東京国際映画祭
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 東京国際映画祭@映画の森てんこ森(シャイな幸の独り言)
東京国際映画祭
思いやり(ハリウッド俳優と韓国俳優)
2004年11月03日水曜日 「シャイな幸の独り言」トップへ
 オスカー女優グウィネス・パルトロウ(『 シルヴィア (2003) SYLVIA 』等)とジュード・ロウ(『 アヴィエイター (原題) (2004) THE AVIATOR 』等)の二人がハリウッド俳優の一組。チェ・ジウ(『冬のソナタ』)とイ・ビョンホン(『美しき日々』)が韓国俳優の一組。この二組は第17回東京国際映画祭(10/23-10/31)で、夫々映画祭特別招待作品『 スカイキャプテン ワールド・オブ・トゥモロー (2004) SKY CAPTAIN AND THE WORLD OF TOMORROW 』、『 誰にでも秘密がある 』のキャンペーンで来日した。

 因みに、10月23日は新潟中越地震(新潟県中越地震)が起こり、第17回東京国際映画祭が始まった日だ。
クローサー(原題)
クローサー (原題) (2004)
CLOSER



オーシャンズ12
オーシャンズ12 (2004)
OCEAN'S TWELVE



ポーラー・エクスプレス
ポーラー・エクスプレス (2004)
THE POLAR EXPRESS



ビヨンド the シー 夢見るように歌えば〜 (2004) BEYOND THE SEA
ビヨンド the シー 夢見るように歌えば〜
(2004) BEYOND THE SEA



ナショナル・トレジャー
ナショナル・トレジャー (2004)
NATIONAL TREASURE



ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12カ月 
ブリジット・ジョーンズの日記
きれそうなわたしの12カ月 (2004)
BRIDGET JONES: THE EDGE OF REASON



バッド・エデュケーション
バッド・エデュケーション (2004)
LA MALA EDUCACION (原題)



アレキサンダー
アレキサンダー (2004)
ALEXANDER



ネバーランド
ネバーランド (2004)
FINDING NEVERLAND

 ジュード・グウィネスのハリウッド組は、先ずグウィネス・パルトロウは、好きな日本食は「揚げだし豆腐」と日本語で後は英語で「鮭の照り焼き」と笑顔で答え、そして、ジュード・ロウは「家族の事情で飛行機に乗り遅れ…」と予定より1日遅れて来日したのだが、会見では「こんにちは」と日本語であいさつし、「今日は来られてうれしいです」と笑顔を見せたらしい。

 一方、チェ・イの韓流組だが、来日前から新潟県中越地震のニュースを見ていたというチェは「早く希望を取り戻して元気になってくれることを祈っています」と被災者にエール。イも新潟県中越地震の被災者の方にお見舞いを述べる。そして極めつけは、チェ・ジウが被災者に義援金として現金1万ドル(約106万円)を寄付すると発表したことだ。

 私はグウィネスのファンでもあり、ジュード・ロウが大好きでなんてハンサムなんだろうと見とれてしまうようなミーハーなのだが、この会見においては、チェ・イ韓流組に軍配を上げた。実際ジュード・ロウとグウィネス・パルトロウは会見前に発生した地震で会場のエレベーターが緊急停止して驚いていたそうだから、地震はチョットでも体験したのだから、ファンとして「私たちの映画が被災者の方の何かのお役に立てれば」ぐらいの思いやりのリップサービスをしてほしかった。

 正にハリウッド俳優と韓国俳優の日本への関心度を垣間見たような気がする。でもまあ、ジュード・ロウはハンサムで好きだから許すか!なんちゃって。

 ジュード・ロウの主演する『 クローサー (原題) (2004) CLOSER 』は、ジュリア・ロバーツ(『 モナリザ・スマイル (2003) MONA LISA SMILE 』)、ナタリー・ポートマン(『 コールド マウンテン (2003) COLD MOUNTAIN 』)、クライヴ・オーウェン(『 キング・アーサー (2004) KING ARTHUR 』)と共に四大俳優・女優の華麗な競演。カップル二組の‘三角関係’ならず‘四人関係’みたいなコメディ絡みのドラマである。アンナの役は当初はケイト・ブランシェット Cate Blanchett に決まっていたのだが、二人目の子の妊娠の為に降板し、ジュリア・ロバーツに変更になったという経緯がある。ジュリア・ロバーツは矢張り12月全米公開の『 オーシャンズ12 (2004) OCEAN'S TWELVE 』に出演している。

 さて、12月全米公開映画『 クローサー (原題) (2004) CLOSER 』『 オーシャンズ12 (2004) OCEAN'S TWELVE 』の他に、今月11月の全米公開映画の注目作品も挙げておく。

11月全米公開映画注目作品
■11/10(水) 『 ポーラー・エクスプレス (2004) THE POLAR EXPRESS
 大ヒットした『 ジュマンジ (1995) JUMANJI 』の原作者クリス・ヴァン・オールズバーグの子供向けの絵本“急行「北極号」”を基にした映画だ。映画『 ポーラー・エクスプレス 』の予告編で映像を垣間見たら、それはそれは美しい出来栄えで、ファンタジーそのもの。・・・もっと詳しく

■11/10(水) 『 ビヨンド the シー 夢見るように歌えば〜 (2004) BEYOND THE SEA
 『 ビヨンド・ザ・シー 』は、「♪ラ・メール」の英語版「♪ビヨンド・ザ・シー」の大ヒットを飛ばした伝説の米国シンガー、ボビー・ダーリン( 1936 - 1973 )の短い生涯を、サンドラ・ディーとの結婚・離婚などのエピソードも入れて描いたケヴィン・スペイシー(『 16歳の合衆国 (2003) THE UNITED STATES OF LELAND 』等)の映画である。・・・もっと詳しく

■11/19(金) 『 ナショナル・トレジャー (2004) NATIONAL TREASURE
 日本公開は2005年05月予定のブエナビスタ配給の映画『 ナショナル・トレジャー (原題) (2004) NATIONAL TREASURE 』は、『 ザ・ロック (1996) THE ROCK 』『 コン・エアー (1997) CON AIR 』『 60セカンズ (2000) GONE IN SIXTY SECONDS 』とヒット作を生んだ、製作ジェリー ブラッカイマー&主演ニコラス・ケイジの現代版インディ・ジョーンズ。・・・もっと詳しく

■11/19(金) 『 ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12カ月 (2004) BRIDGET JONES: THE EDGE OF REASON
 『 ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12カ月 (2004) BRIDGET JONES: THE EDGE OF REASON  』は英国の女性作家ヘレン・フィールディング著の大ヒット小説の映画化『 ブリジット・ジョーンズの日記 (2001) BRIDGET JONES'S DIARY 』の待望の第2弾。邦題は『 ブリジット・ジョーンズの日記2 』になるかもしれない。「 The Edge of Reason 」は直訳すれば「理性のふち」「分別の危機」とか「まさに思慮のある言動をしようとして」ということ。一体どんな内容になるのか楽しみである。・・・もっと詳しく

■11/19(金) 『 バッド・エデュケーション (2004) LA MALA EDUCACION (原題) / BAD EDUCATION (英題) 』 Los Angeles、New York City の二都市限定公開。日本公開は2005年春、ギャガ・コミュニケーションズ配給映画『 バッド・エデュケーション (2004) LA MALA EDUCACION (原題) / BAD EDUCATION (英題) 』は、『 ブエノスアイレスの夜 (2001) VIDAS PRIVADAS (原題) / PRIVATE LIVES (英題)
アマロ神父の罪 (2002) EL CRIMEN DEL PADRE AMARO / THE CRIME OF FATHER AMARO / LE CRIME DU PERE AMARO
ドット・ジ・アイ (2003) DOT THE I 』『 モーターサイクル・ダイアリーズ (2004) THE MOTORCYCLE DIARIES 』主演の今旬の俳優ガエル・ガルシア・ベルナルが女装のドラッグ・クイーンになって、性的倒錯や子供の性的虐待を取り入れたりという過激な内容の作品のようである。・・・もっと詳しく

■11/24(水) 『 アレキサンダー (2004) ALEXANDER
 2005年陽春日本公開予定の超大作映画『 アレキサンダー (原題) (2004) ALEXANDER 』は、世界史において偉大な人物の一人、それまでにはなかった最大の帝国を 32 歳までに手にした残忍な征服者、アレキサンダー大王の人生と伝説を、オリヴァー・ストーン監督が大胆、且つ野心的に幅広く描き出す。・・・もっと詳しく

■11/24(水) 『 ネバーランド (2004) FINDING NEVERLAND
 日本公開は2005年01月15日予定の東芝エンタテインメント配給映画『 ネバーランド (2004) FINDING NEVERLAND 』は、『 チョコレート (2001) MONSTER'S BALL 』に次ぐ、マーク・フォスター監督作品。映画『 ネバーランド 』では、『 ピーター・パン2/ネバーランドの秘密 (2002) RETURN TO NEVER LAND 』『 ピーター・パン (2003) PETER PAN 』等で映画化され、世界の人々から愛され続けている文学を生んだJ・M・バリその人と、永遠の少年ピーター・パンや魔法の国ネヴァーランド誕生の経緯を描く。J・M・バリを演じるのは、永遠のハンサム、ジョニー・デップ(『 パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち (2003) PIRATES OF THE CARIBBEAN: THE CURSE OF THE BLACK PEARL 』等)。・・・もっと詳しく

 映画のもっと詳しい情報は、【映画の森てんこ森】 http://coda21.net でご覧ください。

(以上。スペースを含まず 3489 文字/文責:幸田幸)

参考資料:「映画の森てんこ森」映画タイトル集
       http://www.coda21.net/eiga_titles/index.htm
      Yahoo!ムービー 映画情報
       http://movies.yahoo.co.jp/
      IMDb
      allcinema ONLINE
      Nostalgia.com
      CinemaClock.com

Text by Sati
coda21「映画の森てんこ森」幸田幸。
coda_sati@hotmail.com
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