庭で愛読されているそうだ。・・・もっと詳しく
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■ 今週の公開映画(2005/10/15)その(5)
マカロニ・ウエスタン 800発の銃弾 (2002) 800 BALAS (原題) / 800 BULLETS (英題)
マカロニ・ウエスタン 800発の銃弾
マカロニ・ウエスタン 800発の銃弾
これはフランス版のポスター

今週の公開映画(2005/10/15)
 シネカノン配給の映画『 マカロニ・ウエスタン 800発の銃弾 (2002) 800 BALAS (原題) / 800 BULLETS (英題) 』は、幸の映画解説では、2004/06/04新規に調査して・ファイル作成した作品だ。映画『 マカロニ・ウエスタン 800発の銃弾 』は調べてみたら想像と全く違う珍しいお話だった。原題も「800発の銃弾」という意味のこの映画『 マカロニ・ウエスタン 800発の銃弾 』、お子様も女性も楽しめるスペイン映画である。『 マカロニ・ウエスタン 800発の銃弾 』というタイトルから、セルジオ・レオーネ Sergio Leone 風の本当のマカロニ・ウエスタン(英語では‘スパゲッティ・ウエスタン Spaghetti Western ’と言う)かと思っていた。ところが、『 マカロニ・ウエスタン 800発の銃弾 』は、スペインのアレックス・デ・ラ・イグレシアという才能ある映画人が、監督・製作・脚本の三役、それにチョイ役で出演までこなしている、マカロニ・ウエスタンへのノスタルジアの映画と捉えていいようだ。・・・もっと詳しく
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参考資料:「映画の森てんこ森」映画タイトル集
       http://www.coda21.net/eiga_titles/index.htm
      IMDb
      allcinema ONLINE
      Nostalgia.com
      CinemaClock.com
Text by Sati
coda21「映画の森てんこ森」幸田幸。
coda_sati@hotmail.com
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