オープン・ウォーター
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オープン・ウォーター (2003)
OPEN WATER
 映画『 オープン・ウォーター (2003) OPEN WATER 』を紹介します。

 映画『 オープン・ウォーター OPEN WATER 』を以下に目次的に紹介する。
■映画『 オープン・ウォーター OPEN WATER 』のポスター、予告編および映画データ
■映画『 オープン・ウォーター OPEN WATER 』の解説
 ネタばれをお好みでない方はこの解説をご覧下さい。
■映画『 オープン・ウォーター OPEN WATER 』の主なスタッフ
■映画『 オープン・ウォーター OPEN WATER 』の主なキャスト
■映画『 オープン・ウォーター OPEN WATER 』が基にした実際の事件
■映画『 オープン・ウォーター OPEN WATER 』のあらすじ
■映画『 オープン・ウォーター OPEN WATER 』のスタッフとキャスト
■映画『 オープン・ウォーター OPEN WATER 』の<もっと詳しく>
 <もっと詳しく>は映画『 オープン・ウォーター 』の「テキストによる映画の再現」レヴュー(あらすじとネタバレ)です。※ご注意:映画『 オープン・ウォーター (2003) OPEN WATER 』の内容やネタバレがお好みでない方は読まないで下さい。
■映画『 オープン・ウォーター OPEN WATER 』の更新記録

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幸の観たい度: 8つ星 
■映画『 オープン・ウォーター (2003) OPEN WATER 』のポスター、予告編および映画データ
オープン・ウォーター
オープン・ウォーター
Links:  Official Web Site
Trailers:

QuickTime

上映時間 Runtime: 1:19
製作国 Country: アメリカ USA
製作会社
Production Company:
Plunge Pictures LLC [us]
全米配給会社 Distributer: Lions Gate Films Inc. [ca] (2004) (USA) (theatrical)
全米初公開 Release Date: 2004/08/20
日本初公開 R. D. in Japan: 2005/06/25 予定
日本公開情報 : ムービーアイ・エンタテインメント
ジャンル Genre: ドラマ/スリラー
Drama / Thriller
MPAA Rating 指定: Rated R for language and some nudity.
日本語公式サイト
http://www.openwater-movie.jp/
●スチルはnostalgia.com、予告編はcinemaclock.comより許諾をえて使用しています。
Filmography links and data courtesy of The Internet Movie Database & Nostalgia.com.
Filmography links and data courtesy of CinemaClock Canada Inc.
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■映画『 オープン・ウォーター (2003) OPEN WATER 』の解説

 映画『 オープン・ウォーター (2003) OPEN WATER 』は、カリブの海の真ん中に置き去りにされた夫婦の恐怖をデジタル・カメラが追う、衝撃的でリアルな海のドラマ。 50 匹のマグロ肉でおびき寄せたサメがウヨウヨいるバハマ沖で、夫婦役の 2 人の俳優を本当に泳がせて撮影したというからスゴイ!『 シャーク・テイル (2004) SHARK TALE 』みたいなカワイイ鮫じゃなくて、本物のコワイ鮫だよ!その体当たりの演技が反響を呼んだのか、制作費たったの 13 万ドル〔 1 ドル=約 110 円で 1430 万円〕の低予算映画にも拘わらず、『 オープン・ウォーター 』は公開 3 週目にして単館公開から拡大公開に移り、興行成績も 17 位から 5 位にアップした。

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■映画『 オープン・ウォーター (2003) OPEN WATER 』の主なスタッフ

○『 オープン・ウォーター 』の監督・脚本・撮影・編集: クリス・ケンティス
 わずか 13 万ドルで制作した映画『 オープン・ウォーター 』は、共にスキューバ・ダイバーの監督クリス・ケンティスと製作ローラ・ラウ御夫妻が資金を調達して作った。サンダンス映画祭で放映された後、『 ブレア・ウィッチ・プロジェクト (1999) THE BLAIR WITCH PROJECT 』と『 JAWS/ジョーズ (1975) JAWS 』をあわせたような作品だと評判になり、映画会社ライオンズ・ゲイト・フィルム(
CUBE2 (2002) HYPERCUBE: CUBE 2
フリーダ (2002) FRIDA
メイ (2002) MAY
ルールズ・オブ・アトラクション (2002) THE RULES OF ATTRACTION
コンフィデンス (2003) CONFIDENCE
ワンダーランド (2003) WONDERLAND
ブラインド・ホライズン (2004) BLIND HORIZON
キャビン・フィーバー (2002) CABIN FEVER
マーダー・ライド・ショー (2003) HOUSE OF 1000 CORPSES 』等)が 250 万ドル〔 1 ドル=約 110 円で 2 億 7500 万円〕で買い上げた。スゴイ利益!

○『 オープン・ウォーター 』の製作・撮影: ローラ・ラウ
 クリス・ケンティス監督の奥さん。しかも出演者のエステラ・ラウは妹。

○『 オープン・ウォーター 』の音楽: グレアム・レヴェル
交渉人 (1998) THE NEGOTIATOR
デアデビル (2003) DAREDEVIL
フレディVSジェイソン (2003) FREDDY VS. JASON
タイムリミット (2003) OUT OF TIME
リディック (2004) THE CHRONICLES OF RIDDICK 』等

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■映画『 オープン・ウォーター (2003) OPEN WATER 』の主なキャスト

●ブランチャード・ライアン as スーザン〔妻〕
 北米のプロ・ホッケー・リーグNHL〔 National Hockey League 〕のチーム、フィラデルフィア・フライヤーズ Philadelphia Flyers の社長ロン・ライアン Ron Ryan の娘らしい。ブランチャード・ライアンはサメをひどく怖がったので、危険ではないことを彼女に保証するため、夫役のダニエル・トラヴィスが毎日先にサメのはびこる水域に入らなければならなかったそうだ。ブランチャード・ライアンは「サメが邪魔なので、船からどうやって(海に)入ろうか迷った」と後日語っている。保護用の潜水服を着用しており、サメに噛まれることはなかったが、ブランチャード・ライアンは撮影初日にバラクーダ〔オニカマスなどカマス科の大型の海産魚〕に噛まれたらしい。映画の撮影のために 120 時間以上も海の中で過ごしたブランチャード・ライアンとダニエル・トラヴィスはエライ!

●ダニエル・トラヴィス as ダニエル〔夫〕
 映画初出演。

●ソウル・スタイン as セス
ブリジット (2002) BRIDGET 』等

●エステル・ラウ as エステル
 映画初出演。

●マイケル・E・ウィリアムソン as デイヴィス
 映画初出演。

●クリスティナ・Zenarro as リンダ
 映画初出演。

●ジョン・チャールズ as ジュニア
 映画初出演。

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■映画『 オープン・ウォーター (2003) OPEN WATER 』が基にした実際の事件

 映画『 オープン・ウォーター 』は、 1998 年にオーストラリアのグレートバリアリーフ沖 the Great Barrier Reef in Australia で、ダイビング・ボートに置き去りにされたアメリカ人夫婦トム&アイリーン・ローナガン Tom and Eileen Lonergan の失踪を基にしている。ツアー・ボートのオペレーターが乗船していたダイバーの数を数え間違ったために、ボートはローナガン夫妻を置いたまま出発してしまった。 2 日後、ボートで夫妻の所持品を見つけた乗組員が誤りに気付き、警察や海軍による広域捜査が行われる。しかし、ローナガン夫妻が発見されることはなかった。

 1990 年代初めにアメリカの平和部隊に参加し、恵まれない子供達を教えるためにフィジー Fiji に移り住んだアメリカ人夫婦の失踪には謎があるようだ。訴訟裁判でローナガン夫妻の日記が明らかになり、夫妻がフィジーでの仕事を嫌がっていたことや、夫のトムが死にたがっていたことなどが分かった。それでこの事件が単なる事故ではなく、計画的な心中、もしくは 2 人が新しい生活を始めるための工作ではなかったかという推測がなされた。真実は今も“波の中”である。

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■映画『 オープン・ウォーター (2003) OPEN WATER 』のあらすじ
※本作『 オープン・ウォーター 』のあらすじは、日本公開前に幸田幸が書いたものです。作成現時点で出来るだけ正確な情報を心掛けていますが、データや内容に誤りや適切でない表現があるかもしれません。どうか宜しくご了解いただきお読みくださいますようお願いいたします。本コンテンツの複写や転用等はお控えください。また、リンクやメールをいただく場合はここを必ずお読みくださいますように。映画会社や配給会社や宣伝担当会社からの情報提供はこちらをお読みください。
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 さて、映画『 オープン・ウォーター 』のストーリー。
 些細なことで口喧嘩する夫婦、スーザン(ブランチャード・ライアン)とダニエル(ダニエル・トラヴィス)は、カリブ海でスキューバダイビング・ボートにちょうど置き去りにされてしまったところ。 2 人はまるでサメをおびき寄せるエサのように波間に漂う。困難に陥った 2 人の間に緊張がエスカレートする。足ひれとスキューバダイビング用のタンク、救命胴衣を着用しているだけの 2 人は、体が冷え、脱水し、疲労する。とても不運な状況が続き、悲劇は悪化していく。ボートに置き去りにされた場所から遠く波に流された 2 人を脅かすように頭上の空を黒い雲が通過する。すると海面下に明らかに仲良くなれそうもない海の生物が現れた。そうだ、奴らは本物のサメだ!

 テレビでサメの番組を見ていたダニエルは、差し迫った危険に対して全くの無知というわけではなく、彼はその衝撃と戦う。水面の上で変化する光と、絶え間なく続く波の動きがこの底知れない悪夢を増徴させ、一分が一時間のように感じられる。荒々しく広がる海のきらめく青が眩惑的な水中写真によって相殺され、映画のムードは暗い。そして特殊効果や急な進展はないが、映画には衝撃の結末を待つ観客を凍らせるような恐怖がある。映画『 オープン・ウォーター 』を観れば、海辺での一日が今までとは全く違ったものになるかもない。

  2000 年にITバブル崩壊、 2001 年 9 月 11 日に同時多発テロが起こった後、アメリカのTV番組では、出演者〔主に素人〕の行動をそのまま放映する、脚本の要らない“リアリティ番組”がウケているそうだ。本当にあった出来事に基づいている映画『 オープン・ウォーター 』には脚本はあるけれども、リアルっぽさを追求した演出が、“リアリティ番組”を支持するアメリカ人のハートをキャッチしたのかなと思う。
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【『 オープン・ウォーター 』のスタッフとキャスト】
監督: クリス・ケンティス Chris Kentis (Directed by)
製作: ローラ・ラウ Laura Lau (producer)
脚本: クリス・ケンティス Chris Kentis (written by)
音楽: グレアム・レヴェル Graeme Revell (Original Music by)
撮影: クリス・ケンティス Chris Kentis (Cinematography by)
    ローラ・ラウ Laura Lau (Cinematography by)
編集: クリス・ケンティス Chris Kentis (Film Editing by)

出演: ブランチャード・ライアン Blanchard Ryan as Susan
    ダニエル・トラヴィス Daniel Travis as Daniel
    ソウル・スタイン Saul Stein as Seth
    エステル・ラウ Estelle Lau as Estelle
    マイケル・E・ウィリアムソン Michael E. Williamson as Davis
    クリスティナ・Zenarro Cristina Zenarro as Linda
    ジョン・チャールズ John Charles as Junior

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<もっと詳しく>

ストーリー展開の前知識やネタバレがお好みでない方は、読まないで下さい。

 映画『 オープン・ウォーター (2003) OPEN WATER 』の「テキストによる未公開映画の再現」レヴューは、現在まだ書けておりません・・・。

参考資料:「映画の森てんこ森」映画タイトル集
       http://www.coda21.net/eiga_titles/index.htm
      IMDb
      allcinema ONLINE
      Nostalgia.com
      CinemaClock.com
      公式サイト(英語版)
       http://www.openwatermovie.com/
■映画『 オープン・ウォーター (2003) OPEN WATER 』の更新記録
2004/08/29新規: ファイル作成
2005/02/25更新: ◆一部テキスト追記と書式変更
2005/04/02更新: ◆データ追加
2005/07/02更新: ◆データ追加
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幸田 幸
coda_sati@hotmail.com
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