アンジェラ
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アンジェラ (2005)
ANGEL-A
 映画『 アンジェラ (2005) ANGEL-A 』を紹介します。

 映画『 アンジェラ ANGEL-A 』を以下に目次的に紹介する。
■映画『 アンジェラ ANGEL-A 』のポスター、予告編および映画データ
■映画『 アンジェラ ANGEL-A 』の解説
 ネタばれをお好みでない方はこの解説をご覧下さい。
■映画『 アンジェラ ANGEL-A 』の主なスタッフ
■映画『 アンジェラ ANGEL-A 』の主なキャスト
■映画『 アンジェラ ANGEL-A 』のあらすじ
■映画『 アンジェラ ANGEL-A 』のトリビア
■映画『 アンジェラ ANGEL-A 』のスタッフとキャスト
■映画『 アンジェラ ANGEL-A 』の<もっと詳しく>
 <もっと詳しく>は映画『 アンジェラ 』の「テキストによる映画の再現」レヴュー(あらすじとネタバレ)です。※ご注意:映画『 アンジェラ (2005) ANGEL-A 』の内容やネタバレがお好みでない方は読まないで下さい。
■映画『 アンジェラ ANGEL-A 』の更新記録

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幸の観たい度: 8つ星 
■映画『 アンジェラ ANGEL-A 』のポスター、予告編および映画データ
アンジェラ
アンジェラ
ポスターはeuropeanfilms.net/
より用させて頂きました。

Links:  Official Web Site
Trailers:

ここで観られます。

上映時間 Runtime: 1:30
製作国 Country: フランス France
製作会社
Production Company:
Europa Corp.
TF1 Films Productions (co-production)
Apipoulaï(co-production)
Canal+ (participation)
全仏配給会社 Distributer: EuropaCorp. Distribution
全仏初公開 Release Date: 2005/12/21
日本初公開 R. D. in Japan: 2006/05/13 予定
日本公開情報 : アスミック・エース
ジャンル Genre: コメディ/ロマンス
Comedy / Romance
MPAA Rating 指定: France:Unrated / Switzerland:10
日本語公式サイト
http://angel-a.jp/
●スチルはnostalgia.com、予告編はcinemaclock.comより許諾をえて使用しています。
Filmography links and data courtesy of The Internet Movie Database & Nostalgia.com.
Filmography links and data courtesy of CinemaClock Canada Inc.
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■映画『 アンジェラ (2005) ANGEL-A 』の解説

 『 アンジェラ 』は、フランスの娯楽映画制作でよく知られるリュック・ベッソンの監督・製作・脚本作品だ。『 アンジェラ 』で注目される点は、リュック・ベッソンが監督するのは『 ジャンヌ・ダルク (1999) JOAN OF ARC / THE MESSENGER: THE STORY OF JOAN OF ARC 』以来だということ。それに、『 アンジェラ 』ポスターで分かるように、『 アンジェラ 』は白黒映画である。『 アンジェラ 』は人生を捨てようとして出会った男女の寓話。どんでん返しは明かされないよう、『 アンジェラ 』の製作は極秘で進められたという。

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■映画『 アンジェラ (2005) ANGEL-A 』の主なスタッフ

○『 アンジェラ 』の監督・製作・脚本: リュック・ベッソン
 監督としては
ジャンヌ・ダルク (1999) JOAN OF ARC / THE MESSENGER: THE STORY OF JOAN OF ARC 』以来。
 製作には、リュック・ベッソンの会社ヨーロッパ・コープ社が携わっている:
トランスポーター2 (2005) LE TRANSPORTEUR 2 / THE TRANSPORTER 2
メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬 (2005) THE THREE BURIALS OF MELQUIADES ESTRADA
ダニー・ザ・ドッグ (2005) UNLEASHED / DANNY THE DOG
TAXI NY (2004) TAXI
クリムゾン・リバー2 黙示録の天使たち (2004) CRIMSON RIVERS 2: ANGELS OF THE APOCALYPSE
花咲ける騎士道 (2003) FANFAN LA TULIPE
ぼくセザール10歳半1m39cm (2003) MOI CESAR, 10 ANS 1/2, 1M39 (原題) / I, CESAR (英題)
これ以上の幸せはない (2002) LA FELICITA NON COSTA NIENTE (原題) / HAPPINESS COSTS NOTHING (英題)
TAXi 3 (2003) TAXI 3
マッハ! (2003) ONG-BAK / ONG BAK: MUAY THAI WARRIOR
トランスポーター (2002) THE TRANSPORTER
ブランシュ (2002) BLANCHE
天使の肌 (2002) PEAU D'ANGE (原題) / ONCE UPON AN ANGEL (米題)
ラ・タービュランス (2002) LA TURBULENCE DES FLUIDES (仏題) / CHAOS AND DESIRE (英題)
キス・オブ・ザ・ドラゴン (2001) KISS OF THE DRAGON
YAMAKASI ヤマカシ (2001) YAMAKASI
TAXi 2 (2000) TAXI 2
ジャンヌ・ダルク (1999) JOAN OF ARC / THE MESSENGER: THE STORY OF JOAN OF ARC
TAXi (1997) TAXI 』等々。

○『 アンジェラ 』の撮影: ティエリー・アルボガスト
キャットウーマン (2004) CATWOMAN
クリムゾン・リバー (2000) THE CRIMSON RIVERS / LES RIVIERES POURPRES

○『 アンジェラ 』の編集: ステファニー・ペデラク
灯台守の恋 (2004) L'EQUIPIER (仏題) / THE LIGHT (英題)
ザ・コード (2002) LA MENTALE (原題) / THE CODE (英題)
ビハインド・ザ・サン (2001) ABRIL DESPEDACADO (原題) / AVRIL BRISE (仏題) / BEHIND THE SUN (英題)

○『 アンジェラ 』の特殊効果: ジョルジュ・ドゥメトロ
エンパイア・オブ・ザ・ウルフ (2005) L'EMPIRE DES LOUPS (原題) / EMPIRE OF THE WOLVES (英題)
コルシカン・ファイル (2004) L'ENQUETE CORSE (原題) / THE CORSICAN INVESTIGATION (英題)
ルパン (2004) ARSENE LUPIN
フレンチなしあわせのみつけ方 (2004) ILS SE MARIERENT ET EURENT BEAUCOUP D'ENFANTS / AND THEY LIVED HAPPILY EVER AFTER
モーターサイクル・ダイアリーズ (2004) THE MOTORCYCLE DIARIES
ルビー&カンタン (2003) TAIS-TOI! (原題) / RUBY & QUENTIN (英題)
RONIN (1998) RONIN

○『 アンジェラ 』の視覚効果: ニコラ・ベルナール
サイレント・ヒル (2006) SILENT HILL
ハリー・ポッターと炎のゴブレット (2005) HARRY POTTER AND THE GOBLET OF FIRE
バットマン ビギンズ (2005) BATMAN BEGINS 』
アレキサンダー (2004) ALEXANDER

○『 アンジェラ 』の視覚効果: ニコラ・ガラン
マトリックス レボリューションズ (2003) THE MATRIX REVOLUTIONS
マトリックス リローデッド (2003) THE MATRIX RELOADED
ザ・レース (2002) LE RAID (原題) / THE RACE (英題)

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■映画『 アンジェラ (2005) ANGEL-A 』の主なキャスト

●ジャメル・ドゥブーズ as アンドレ@アンジェラ
ミッション・クレオパトラ (2002) ASTERIX & OBELIX: MISSION CLEOPATRE (原題) / ASTERIX & OBELIX: MISSION CLEOPATRA (米題)
アメリ (2001) AMELIE POULAIN / LE FABULEUX DESTIN D'AMELIE POULAIN

●リエ・ラスムッセン as アンジェラ@アンジェラ
ファム・ファタール (2002) FEMME FATALE

●ジルベール・メルキ as フランク@アンジェラ
イブラヒムおじさんとコーランの花たち (2003) MONSIEUR IBRAHIM ET LES FLEURS DU CORAN

●セルジュ・リアブキン as ペドロ@アンジェラ
みんな誰かの愛しい人 (2004) COMME UNE IMAGE (原題) / LOOK AT ME (英題)
ブラウン夫人の秘めごと (仮題) (2002) 24 HEURES DE LA VIE D'UNE FEMME (原題) / 24 HOURS IN THE LIFE OF A WOMAN (英題)

●オリヴィエ・クラヴェリ as アメリカ大使館員@アンジェラ
美しき運命の傷痕 (2005) L'ENFER (原題) / HELL (英題)
ブルー・レクイエム (2004) LE CONVOYEUR (原題) / CASH TRUCK (英題)
ボン・ヴォヤージュ (2003) BON VOYAGE

●トッド・M・テイラー as アンジェラの父親@アンジェラ
メイド・イン・マンハッタン (2002) MAID IN MANHATTAN 』や
ポロック・2人だけのアトリエ (2000) POLLOCK 』等で配役

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■映画『 アンジェラ (2005) ANGEL-A 』のあらすじ
※本作『 アンジェラ 』のあらすじは、日本公開前に幸田幸が書いたものです。作成現時点で出来るだけ正確な情報を心掛けていますが、データや内容に誤りや適切でない表現があるかもしれません。どうか宜しくご了解いただきお読みくださいますようお願いいたします。本コンテンツの複写や転用等はお控えください。また、リンクやメールをいただく場合はここを必ずお読みくださいますように。映画会社や配給会社や宣伝担当会社からの情報提供はこちらをお読みください。
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 さて、映画『 アンジェラ 』のストーリー。
 28歳のアンドレ(ジャメル・ドゥブーズ)は踏みにじられたちっぽけな人物だ。なぜなら、アンドレはパリ中の無慈悲な債権者から何万ドル(=何百万円)も借金しているから。映画『 アンジェラ 』の冒頭では、三人のゴロツキが、借金を今日の真夜中までに返済するようにとアンドレに迫っている。金額は 40,000ユーロ(=$48,000、$1=¥ 110 換算で 528万円)だ。

 それから間もなくして、邪悪なフランク(ジルベール・メルキ)の部下はアンドレをエッフェル塔からぶら下げて脅す。アンドレは専門事項では自分はアメリカ人だと考えているので、駐仏アメリカ大使館に助けを求めに行った。しかしそこでは何の手も差し伸べてくれない。だから、今度は警察に救いを求めに。ここでも、保護してもらうために拘置してくれるように仕向けたがダメだった。

 では自殺しようと決意して、パリの最も美しい橋の一つでぶら下がっていると、アンドレの目に、やはり自殺願望の一人の女性の姿が映った。僅かに黒いドレスを纏い輪郭の整ったブロンド女性である。と思うと、彼女はセーヌ川に跳び込んだ。アンドレはそれを目撃した瞬間、本能的に自分も跳び込んだ。ウールのオーバーを着ていてよく溺れなかったとか、アンドレを演じるジャメル・ドゥブーズは若い時の事故で片方の腕は利かなくなっているのに、とか言う皮肉屋さんもいるようだが、ここは映画、無事に女性を救出できた。

 その脚線美の美人はアンジェラ(リエ・ラスムッセン)といい、身長もすごく高いので、男性のアンドレよりも頭二つは高い。アンドレは、まだ若くて美しいのに命を捨てようなんて、とアンジェラを叱責する。すると、アンジェラは言う。自分は内面は腐敗して醜いのだと。ここが重大な点だそうだ。知恵という核心が映画『 アンジェラ 』のテーマを要約している。

 アンドレに慰められたアンジェラは、アンドレのもとにいると誓う。こうして一緒になった二人は、アンジェラが強引にリードして、アンドレの諸問題に取り組んでいくのだ。『 アンジェラ 』は自己容認の映画だという。『 アンジェラ 』の撮影は七月と八月のパリの、殆どが夜明けに行われた。だから、パリは完全に人影がなく、早朝の揺らめく日光を浴びて、街頭も橋も、まるでアンドレとアンジェラのためにだけあるかのように見える。

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■映画『 アンジェラ (2005) ANGEL-A 』のトリビア

【アンジェラのトリビア その1】  『 アンジェラ 』のフランスのワーキングタイトルは「 Alerte rouge 」という。英語では「 Red alert 」となるので、直訳は「赤い警戒警報」ということ。

【アンジェラのトリビア その2】  『 アンジェラ 』は45分のところでどんでん返しがある。でも、リュック・ベッソン監督は、それを明かさないでほしいと声明した。

【アンジェラのトリビア その3】  『 アンジェラ 』のロケーションは、
アメリ (2001) AMELIE POULAIN / LE FABULEUX DESTIN D'AMELIE POULAIN 』も撮影された
モンマルトル Montmartre, Paris 18, Paris, France

ル・ディヴォース/パリに恋して (2003) LE DIVORCE 』も撮影された
エッフェル塔 Tour Eiffel, Champ de Mars, Paris 7, Paris, France

キス・オブ・ザ・ドラゴン (2001) KISS OF THE DRAGON 』も撮影された
セーヌ川 Seine River, Paris, France
を初めとするパリ Paris, France で全編撮影された。
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【『 アンジェラ 』のスタッフとキャスト】
監督: リュック・ベッソン Luc Besson (Directed by)
製作: リュック・ベッソン Luc Besson (producer)
脚本: リュック・ベッソン Luc Besson (Writing credits)
撮影: ティエリー・アルボガスト Thierry Arbogast (Cinematography by)
編集: ステファニー・ペデラク Stéphanie Pedelacq (Film Editing by)
    フレデリック・トラヴァル Frédéric Thoraval (Film Editing by)
美術: ジャック・ビュフノワール Jacques Bufnoir (Production Design by)
特殊効果: ジョルジュ・ドゥメトロ  Georges Demétrau (Special Effects by)
    ジェローム・ミエル Jérome Miel (Special Effects by)
視覚効果: ニコラ・ベルナール Nicolas Bernard (Visual Effects by)
    ニコラ・ガラン Nicolas Galan (Visual Effects by)
音楽: アーニャ・ガルバレク Anja Garbarek (Original Music by)

出演: ジャメル・ドゥブーズ Jamel Debbouze as André
    リエ・ラスムッセン Rie Rasmussen as Angel-A
    ジルベール・メルキ Gilbert Melki as Franck
    セルジュ・リアブキン Serge Riaboukine as Pedro
    オリヴィエ・クラヴェリ Olivier Claverie as Le sécrétaire US
    フランク=オリヴィエ・ボネ Franck-Olivier Bonnet as Le dernier client
    トニオ・デスカンヴェル Tonio Descanvelle as Client Angela 2
    Akim Colour as Le chef des malfrats
    トッド・M・テイラー Todd M. Thaler as Le père d'Angela

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ストーリー展開の前知識やネタばれがお好みでない方は、読まないで下さい。

 映画『 アンジェラ (2005) ANGEL-A 』の「テキストによる未公開映画の再現」レヴューは、現在まだ書けておりません・・・。

参考資料:「映画の森てんこ森」映画タイトル集
       http://www.coda21.net/eiga_titles/index.htm
      IMDb
      allcinema ONLINE
      Nostalgia.com
      CinemaClock.com
      公式サイト(仏語版)
       http://www.angela-lefilm.com/
■映画『 アンジェラ 』の更新記録
2006/03/23新規: ファイル作成
2006/04/28更新: ◆データ追加
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幸田 幸
coda_sati@hotmail.com
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