グレゴリ・デランジェール
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 グレゴリ・デランジェール@映画の森てんこ森
グレゴリ・デランジェール ※クリックで「ボン・ヴォヤージュ」公式サイトへ
グレゴリ・デランジェール
2005年1月2日日曜日 「シャイな幸の独り言」トップへ
 グレゴリ・デランジェール Grégori Derangèreって、ご存知ですか?
 グレゴリ・デランジェールって、現時点では、日本では殆ど認知されていないフランス人俳優だ。

 わたし的にはグレゴリ・デランジェールはとても気に入っている。映画『 ボン・ヴォヤージュ (2003) BON VOYAGE 』のフレデリック・オジェ Frédéric Auger 役のグレゴリ・デランジェールは、ハンサムで背も高くて、誠実そうで、優しくて、いざという時には守ってくれそうで・・・。書き出したたキリがないくらいグレゴリ・デランジェールは魅力的だ。
 実際グレゴリ・デランジェールは映画『 ボン・ヴォヤージュ (2003) BON VOYAGE 』では主役だと思うのだが、日本での知名度の点で、イザベル・アジャーニやジェラール・ドパルデューには圧倒的に敵わないので、小さく取り扱われている。ファンとしてこれは残念で彼が可哀相だ。

グレゴリ・デランジェール01
画像は、『
ボン・ヴォヤージュ 』の公式サイト

http://bonvoyage-cinema.jp/から引用。
 私、幸は、このグレゴリ・デランジェールを映画『 ボン・ヴォヤージュ (2003) BON VOYAGE 』で初めて見た。
 2003年の「シャイな幸の独り言」エッセイ「09/20 フランス人俳優3人」で、<『 アメリ (2001) AMELIE POULAIN / LE FABULEUX DESTIN D'AMELIE POULAIN 』のマチュー・カソヴィッツか、『 ジェヴォーダンの獣 (2001) LE PACTE DES LOUPS (原題) / BROTHERHOOD OF THE WOLF (英題) 』のヴァンサン・カッセルか、 『 ピアニスト (2001) LA PIANISTE (原題) / THE PIANO TEACHER (英題) 』のブノワ・マジメルかの三人のうち誰を取るかと訊かれると、ムムム・・・???。マチュー・カソヴィッツです。>と書いたことがあるが、今ではグレゴリ・デランジェールだと言ってもいいかも...とぐらいに思っている。

 それで、フランス映画に詳しいパリのYさんに、グレゴリ・デランジェールの情報をお願いしていた。彼女からグレゴリ・デランジェールの映画『 レクイピエ(原題) (2004) L'Equipier 』のフランス語サイトを教えてもらったが、フランス語に悪戦苦闘。そんなとき、嬉しくもYさんからグレゴリ・デランジェールのプロフィールをいただいた。ヤッタッー!!です。
 ※その後、Yさんから下知識をもとにして、幸なりに映画『 レキピエ (原題) (2004) L'EQUIPIER (仏題) / THE LIGHT (英題) 』をフランスやアメリカのサイトで調べてみた。

 眠気も吹っ飛んで、ガリガリ・コツコツ... と「グレゴリ・デランジェール」ページを作成しだしています。
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 パリのYさんのメールから、グレゴリ・デランジェール絡みの文を紹介すると・・・
<確かに、“Bon Voyage”の彼は、ひょろ長でとっぽくって(?)、最後に現れた時なんか、どことなく、ドアノーの『市庁舎前でキスする恋人達』 の男みたいですよね。あの映画は楽しかった。シナリオもよかったし、流れもスムーズでした。私に言わせれば、”輸出可能”仏映画のひとつ。
 最近の映画で、デランジェールが出ているのは、ルルーシュの新作『Genres Humaines』と、フィリップ・リオレの『L'Equipier』 です。ルルーシュの方は、話を織り上げている沢山の人達の一人(うさん臭い不動産屋)で、リオレのは、フィリップ・トレトン、サンドリン・ボネールと言 う性格俳優達との競演です。ルルーシュのは、思いっきりもったいぶって上映されたけれど、出来は...ルルーシュはロバート・アルトマンでは無い、というのを確信しただけ。3部作らしいけれど、とても高いお金を払ってまで2部と3部を見に行こうとは思えない作品でした。
 『L'Equipier』のデランジェール君は、押さえた演技で、トレトンといいコンビでした。おまけに、来年行こうと思っているブルターニュの島で撮影された作品(実はそれで見に行った!)で、画像を見て、ますます行きたくなりました。彼の魅力は、あの、ハンサムなのかも...、頼りなさそうだけど....、何考えてるのかなあ....とっぽいのかなあ....ひょっとして頑張ったりして....、ひょっとして、すごい腹黒?...いえいえ、優しそう....という、点々が 一杯の所かも知れません。フランス映画では、いわゆる”美形”って受けないでしょ。B・マジメル君なんか、珍しいたぐい。でも、彼も性格俳優だし。私の姉は、どうして、フランスの男優ってハンサムが居ないのだ?と不思議がってます。
 いい俳優が一杯いるって、私は思うのですがね。確かに、私のお気に入りのジャック・ギャンブランやマチュー・アメルリックは....まあ、ハンサムと は....>
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 さらに以下にグレゴリ・デランジェールのプロフィールを引用すると、
グレゴリ・デランジェールのプロフィール
 以下はパリ在住Yさんからいただいた「グレゴリ・デランジェール」データ。

グレゴリ・デランジェール02
http://bonvoyage-cinema.jp/

グレゴリ・デランジェール
Grégori Derangère


生年月日:?
身長:?(デカそう)
体重:?
家族構成:?
未婚・既婚:?
出身地:?
職業:俳優
現在解っている経歴

1992年:グレゴリ・デランジェールは、演劇学校クール・フロランの自由コースに入り、ジョセフィン・デレンヌ(ジョセフィーヌ・ドレンヌ)のアトリエで学ぶ。

1993年:グレゴリ・デランジェールは、テレビの連続ドラマ“Les années lycées”の1話に出演、初めてカメラの前に立つ。

1995年:有名な国立高等演劇アート&技術学校(ENSATT)のコンクールに受かる。エリック・ロシャン監督の“Anna Oz”で映画デビュー。

1999年までは、グレゴリ・デランジェールは、主にテレビ映画に出演していたが、ローラン・ペラン監督の“30才”のアントワーヌ役に抜擢され、アリエル・ドンバール、ジュリー・デパルデュー、ローラン・リュカ達と共に、出演。
 次いで、出演したフランソワ・デュペイロン監督の“La Chambre des officiers (Cannes 2001出品作)”では、戦争で顔をメチャクチャにされた将校の一人を演じ、最有望新人男優賞にノミネートされる。

2002年:グレゴリ・デランジェールは、レミ・ワテールウース監督の不動産ドラマチック・コメディー“Mille millièmes”に出演。エゴイストで若いアパートの持ち主の役を演じる。 同年撮影のJ・P ラプノー監督の“Bon Voyage”の目を見張るようなキャスティングに加わり、主役を演じて2004年度セザール賞で、最有望新人男優賞受賞。

2003年:ブルターニュの島の灯台守の厳しい日常と、島の中での、よそ者と住人との間の流れる感情を描いたP・リオレ監督の“L’Equipier”では、グレゴリ・デランジェールは、サンドリン・ボネールとフィリップ・トレトンと共演している。(2004年上映)

2004年:グレゴリ・デランジェールは、クロード・ルルーシュ監督の“Les genres humaines/ Parisiens”では、一見ボーッとした、実は怪しげな不動産屋を演じている。
 さて、TV映画“ダルタニアンと三銃士”ですが、?マーク付き。 情報サイトに依って、出演俳優の名前が変わっています。G・デランジェールがアラミスの役(だと思った!)だと発表しているのがほとんどですが、IMDbでは、別の俳優になっています。又、リシュリューの役に、チェッキー・カリョと発表している所とジャン・ユーグ・アングラードと発表している所があります。
 確か、撮影はもうとっくに終わっている筈なのにね。エマニュエル・べアールはミレディ、そして、ダルタニアンにはヴァンサン・エルバーズ、これは変わりません。(なんにしても、すごそう!)
 Film de Cult サイトの、ギヨーム・マサールがデランジェールの事を、“フランス映画界の中での、誠実さという光。”と言ってました。

 グレゴリ・デランジェールの年齢については、昨年の“ボン・ヴォヤージュ”上映の際に、32才と書いてあったので、今は33〜34才だと思います。 又、血液銀行のキャンペーンに顔を貸しています。 彼は、独仏共同運営の文化的なTV局ARTEのプロ協力者の中に、名前を連ねています。

 グレゴリ・デランジェールの個人サイトは:gregoriderangere.com
 contactページに、メールを書く事が出来ますよ!

※ENSATT=l'Ecole Nationale Supérieure des Arts et Techniques du Théâtre(国立舞台芸術高等学校)

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 以下はIMDbのグレゴリ・デランジェールのデータです。(2004/12/28現在)
 
  1. Genre humain - 1ere partie: Les parisiens, Le (2004) .... L'agent immobilier
  2. Equipier, L' (2004) .... Antoine Cassendi
  3. Bon voyage (2003) .... Frederic Auger
  4. Annee des grandes filles, L' (2002) (TV) .... Rene
  5. Mille milliemes (2002) .... Vincent
    ... aka The Landlords (International: English title)
  6. Chambre des officiers, La (2001) .... Pierre
    ... aka Officer's Ward (International: English title)
  7. Bois du Pardoux, Le (2000) (TV) .... Bernard
  8. 30 ans (2000) .... Antoine
    ... aka 30 Years (International: English title)

  9. "Sauvetage" (1999) TV Series .... Simon
  10. Pas de scandale (1999)
    ... aka Keep It Quiet (USA)
    ... aka No Scandal (Europe: English title)
  11. Occasionnelle, L' (1999) (TV) .... Laurent
  12. Chez ma tante (1998) (TV) .... Clement
  13. Amis pour la vie (1997)
  14. Marie Baie des Anges (1997) .... Le Pilot de F1
    ... aka Angel Sharks (UK)
    ... aka Marie from the Bay of Angels (USA)
  15. Paloma (1997) (TV) .... Raphael
  16. Un chantage en or (1996) (TV) .... Xavier
  17. Anna Oz (1996) .... Thomas

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参考資料:「映画の森てんこ森」映画タイトル集
       http://www.coda21.net/eiga_titles/index.htm
      IMDb
      allcinema ONLINE
      Nostalgia.com
      CinemaClock.com
      AlloCine : Cinema
      FilmUP http://www.filmup.com
※タイトル画像は、アスミック・エースに掲載許可申請中
Text by Sati
coda21「映画の森てんこ森」幸田幸。
coda_sati@hotmail.com
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