山猫は眠らない３　決別の照準＠映画の森てんこ森

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山猫は眠らない３　決別の照準　(2004)

SNIPER 3

幸の観たい度：８つ星　

■映画『山猫は眠らない３　決別の照準　(2004) SNIPER 3 』のポスター、予告編および映画データ

山猫は眠らない３　決別の照準

ポスターはwww.cinemaclock.com/
より引用させて頂きました。

Links:	Official Web Site
Trailers:	公式サイトで観られます。

上映時間 Runtime：	1:30
製作国 Country：	アメリカ　USA
製作会社 Production Company：	Living Films [th]
全米配給会社 Distributer：	Columbia TriStar Home Video [us]
全米初公開 Release Date：	2004/
日本初公開 R. D. in Japan：	2005/07/16　予定
日本公開情報：	ＳＰＥ
ジャンル Genre：	アクション／サスペンス Action / Suspense
MPAA Rating 指定：	Rated R for strong violence and language.
日本語公式サイト
http://www.sonypictures.jp/movies/sniper3/index.html

●スチルはnostalgia.com、予告編はcinemaclock.comより許諾をえて使用しています。
Filmography links and data courtesy of The Internet Movie Database & Nostalgia.com.
Filmography links and data courtesy of CinemaClock Canada Inc.

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■映画『山猫は眠らない３　決別の照準　(2004) SNIPER 3 』の解説

　『山猫は眠らない３　決別の照準』は、『山猫は眠らない　(1992) SNIPER 』『山猫は眠らない２　狙撃手の掟　(2002) SNIPER 2 』の第３弾。『山猫は眠らない３　決別の照準』主役は百発百中の腕前のスナイパー、トーマス・ベケット（トム・ベレンジャー）だ。前二作ではラテンアメリカや東欧が舞台だったが、今回はアジアを舞台にアクションとサスペンスを展開する。米国ではヴィデオ直行だったが、日本では大手ＳＰＥの配給である。
　『山猫は眠らない３　決別の照準』のキャッチコピーは「標的は命の恩人――。軍の命令か？戦友との絆か？魂を揺さぶる戦いが今、始まる！」

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■映画『山猫は眠らない３　決別の照準　(2004) SNIPER 3 』の主なスタッフ

○『山猫は眠らない３　決別の照準』の監督：Ｐ・Ｊ・ピース
『ノボケイン　局部麻酔の罠 (2001) NOVOCAINE 』

○『山猫は眠らない３　決別の照準』の製作：リック・ナサンソン
『サウンド・オブ・サンダー　(2004) A SOUND OF THUNDER 』
『メダリオン　(2003) 飛龍再生 (原題) / THE MEDALLION (英題) 』

○『山猫は眠らない３　決別の照準』のキャラクター：マイケル・フロスト・ベックナー
『スパイ・ゲーム　(2001) SPY GAME 』脚本
『レインマン　(1988) RAIN MAN 』助手

○『山猫は眠らない３　決別の照準』の音楽：ティム・ジョーンズ
『タイムマシン　(2002) THE TIME MACHINE 』

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■映画『山猫は眠らない３　決別の照準　(2004) SNIPER 3 』の裏方さん

○『山猫は眠らない３　決別の照準』の視覚効果： Alex Thiesen
『スパイダーマン２　(2002) SPIDER-MAN 2 』
『 THE DOOR IN THE FLOOR (2004) 』

○『山猫は眠らない３　決別の照準』の音響： Mark DeSimone
　この人は、『山猫は眠らない３　決別の照準』の主だったスタッフよりも多くのメジャー作品に携わっているのが驚き。

『レーシング・ストライプス　(2005) RACING STRIPES 』
『アルフィー　(2004) ALFIE 』
『ネバーランド　(2004) FINDING NEVERLAND 』
『エイリアンＶＳ. プレデター　(2004) ALIEN VS. PREDATOR 』
『アイ，ロボット　(2004) I, ROBOT 』
『サンダーバード　(2004) THUNDERBIRDS 』
『１２人のパパ　(2003) CHEAPER BY THE DOZEN 』
『ピーター・パン　(2003) PETER PAN 』
『オープン・ウォーター　(2003) OPEN WATER 』
『イン・ザ・カット　(2003) IN THE CUT 』
『 CODE46　(2003) CODE 46 』
『地球で最後のふたり　(2003) LAST LIFE IN THE UNIVERSE 』
『 Re：プレイ (2003) THE I INSIDE 』
『 25時　(2002) 25TH HOUR 』
『アダプテーション　(2002) ADAPTATION. 』
『ピノッキオ　(2002) PINOCCHIO 』
『エバーラスティング　時をさまようタック　(2002) TUCK EVERLASTING 』
『チェンジング・レーン　(2002) CHANGING LANES 』

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■映画『山猫は眠らない３　決別の照準　(2004) SNIPER 3 』の主なキャスト

●トム・ベレンジャー as トーマス・ベケット
『山猫は眠らない２　狙撃手の掟　(2002) SNIPER 2 』
『山猫は眠らない　(1992) SNIPER 』

●バイロン・マン as カン
『キャットウーマン　(2004) CATWOMAN 』
『沈黙の聖戦　(2003) BELLY OF THE BEAST 』

●ジョン・ドーマン as ポール・フィネガン
『ＮＯＥＬ　ノエル　(2004) NOEL 』
『ミスティック・リバー　(2003) MYSTIC RIVER 』

●デニス・アーント as ウィリアム・エイヴリー
『アナコンダ２　(2004) ANACONDAS: THE HUNT FOR THE BLOOD ORCHID 』
『Ｓ.Ｗ.Ａ.Ｔ. (2003) S.W.A.T. 』
『デッドロック　(2002) UNDISPUTED 』

●トロイ・ウィンブッシュ as キャプテン・ララバイ
『１６歳の合衆国　(2003) THE UNITED STATES OF LELAND 』
『ジョンＱ－最後の決断－　(2002) JOHN Q 』

●Wannakit Sirioput as ベルボーイ
『マッハ！　(2003) ONG-BAK / ONG BAK: MUAY THAI WARRIOR 』

●Annop Varapanya as キャプテン・Tsk
『トゥー・ブラザーズ　(2004) TWO BROTHERS 』

●Nick Koleszar as 海兵隊員
『イントゥ・ザ・サン　(2005) INTO THE SUN 』

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■映画『山猫は眠らない３　決別の照準　(2004) SNIPER 3 』のあらすじ
※本作『山猫は眠らない３　決別の照準』のあらすじは、日本公開前に幸田幸が書いたものです。作成現時点で出来るだけ正確な情報を心掛けていますが、データや内容に誤りや適切でない表現があるかもしれません。どうか宜しくご了解いただきお読みくださいますようお願いいたします。本コンテンツの複写や転用等はお控えください。また、リンクやメールをいただく場合はここを必ずお読みくださいますように。映画会社や配給会社や宣伝担当会社からの情報提供はこちらをお読みください。
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　さて、映画『山猫は眠らない３　決別の照準』のストーリー。
　トーマス・ベケット（トム・ベレンジャー）は米軍所属のスナイパー。その腕前は伝説的で、的を外すことがない。命じられた悪人を一発で仕留めるのが彼の主義であり実力である。しかし、このところ、ベケットは年で（？）健康の衰えが見られるからか、今回の第３弾『山猫は眠らない３　決別の照準』はアクションとかの華々しさよりもむしろメロドラマの要素に焦点をおいているのが特徴だろう。

　ベケットは今は前線から下ろされて、若いルーキー・スナイパーの狙撃訓練をさせられている。映画が始まると、ベケットともう一人のスナイパーはジャングルにいて、悪事を働く人物を狙撃する準備をしている。その秘密作戦が準備が整ったとき、上司から撤退の命令が届いた。しかしベケットはその命令に背いて狙撃する。そしてミッションを遂行した。その直後、これは複雑なバーチャル・シミュレーションの中での念入りな訓練だと明かされる。そしてベケットは若い上司からひどく叱責されてしまうのだ。ベケットは「私の時代には…」と説明しようとすると、その上司はベケットの言葉を遮って馬鹿にする。

　ベケットは、亡き親友ポール・フィネガン（ジョン・ドーマン）の息子ニール（Ken Streutker）の結婚式に出席した。フィネガンはベトナム Vietnam で戦死する直前に手紙を書いており、それを息子の結婚式で読んでほしいとベケットはフィネガンに頼まれていたので、その約束を守って読んだ。フィネガンはベケットの命の恩人でもあるので、フィネガン夫人のシドニー（ジャネッタ・アーネット）と息子ニールをベトナム戦争後三十年間も何かと面倒を見てきたのだ。それはベケットにとって、スナイパーの極秘の仕事を抱えながらであるから容易なことではなかった。しかも、ベケットはフィネガン夫人のシドニーに思慕の念を抱き続けている。

　ベケットの近日はそんな感じだったが、前線で活躍する機会をようやくもらえた。 NSA（National Security Agency 国家安全機関）の長官ウィリアム・エイヴリー（デニス・アーント）から、ベトナムでの秘密作戦につくよう命じられたのだ。元米軍のエージェントで現在はベトナムで巨大犯罪カルテルを築き上げている人物を抹殺せよということ。ここでビックリすることが。ターゲットはポール・フィネガン。死んだ筈のポール・フィネガンは生きている！キング・コブラ King Cobra という名に変えて、東南アジアでドラッグの取引をしているのだ。

　ジョセフ・コンラッド Joseph Conrad 原作の『真・地獄の黙示録<TVM>　(1993) HEART OF DARKNESS / 闇の奥／真・地獄の黙示録（ＪＳＢ）』やフランシス・フォード・コッポラ Francis Ford Coppola 監督の映画『地獄の黙示録　(1979) APOCALYPSE NOW 』のカーツ大佐 Colonel Walter E. Kurtz のように、密林の中で、フィネガンは地元の若者達に崇め奉られている。フィネガンは麻薬のディーラーをしているだけでなく、テロリスト組織の武器援助もしている。これはフィネガンを訓練した米軍にとって大変な当惑なのである。それに、フィネガンをベトナムの警察が逮捕する前に抹殺しなければ、米国との外交問題として大事になってしまう。

　命の恩人であり、妻子の面倒を見、死去した筈の親友フィネガンの抹殺命令…。ベケットは断るだろうか。いや、ベケットはプロのスナイパーとして、命令を受諾した。ベトナムのホーチミン Ho Chi Minh City （以前はサイゴン Saigon）に向かったベケットは、ここで地元の NSA 関係者で囮捜査をしているカン（バイロン・マン）と合流、一緒に移動して、銃撃戦も協力し合って切り抜ける。こうして信頼関係を築いた二人。カンは青年で、ベケットとは父子のような年齢の差だ。カンは、父親は米兵だったこと、そして 1975 年のサイゴン陥落の後、妻と子を捨ててアメリカへ帰国してしまったことをベケットに語る。

　カンは父親が残していった狙撃用のライフルをベケットに上げた。ベケットは、このライフルでフィネガンを狙撃するのは正義だと感じる。なぜなら、フィネガンは死んだふりをして妻子を捨てた人物だから、このカン青年の話とダブって感じたからだ。そしてベケットはフィネガン暗殺を試みるが、上手くいかなかった。すると、その行動が疑問視されて、ベケットは米国政府から捨てられる。更に、ベトナム当局からも追われる身となった。誰も頼れる者はいない。いるのは、青年カンだけ。もうこうなったら、以前のような一匹狼のやり方をするしかない。ベケットは二丁拳銃を手にするカン青年を従えて、狙撃用ライフルをしっかり抱え、復讐と死の待つ怒り狂ったスナイパーになるのだ・・・。

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■映画『山猫は眠らない３　決別の照準　(2004) SNIPER 3 』のトリビア

【山猫は眠らない３　決別の照準　トリビアその１】　　『山猫は眠らない３　決別の照準』のロケはタイのチェンマイ Chiang Mai, Thailand で行われた。

【山猫は眠らない３　決別の照準　トリビアその２】　　ベケットのモーテルのＴＶで放映されているのは、映画『戦場にかける橋　(1957) THE BRIDGE ON THE RIVER KWAI 』。

【山猫は眠らない３　決別の照準　トリビアその３】　　ベケットは右手の人差し指（つまり銃の引き金を引く大切な指）を失っているという背景になっている。それで、ベケットは練習して中指で引き金を引くようになった。だけど、たまに人差し指が見えちゃっているそうだ。特殊効果や CG で消せなかったのかなぁという米国のファンの声も聞こえる。

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【『山猫は眠らない３　決別の照準』のスタッフとキャスト】

監督：Ｐ・Ｊ・ピース　P.J. Pesce　(Directed by)
製作：スコット・アインビンダー　Scott Einbinder　(producer)
　　　　キャロル・コッテンブルック　Carol Kottenbrook　(producer)
　　　　リック・ナサンソン　Rick Nathanson　(co-producer)
キャラクター：マイケル・フロスト・ベックナー　Michael Frost Beckner　(characters)
　　　　クラッシュ・レイランド　Crash Leyland　(characters)
脚本：Ｊ・Ｓ・カーダン　J.S. Cardone　(written by)
　　　　ロス・ヘルフォード　Ross Helford　(written by)
撮影：マイケル・ボンヴィレイン　Michael Bonvillain　(Cinematography by)
編集：アマンダ・Ｌ・カーポール　Amanda I. Kirpaul　(Film Editing by)
音楽：ティム・ジョーンズ　Tim Jones　(Original Music by)

出演：トム・ベレンジャー　Tom Berenger as Thomas J. Beckett
　　　　バイロン・マン　Byron Mann as Quan
　　　　ジョン・ドーマン　John Doman as Paul Finnegan
　　　　デニス・アーント　Denis Arndt as William Avery
　　　　トロイ・ウィンブッシュ　Troy Winbush as Captain Laraby
　　　　ジャネッタ・アーネット　Jeanetta Arnette as Sydney
　　　　Ken Streutker as Neil Finnegan
　　　　Wannakit Sirioput as Bell Boy
　　　　Annop Varapanya as Captain Tsk
　　　　Nick Koleszar as Marine Soldier

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＜もっと詳しく＞

ストーリー展開の前知識やネタバレがお好みでない方は、読まないで下さい。

　映画『山猫は眠らない３　決別の照準　(2004) SNIPER 3 』の「テキストによる未公開映画の再現」レヴューは、現在まだ書けておりません・・・。

参考資料：「映画の森てんこ森」映画タイトル集
　　　　　　　http://www.coda21.net/eiga_titles/index.htm
　　　　　　IMDb
　　　　　　allcinema ONLINE
　　　　　　Nostalgia.com
　　　　　　CinemaClock.com

■映画『山猫は眠らない３　決別の照準』の更新記録
2005/05/23新規：ファイル作成
2005/07/02更新： ◆データ追加
2005/09/30更新： ◆データ追加

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幸田　幸
coda_sati@hotmail.com

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