【映画『SAYURI』のプレス・リリース】
※以下の映画『SAYURI』のデータは、配給元ブエナビスタインターナショナルジャパンから得たプレス・リリースです。許諾のもと掲載しています。映画『SAYURI』についてもっと詳しくは、幸の映画解説『 SAYURI (2005) MEMOIRS OF A GEISHA 』をご覧ください。【ファイル編集:映画の森てんこ森幸田幸


2005年最大の話題作、世界初の記者会見!

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  SAYURI「クランクアップ記者会見」

監督:ロブ・マーシャル

渡辺謙/役所広司/ミシェル・ヨー

桃井かおり/工藤夕貴/コン・リー/大後寿々花


  スティーブン・スピルバーグが製作、『シカゴ』のロブ・マーシャルが監督を手がけ、アジアを代表するスター俳優が結集した世紀の映像プロジェクトS A Y U R I」の豪華スタッフ&キャストが来日し、世界に先駆けて、131日(月)、東京・日比谷の帝国ホテルにてクランクアップ記者会見が行われた。

本作品は、世界的ベストセラーを原作に、ただ一つの愛を心の支えに過酷な運命に立ち向かうヒロインの姿を、究極の映像美で描き出したラブ・ストーリー超大作。

会見の 2日前の129日(土)に日本での撮影を終えたばかりのロブ・マーシャル監督は、「私の視点の中にある、日本の192040年代を撮っており、日本という非常に神秘的で美しい世界を描くと同時に、“芸者”とは何かを描いています。“芸者”とは“芸”の“者”で、アーティストです。我々アメリカ人が知らない世界で、そのベールを私がはがすのですが、これはドキュメンタリー作品ではなく、ある“おとぎ話”として描きたいと思ったからです。そして、それがある少女の視点から語られており。それがこの小説に対する私のインプレッションなのです」とこの映画が<ユニバーサルなテーマ>であるとアピールした。

この作品でハリウッド 3作目となる渡辺謙は、「この映画のコンセプトを監督とも色々と話し合いました。すると、監督のビジョンは明確で、これはある場所で、ある女の子が、とてもすごい人生を歩むというファンタジーな映画にしたいんだという話をされて今回は監督の美学に全権をゆだねようと思いました。そうしたファンタジーさというのは、今回は非常に成功していると自負しています」と、世界を舞台に活躍する俳優としての風格を見せ付けた。

また、今回がハリウッド初挑戦となる桃井かおりは、「ふざけた白塗りの“芸者”じゃなくて、アールデコと混ざっている日本とかが、本当に美しいんです。私もすごく楽しめたし、今の若い人にとってすごく楽しい日本だと思います」と、身振り手振りを交えながら熱心に語った。

会見には、アジアを代表するスターを一目見ようと約600人を超える報道陣で溢れかえり、立つ場所がないほどの盛況ぶりだった。また、会見中は、今回参加できなかったヒロイン、さゆり役のチャン・ツィイーや製作のスティーブン・スピルバーグからのビデオメッセージが紹介され、さらに会場の雰囲気を盛り上げた。日本公開は本年 12月の予定。

 

配給:ブエナ ビスタ インターナショナル(ジャパン)/ 松竹